〜身体からのサインを傾聴する〜
養生生活案内人・今村葉子です
早いもので
もう年の瀬ですね
さて
私は普段は耳鼻科の隣にある
調剤薬局で働いているので
喉に違和感を感じる方に
数多く遭遇します
喉が腫れまくってる
食事が喉を通らん
癌じゃなかろか……
死ぬかもしれん……
など
どんどん心配が膨れ上がって
受診される方も多いです
そしてほとんどの方が
「ファイバースコープで
喉の奥を科学的に診察しても
何も異常がないって
言われました…… 」
と話されます
そんな方が
結構な確率で多いです
これはズバリ漢方的には
気滞
という症状です
漢方の考え方のひとつに
氣の停滞
という考え方があります
氣とは
ザックリ言うと
エネルギーのようなもの
と思っていただけると
いいかと思います
氣って、エネルギーだから
目には見えないものなんですよね
ここで
「電気」を思い浮かべましょう
例えば冷蔵庫
これは電気が通っていなかったら
ただの大きな箱にすぎず
機能を果たせません
人の身体も「氣」が通らなかったら
ただの肉の塊に過ぎず
機能が働かない
ということです
様々なストレスが加わることで
この氣の流動が悪くなり
身体の機能に不調を起こすことが
多々あります
最初に書いていた
喉の詰まり感も
ヒステリー球などと呼ばれることがありますが
氣が動かずにとどまってしまい
喉のところに溜まった状態です
氣が停滞する原因の多くは
ストレスです
自分でできる対策としては
香りを意識した生活を
送ってみられるといいでしょう
漢方では香りの強い生薬が入った
薬をチョイスすることが多くなります
候補となる漢方も
いくつかありますが
諸々と細かいお話しを伺うことで
選ぶ漢方も変わります☺️
ストレスを抱えて
不調が山積みとなる前に
早めの対策がおすすめです
年末に向けて
忙しくなってきますね
美しいイルミネーションや
Xmasプレゼントなど
楽しいこと
考えましょ❤️
