MeijiSeicaファルマの現役社員からなる「チームK」の方々の「私たちは売りたくない」という本は、現在書店ではあまり見かけないようですが、電子書籍などで読むことは可能です。
(紙媒体の書籍の方は11月に再入荷予定なのでしょうか、私はAmazonに紙媒体の書籍も予約しておりますが・・)
この本の中で、米国のバイオテクノロジー企業モデルナ社が現在開発しているmRNAタイプのワクチンについてまとめられた表があります。
■COVID-19 は「mRNA製剤」が従来のワクチンと置き換わる転換点だった
日本政府が2020年9月から2022年9月までに、モデルナ、ファイザー、アストラゼネカ、ノババックスなどから購入した新型コロナワクチンは合計8億8200万回分、金額にして約2兆4037億円にのぼった、とあります。
22年4月にNHKが新型コロナワクチンの4回目接種までにかかった費用について、2兆4000億円と指摘しています。
岸田首相 ワクチン2兆4000億円かけ購入 “必要な費用だった” | NHK | 新型コロナ ワクチン(日本国内)
その後も日本では国民への新型コロナワクチン接種を延々と行い、22年秋から5回目、23年春から6回目、23年秋から7回目という回数の接種を行ってきたわけです。
その後の追加接種や新たなワクチンの導入などを含めて、2024年9月現在までの総額はおそらく3兆円を超えていると推測されます。
その内、廃棄処分になったものが、2億4000万回分、金額にして6600億円分もあったそうです。
但しこの金額には、ワクチンの購入費用、物流費用、保管費用、接種体制の整備費用などが含まれている、などとあります。
従来のワクチンといえば、不活化タンパクのワクチンでした。そのワクチン市場を破壊したのが米国のバイオテクノロジー会社モデルナだったようです。
例えば、ファイザーのmRNAワクチン製造の技術にはモデルナが取得した技術が使われているなどと同社がファイザー社を相手に訴訟を起こしています。
22年8月のBBCニュースより
米モデルナ、ファイザーなどを提訴 新型ウイルスワクチンめぐる特許侵害で
米バイオテクノロジー企業モデルナは26日、新型コロナウイルスワクチンに関し、米製薬大手ファイザーと独製薬企業ビオンテックを特許侵害で提訴した。
モデルナは、新型ウイルスのパンデミック以前に開発したメッセンジャーRNA(mRNA)技術をファイザーとビオンテックが模倣したと主張している。
同社は米マサチューセッツ州の連邦地方裁判所と独デュッセルドルフの地方裁判所に提訴した。請求する損害賠償額は明らかになっていない。
ファイザーは訴訟に「驚いている」、「積極的に自社の立場を弁護」していくとしている。
米モデルナ、ファイザーなどを提訴 新型ウイルスワクチンめぐる特許侵害で - BBCニュース
■核酸医薬品のみの製薬会社モデルナ
21年7月のBloombergの記事より
モデルナ、「ワクチン市場を完全に破壊」へ、ジカ熱やHIVも念頭
米バイオテクノロジー会社モデルナは1年前、市場で販売する製品はなく、有望だが全く立証されていない技術を持つ赤字企業で、大規模試験を完了した医薬品・ワクチン候補もなかった。
メッセンジャーRNA(mRNA)の新型コロナウイルスワクチンが第3相試験に入る直前でも、これが旧来のより確立したワクチン技術にどれほど匹敵するものになるかについて、専門家の間で意見が分かれていた。
米製薬モデルナが2日発表した2023年7〜9月期決算は、最終損益が36億3000万ドル(約5400億円)の赤字(前年同期は10億4300万ドルの黒字)だった。新型コロナウイルスのワクチンの販売減速で、2四半期連続の赤字となった。
同社の唯一の製品である新型コロナワクチンの需要が減った影響で、7〜9月期の売上高は18億3100万ドルと前年同期比46%減った。ワクチンの販売不振で13億ドルの在庫評価損を計上したほか、生産能力の縮小に伴う費用も重荷となった。
9月から新型コロナの派生型「XBB.1.5」に対応する新しいワクチン接種が始まったが、大半の人は11〜12月に接種すると予想している。モデルナのコロナワクチンの米国市場のシェアは22年の36%から足元で45%に増えた。
23年12月通期については、最低60億ドルのワクチン売上高を見込む。従来は60億〜80億ドルを予想していた。
24年12月通期の売上高見通しは40億ドルとした。24年に米食品医薬品局(FDA)に承認される見通しの呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症向けワクチンの接種開始を見込む。同社は26年に損益均衡を目指す。
ジェイミー・モック最高財務責任者(CFO)は2日のアナリスト説明会で「24年は低水準となりそうだが、25年には再び成長軌道に戻る」と話した。25年には新型コロナとインフルエンザの混合ワクチンの承認も目指す。
モデルナ、「ワクチン市場を完全に破壊」へ-ジカ熱やHIVも念頭 - Bloomberg
21年7月の時点で、新型コロナワクチンの世界市場で、モデルナ社のmRNAワクチンは販売減速し、赤字に転落。
新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンをいち早く実用化し、一躍、世界有数の製薬企業となった米モデルナ。来日したステファン・バンセルCEO(最高経営責任者)が9月14日、東京都内で記者会見を行い、事業の展望や日本市場への期待を語りました。
INDEX
46の開発プログラム
バンセルCEOが記者会見で最も強調したのは、mRNAのワクチン・治療薬としての可能性です。バンセル氏は、生物の遺伝情報が4種類の塩基で構成されていることを、2進法をとるコンピューターになぞらえ、mRNA医薬を「デジタルメディスン」と表現。「モデルナはコロナワクチンの会社ではなく、非常にエキサイティングなプラットフォームであるデジタルメディスンmRNAを有する会社だ」と話した。
バンセルCEOによると、モデルナでは今年8月時点で46の開発プログラムが進行中。新型コロナ、季節性インフルエンザ、RSウイルスなどの呼吸器感染症に対するワクチンや、サイトメガロウイルス、HIV、ジカウイルスといった感染症に対するワクチンの開発を進めているほか、治療薬として「がん免疫療法」「希少疾患」「循環器系疾患」「自己免疫疾患」の4領域で14の新薬候補を抱えています。
インフルエンザワクチン 来年の承認取得目指す
季節性インフルエンザワクチンは来年の承認取得を目指しており、新型コロナと季節性インフルエンザの混合ワクチンも24年の承認取得を目指して開発が進んでいます。バンセルCEOは、mRNAを活用することで地域ごとに流行株に応じた最適なワクチンを提供できるようになると強調。RSウイルスを含む3種混合ワクチンの実用化にも意欲を示し、地域ごとにカスタマイズされた混合ワクチンを使って呼吸器系ウイルス全般を年1回の接種で予防するビジョンも披露しました。
治療薬では、米メルクと共同開発している個別化がんワクチンや、希少疾患であるプロピオン酸血症/メチルマロン酸血症治療薬、心筋虚血治療薬が臨床試験を実施中。特に個別化がんワクチンは「世界でも最良クラスの治療選択肢になる」と期待しました。
バンセルCEOは「世の中には人々を保護する手段がないウイルスがまだ多くあり、できるだけ多くのワクチンを開発したい。向こう1~2年の間に、ラボから臨床試験に展開していきたい」とし、「プラットフォームについても拡大していきたい。mRNAにはまだたくさんの可能性があり、さまざまな患者に成功裏に届けていけたらと思っている」と話しました。
日本に製造拠点
かつて日本に住んだ経験があり、親日家だというバンセル氏。日本市場について「医療体制が非常に高いレベルにあり、魅力的な市場だ。非常に魅力的な機会が備わっている。日本は私にとって思い入れのある国でもあり、できるだけ迅速に製品を届けたい」と語りました。
日本への投資についても意欲を示し、「新しいイノベーションを日本でも展開していきたい。日本でも最高の治療選択肢が備わるべきだと考えており、mRNA医薬の製造工場を日本に建設することを検討している」と表明。会見に同席した日本法人の鈴木蘭美社長は「日本に製造拠点をつくり、国産の最高品質のワクチンを日本の皆さんに届けたいと考えている。これが叶えば、次にパンデミックが起きたとすると、日本政府の指示を受けてから数カ月以内に全国民にワクチンを届けることができる」とし、「今回の来日でステファンが政治家や官僚の皆さんと対話することによって、われわれが成し遂げようとしていることの重要性や意義を理解してもらえたらと期待している」と話しました。
特許訴訟「すべての特許は尊重されなければならない」
モデルナは先月、mRNAに関する自社技術の特許を侵害しているとして、米ファイザーと独ビオンテックに対して訴訟を起こしました。モデルナは従来、パンデミック中は特許権を行使しない方針を示していましたが、このことについて問われたバンセルCEOは「今はワクチンに対するアクセスは問題になっていない。すべての特許、発明は尊重されなければならない」と語りました。
パンデミックの初期の段階でファイザー/ビオンテックのワクチンがモデルナの特許を侵害している可能性を認識していたといいますが、「パンデミックの中で特許について争うのは適切ではないと判断した。当時はモデルナやファイザーを含め、さまざまな企業がワクチンを届けようと懸命に努力していた。共通の敵はウイルスだったからだ」と説明。「しかし今は状況が変わっている。知的財産はこの業界にとって基盤だ。10年以上かけてつくってきたものに対して知財が行使されないということであれば、モデルナの強さは生かされない。それはほかのバイオテックについてもしかりだし、ビオンテックも同じだと思う」と話しました。
バンセルCEOは、WTO(世界貿易機関)が6月の閣僚会合で合意した新型コロナワクチンに関する特許の放棄にも言及。「新しいテクノロジーに投資することはリスクが高い。イノベーションはしかるべき報酬を受けるべきだし、そうでないと社会に悪影響が及ぶ」と訴えました。
顎の割れていない「バンセルCEO」
【経産省】モデルナなどに955億円-ワクチン生産事業採択
「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」の2次公募の採択結果を公表した。23件、約955億円分の事業を採択し、mRNAワクチンの製造拠点に関する整備事業、ウイルスベクターワクチンの製剤化・充填拠点の整備事業等が実施される予定。
今回の公募では、ワクチン製造拠点が2件、製剤化・充填拠点が3件、部素材等の製造拠点が18件で、計23件の整備事業が採択された。
ワクチン製造拠点の整備事業では、モデルナ・ジャパン、ARCALISによるmRNAワクチンが採択された。
【経産省】モデルナなどに955億円-ワクチン生産事業採択 - QLifePro 医療ニュース
井上正康先生から「経産省が予算をとりすぎた」というご指摘がありましたが、このことを指しているようです。
破壊的技術、mRNAの受託製造拠点を福島県南相馬市に建設:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)
米国のバイオテクノロジー企業モデルナや同じく米国ARCALISを事業採択してワクチン開発・生産体制強化を試みる経産省。
一方で、厚労省はワクチンの認可についての権限をもっているわけですが、その副反応についての検証は以下の様な方々に任せているそうです。
この方々は製薬会社から50万円~500万円の謝礼を受けとっており、分科会の議事録にもその事実が記載されています。この構造自体、問題が大いにあります。
あっ!ま~た手が滑ったよ~( ´∀` ) pic.twitter.com/svFfrx8VKv
— 渋沢 栄一郎🗣#NO SLIP NO LIFE (@sibusawaeiiti) September 23, 2024
令和6年4月15日 第101回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和6年度第1回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)議事録|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
参考
パスツール研究所のノーベル賞学者からのコロナワクチンへの警告「歴史的な過ちとなる」と | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
モデルナ社はパンデミックの前から新型コロナワク○○の開発を開始していた? | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
「軍がワクチン倉庫を破壊」~モデルナ社ワクチン100万バイアルを粉砕 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
「彼らはリスクがないかの様な欺瞞に満ちた演劇を演じていた」(パクストン司法長官) | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
戦後最大の超過死亡数、”厚労省による広域火葬計画下の日本の「オミクロン後の社会」” | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
再投稿:Modernaがバイオディフェンスマフィアの単なる隠れ蓑である理由 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
「mRNAワクチンの指示は免疫修復メカニズムを抑制し、それ自体で新しい癌につながる?」 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
再投稿:英国市民、国際刑事裁判所に製薬大手CEO、ジョンソン首相らを「大量虐殺の罪」で提訴し受理 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
モデルナ社のワクチンによって人生が破壊された事例
EXCLUSIVE: Young Ontario woman's life becomes a living hell after Moderna booster shot leaves her paralyzed. Doctors confirm vaccine connection and offer Medical Assistance in Dying (MAID).
— The Canadian Independent (@canindependent) February 16, 2024
Kayla Pollock is a 37-year-old mother from Ontario whose life took a drastic turn after… pic.twitter.com/SKQEg8Uj4K
オンタリオ州の若い女性がモデルナの追加接種で麻痺し、生き地獄と化す。
医師らはワクチンとの関連性を確認し、安楽死支援(MAID)を申し出る。 ケイラ・ポロックさんはオンタリオ州出身の37歳の母親で、モデルナ社の新型コロナワクチンの追加接種を受けてから人生が一変した。
首から下が麻痺し、それ以来ずっと辛い試練に耐えている。
■福島県相馬市
COVID-19の出始めの頃、PCR検査の開発者であり 特許を持っていたキャリー・マリス博士はコロナの検査を否定する講演会を各地で行い、その直後に謎の死を遂げられました。一方、「日本ではPCR検査が絶望的に足りない、足りない」とメディアに露出しながら、PCRを煽りに煽り、「プランデミックの演出」で大いに活躍したWHO元特別顧問の渋谷健司医師は自らが相馬市のワクチンセンターの所長をつとめられていたわけですが、311の被災地であった福島県の南相馬市は、現在までにmRNA製剤の一大拠点となってしまったようです。
いまこそ国民全員にPCR検査を! なぜ日本は検査数を絞るのか | 文春オンライン (bunshun.jp)
相馬集団接種と渋谷健司教授 | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス] (japan-indepth.jp)
ところで、COVID-19の原因ウイルスとされているSARS-CoV₋2は、単離はおろか、実は分離に成功したとされる機関のどこにも詳細な実験データーが存在しない、と指摘されているようなのですが・・
FOIは、世界中の保健/科学機関(224以上)が、SARS-COV-2の分離/精製の記録を持っていないことを明らかにしています - フッ化物フリーピール (fluoridefreepeel.ca)
ARCALIS南相馬工場が完成、mRNAワクチンの原薬を製造へ
株式会社ARCALIS|株式会社ARCALIS|世界のバイオロジクスをリードする日本初のmRNAに特化したCDMO
第一三共も従来の不活化タンパクワクチンの製造は終了すると発表しているそうです。
当のモデルナ工場については22年頃には下のようなニュースが出ていましたが、その後はどうなっているのでしょうね。
モデルナが日本で工場検討 CEO、政府との10年契約前提 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
おまけ
ところで、モデルナのCEOステファン・バンセルという方はこの写真のようにあごが割れていました。22年9月に来日した「バンセルCEO」のあごは割れていませんでしたね。22年11月14日米国東部時間午前10時に米軍のグァンタナモで既に処刑された、などとあります (信じるかどうかはご自由ですが)
米海軍グアンタナモ湾病院長のリチャード・G・ゼーバー大尉が証人席で、バンセルの血液からは、彼本人は99%未接種と証言したそうです。罪状はモデルナ社のワクチンで起こった死傷者に対する責任及び人道に対する罪の償い、とあります。
軍事法廷がモデルナ社のCEOステファン・バンセルに有罪判決 | Real Raw News 日本語版 (realrawnewsj.com)
モルデナCEOのバンセルが崇拝していた悪魔 “バフォメット” | Real Raw News 日本語版 (realrawnewsj.com)
追記
日本では現在、1歳半までに小児科学会が推奨している乳幼児のワクチン接種が10種類以上母子手帳にくみこまれているそうです。
B型肝炎、ロタウイルス、DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)、Hib(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌、BCG(結核)
MR(麻疹・風疹)、水痘、日本脳炎、インフルエンザ(任意接種)
日本の子どもが接種するワクチン- Know VPD! (know-vpd.jp)
これはいくらなんでも異常だと思わない方がどうかしています。
私が子供の頃はせいぜい、幼稚園くらいのときにBCGと種痘やったくらいで、3日はしかにはかかったけど、普通にさほど重症化などせず治ったし、インフルエンザにも12歳のとき1度かっかったくらいで、大人になってから、仕事が忙しくてEBウイルスで伝染性単核球症にかかって3日ほど入院したのが唯一のウイルス感染です。その後何も後遺症もなく、病気とはほぼ無縁です。
今回のCOVID-19ではうちは家族のだれもワクチン打たず、コロナにもかかっていませんよ。外出から帰宅した際のうがいと手洗いを励行していますが。これから先の人生でも、ワクチンは一切、自分も打つつもりはないし、経験的に、人にも接種をすすめません。1類感染症の発生地域には行きませんし、致死率からして新型コロナはそもそも2類相当ではありませんでした。
日本のワクチン市場がmRNA製剤に置き換わって破壊されていくことで、乳幼児のワクチンも含めたワクチン接種の全体が本当に感染症予防に必要なのかどうか、考えるきっかけになるといいですね。
英国の大規模データーによれば、この20年で自己免疫疾患が4%増え人口の1割と報告 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)









