現在のパスツール研究所(Institut Pasteur)

 

■パスツール研究所

フランスのパリにある生物学・医学研究を行う非営利民間研究期間であり、PSL研究大学の機関。ルイ・パスツール(1822~1895)が狂犬病ワクチンを開発し、1887年に開設。

 

 

微生物、感染症、ワクチなどの基礎・応用研究の世界的権威。近年ではAIDSの原因ウイルスであるHIVの単離などの業績が有名。2014年には世界で最初にエボラ出血熱の原因であるウィルスを特定、現在、世界の他の33研究機関と連携し、ウィルス遺伝子の解析を行っている。

 

 

パスツール研究所は、「日本の細菌学の父」として知られる北里柴三郎博士が学んだ研究所で、彼は世界中で長年「黒死病」のパンデミックを引き起こしてきたペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献したことでも有名。

 

 

AIDSの病原体であるHIVの単離で2008年にノーベル生理学・医学賞を受賞したのがパスツール研究所のリュック・モンタナエ博士という人物です。

 

 

ウイルス学が専門のモンタナエ博士はCOVID-19発生当初から「コロナは武漢研究所の人工操作で発生したもの」と看破していました。

 

 

 

■モンタナエ博士からの警告

ワクチン接種は歴史的な過ちとなるだろう

前記事で、モンタナエ博士のことを書きましたところ、rika-mm2hさんが動画を教えて下さり、実際のインタビュー内容を確認したので、今回の記事を書きました。


 

モンタナエ博士の警告:動画(2分17秒)

 

インタビュー動画より文字起こし    Q:インタビュアー M:モンタナエ博士

「受け入れがたい過ちだ。歴史書にはそのことが記されるだろう。」

Q:

WHOの提供するグラフを1月にワクチン接種が開始されてから新規感染者を示す曲線は死亡者を示す曲線とともに爆発的に増加していて、特に若い人の多くが血栓で死んでいます。

大きな国で大規模に行われているワクチン接種のプログラムはとんでもない過ちではないだろうか? 

 

M:

科学的な誤りであると同時に、医学的な誤りでもある。

 

受け入れがたい過ちだ。歴史書にはそのことが記されるだろう。何故ならワクチン接種が変異株を生み出しているのだから。

 

中國のウイルス(武漢株)に対してはワクチンによってつくられた抗体があるよね。ウイルスはどうすると思う?死ぬのか、それとも別の解決策をみつけるのか?新しい変異株はワクチン接種の結果として生み出されたものなのだ。

 

どの国でも同じことが起こっているのが分かる。ワクチン接種の曲線のあとに死者の曲線が続いている。私はこの現象を注意深く観察していて、研究所ではワクチン接種後にコロナに感染した患者の実験を行っている。ワクチンに耐性のある変異株が作られていることをお見せしよう。

 

Q:

パンデミックのときもワクチンを接種すべきですか?

 

M:

そんなことは考えられない。彼らは沈黙してるのだ。多くの人が知っていることで、疫学者も知っている。ウイルスによって作り出される抗体は感染を増強することが出来る。これはいわゆる抗体依存性感染増強(ADE)と呼ばれるもので、抗体が特定の感染を有利にする。抗体はウイルスに付着し、その瞬間からウイルスは受容体や抗体を有することとなり、マクロファージにも存在する。
 

ウイルスが活発になるのは偶然ではなく、抗体との関連があるという事実があるのだ。

 

新しい変異株が作られるのは、ワクチン接種による抗体を媒介とした選択によるものであることは明らかだ。

 

長年に渡り「ウイルス」と関わってきた人物の深刻な警告は、やはり決して見過ごしてはならないと思います。

 

当初、「ヒト‐ヒト感染はない}などと発表していたWHOの発信よりもよほど重要な意味をもっています。

 

■阪大微研グループ、新型コロナにADE抗体がつくられていることを発見

阪大の微生物病研究所 ”微研” Research Institute for Microbial Diseases

大阪大学微生物病研究所 荒瀬尚教授
 

そして、モンタナエ博士のご指摘通り、変異株が武漢株に置き換わった現在の日本で、阪大の微生物病研究所の荒瀬尚教授の研究グループが、実際に、COVID-19の重症患者では、感染増強抗体の高い産生が認められることを発見し、また、非感染者においても感染増強抗体を少量持っている場合があることをみつけて発表しています。

 

この発見は科学誌の中で、現在最も文献引用回数の多い「Cell」に発表されています。それほど世界にっとって今最も重要度の高い貴重な発見だったのです。
 

研究の詳細はこちらから閲覧できます。

http://www.biken.osaka-u.ac.jp/_files/_ck/files/researchtopics/2021/2021LiuArase-Cell-1.pdf

 

引用元:

 

 

 

パリのパスツール研究所旧館、世界の33の研究機関と連携している

 

■リュック・モンタナエ博士

フランス人で、パスツール研究所に在籍し1983年、AIDSの病原体であるHIVの単離によって2008年にフランソワーズ・バレ=シヌシ及びハラルド・ツア・ハウゼンと共にノーベル生理学・医学賞を授与されたウイルス学の専門家。

 

 

彼は2019年に中國の湖北省武漢のウイルス研究所から流出したSARS-CoV-2によって引き起こされた今回の新型コロナパンデミック(VOVID-19)発生の当初から、「コロナは武漢研究所の人工操作で発生したもの」と看破していました。

 

■米NIAIDのファウチ博士は武漢ウイルスの機能獲得実験に資金提供していた事実が判明

反対に、真っ先に「人工ウイルス説」を否定したのがピーター・ダザックという人物。

 

彼は米国の保健行政のトップであるアンソニー・ファウチ博士が所長を務めるNIAIDの下部組織、EcoHealthAllianceという機関の代表者です。

 

ダザック本人も武漢研究所に約10年間勤務していた人物で、ファウチ博士はオバマ政権下の承認を得て米国内では禁止されていた「機能獲得実験」(注)を武漢ウイルス研究所に資金提供して外注していたそうです。

 

 

つまり、今回のCOVID-19は米国のファウチ博士と武漢ウイルス研究所の「機能獲得実験」の共同実験によって人工的に作られたSARS-CoV-2が研究所の外に流出してしまったことで発生した「人工的なパンデミック」だったようなのです

 

現在、米国ではファウチ博士への追求が共和党ランドポール上院議員らによって始まっています。5月に米国上院保健、教育、労働、年金の公聴会で、ファウチ博士に対し鋭い質問がなされ、FOXやCNNなどの米メディアも報道しています。

 

参考:

「ファウチ博士への追求レポート」

file:///C:/Users/ymhgt/OneDrive/%E7%94%BB%E5%83%8F/The%20FauciCOVID-19%20Dossier.pdf

 

 

 

今年2月ピーター・ダザック氏本人がWHOの調査チームの中心的存在で査察するという茶番劇まであり、WHOは「新型ウイルスは中国研究所から流出の可能性は極めて低い」などと発表。更には「冷凍食品の流通や貿易などでウイルスが運ばれてくる「コールドチェーン」感染の可能性について、(東南アジアなどの地域の)追加調査が必要などと、武漢研究所に加担した発表をしていました。こんな国際機関は解体すべきです。

 

 

参考:「米国が」ではなく、「オバマ政権時代のファウチ博士が」、と正確に描くべきでは。

 

WHOは中國を庇うと同時に米国NIAIDのファウチ博士を庇っていたわけですね。

 

ピーター・ダザック氏は自分も10年間武漢研究所にいた人物なのに、WHOの査察メンバーに加わっているという茶番。

 

 

■COVID-19ワクチンの技術の土台になったiPS細胞の研究


モデルナ社のワクチンは、京都大学の山中伸弥教授が2012年にノーベル生理学・医学賞を受けたiPS細胞の研究をもとに、ワクチンとしてより効率的な手法を探った結果が、mRNAの成果に至ったと言われる。

 

 

技術を商用化するため、Flagship Ventures(現Flagship Pioneering)から投資を受け、ハーバード大学で幹細胞の研究を行っていたデリック・ロッシ(Derrick Rossi)氏が2010年に創業したのがモデルナ社だったのだそうです。

 

 

モデルナ社がこれまでに臨床試験を実施しているワクチンには、ジカウイルス感染症、RSウイルス感染症、CMV(サイトメガロウイルス感染症)などが含まれるが、実は現時点で FDAに承認された医薬品はないと指摘されています。今回各国で「緊急使用承認」された「ワクチン」がモデルナ社製のワクチンの第1号だったのです。

 

■ワクチンの巨大ビジネス

世界のワクチン市場は2019年に427億米ドルと推定され、予測期間中、11.2%のCAGRで2026年までに897億米ドルに達する可能性があるそうです。

 

ワクチンビジネスが巨大なのは、抗がん剤などとちがい、対象者が全人類であること。

 

全人類で、しかも健康者までもが対象とされるからですが、そのベースには「パンデミック」があってのものです・・・

 

以下や引用元より

それでもモデルナは、mRNAという新技術に着目した大手製薬会社との共同開発を多く進めている。たとえば、がんワクチンについては、1億2500万ドルを投資したメルク社と、利益分配する提携を行った。他にもアストラゼネカやVertex社と共同開発を行い、3億ドル以上に達する研究開発費の支払いを受けている。

 投資家からの期待も大きく、20億ドル以上の資金を調達した後、2018年にIPO(新規株式公開)を行った。このIPOは、当時、バイオテクノロジー企業として最大規模だったと報じられている。さらに、20ドル前後だった株価も、コロナ禍によって注目を浴び、2020年11月のワクチン開発報道を受けて、その株価は100ドル以上まで上げてきている。

 これだけ株価が上昇しているのは、新型コロナウイルス向けのワクチンが業績に大きく影響を与えることが予想されているからだ。ワクチン接種1回あたりの費用が30ドルと仮定し、1年で8億回分のワクチンを販売したとすれば、240億ドルの売り上げに達する。毎年、製造を続ければ、売り上げは継続して発生する計算だ。

 Market Study Reportの調査によると、mRNAを活用したワクチンや治療法の市場規模は、2019年の18億7420万ドルから年率34.7%で急速に拡大し、2025年には61億6630万ドルに達すると予測された。中でもモデルナは市場を牽引する存在として認識されている。

 モデルナは、研究開発に投資している段階なので、もし新型コロナのワクチンの開発が成功すれば財務状況が一変することになる。2020年10月の発表では、1億5,700万ドルの売り上げに対し、2億3,300万ドルの損失を出していた。うまくいけば、これまでの累積してきた研究開発に対する費用を回収できる期待がなされる。

 同社の予測では、2021年に5億~10億回分のワクチンが配布される見込みとなっている。ここには、米国への1億回分や、欧州の8000万~1億6000万回分が含まれる。また、日本に対しては、政府と武田薬品工業が協力し、5000万回分の配布が計画されている。その価格や配布方法については、国際的な議論が行われている最中だ。WHO(世界保険機関)が推進する「COVAX」という取り組みでは、全世界が公平にワクチンを供給されるよう、計画が進められているという。

 

引用元:

 

 

 

最初に今回の「コロナワクチン」に参入した製薬会社は主に9社で、これらの会社は通常ならば5年はかかる(長ければ20年かかる)ワクチンをたった1年で製品化。主要なものは、ファイザービオンテック、アストラゼネカ、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンなど。

 

製薬会社は今後なんと30種類の「コロナワクチン」を準備中なのだそうです。

 

 

おまけ

巨大製薬会社ファイザー社の黒歴史

ファイザーは過去の黒歴史で、ナイジェリアの子供50人に人体実験をやって死亡させています。ウィキリークスで暴露されています。

 

 

しかも、隠蔽工作のためにファイザーが調査員を雇ってナイジェリアの法務長官の汚職の証拠を見つけ出そうとしていたことが、ウィキリークスが公開した外交公電で判明。法務長官の弱みを握って、ナイジェリアの子供たちを死なせた不正な未承認薬投与試験をめぐる60億ドルの訴訟を取り下げるよう圧力をかけるためだったというのです。

 

 

この実験で試験員たちは投与試験の署名同意書を得ず、また医療関係者によると、ファイザーは子供たちの親に実験薬を投与することを伝えていなかったといいます。つまり、弁解の余地のない完全な殺人的な人体実験でした。

 

 

引用元:

 

 

 

日本政府はウイルス学や免疫学がご専門ではない尾身茂先生などの「有識者会議」の方々の意見を一応聞く一方で、モンタナエ博士や荒瀬博士などのウイルスの「本当の専門家」の意見には何故耳を塞いでいるのでしょうか?

 

 

山中伸弥博士はご自身のiPS細胞研究の技術を用いたmRNAワクチンの開発を行ったモデルナ社には心情的にエールを送っておられるとみるべきで、「中立の立場」での、ワクチンのマイナス面でのご意見は控えておられるのだと思います。
 

 

日本政府、関係する大臣や厚労省には、デンマークやノルウェー政府の様に、自国民を守るために、WHOとは異なる一独立国の政府としての立場や判断はないのでしょうか?