コメント欄でご質問があったので、この記事を投稿しておきます。
米ソの冷戦時代、核開発は様々に行われましたが、「中性子爆弾(Neutron Bomb)は核爆発の際のエネルギー放出において中性子線の割合を高め、生物の殺傷能力を高める目的で開発され、放射線強化弾頭とも呼ばれる」「他の核とちがい、残留放射能が少ない」、「北朝鮮を除いた核保有国のほぼすべてが中性子爆弾の製造技術を持っている」などの指摘もある。
米ソの冷戦がピークに達した「キューバ危機」当時・・
開発の歴史
戦術核兵器としての中性子爆弾
通常の核兵器だと、戦車などの構造物が防御として機能するが、中性子線による攻撃なら、それらの装甲を貫いて兵員を殺傷できるため、効果的に核兵器を運用できる、などとあります。
なお、中性子爆弾の開発国である米国で、50年代に開発を主導したのはユダヤ系英国人であったサミュエル・T・コーエンという人物です。
コーエンは、「(広島や長崎で使われた原爆に比べ)全市民を殺しながら建物ひとつ倒れない、旧ソ戦車の行列も横倒しにならない、優雅で礼儀正しいヌーク(核爆弾)」などと主張していたそうです。しかしながら、軍事評論家の方々によれば、実際にはそうではなかったようです。
■核兵器搭載可能な米軍戦闘機
因みに、米軍の戦闘機の中で核兵器を搭載可能なものには、いくつかの機種があり、例えば、F-35ライトニングIIやF-15EXは、最新の戦術核爆弾であるB61 Mod 12を搭載することができる。このB61 Mod 12は、精密誘導能力を持ち、従来の核爆弾よりも正確な攻撃が可能なのだそうです。
また、B-21レイダーという新型の長距離戦略爆撃機も核兵器を搭載可能で、米軍の核抑止力を強化するために開発された。
他にも、F-16やB-2スピリットなども核兵器を搭載できる戦闘機として知られている。
核を搭載可能な新型爆撃機「B21レイダー」…米空軍が世界初の「第6世代」導入 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
ここからは、「1985年の日航機墜落事件」の話題となります。
離陸 (前後方向加速度3G)
18時12分30秒
18時12分35秒
18時24分35秒(ドーンというような音)[客室高度警報音]
(東京ACC)「了解、要求通り承認する」
参考動画
123便墜落の瞬間を目撃した目撃者の中嶋初女さんの証言映像が出てきます。
■いくつもの事実と1つの仮説
⓵「日航機墜落事故」当日の1985年8月12日には、ちょうどJAL123便が上空を飛行する相模湾沖では、納入前の「新型護衛艦まつゆき」の試験航行を行っていたそうです。
防衛省の記録によれば、「1985年8月5日~14日、横須賀、呉、佐世保、鹿児島の海域で日米合同軍事訓練」が行われ、8月12日の訓練では相模湾及び相模灘海上自衛隊「しらね」「むらくも」と共に、米軍の揚陸指揮艦「ブルーリッジ」(管制装置あり)が参加していたそうです。これは客観的事実です。
試験航行中の「まつゆき」の艦上で、海上自衛隊は米側の技術者と共に「レーダー追尾機能測定の検定校正」というテストを行っていたとも「推定」されています。
②公開されているボイスレコーダーから、東京管制部ははっきりと、横田基地への着陸許可が下りていることを123便に伝えています。
⓷JAL123便の墜落した時刻から僅か3分後の18時59分に、東京管制部の方に横田から「C130が横田の北西305度、34マイル(約54.7km)の位置で航空機が墜落炎上しているのを確認」という情報を日本側に伝えています。
何故、既にレーダーから消えたJAL123便の墜落現場の正確な位置を米軍が知っていたのかと言えば、米軍の偵察機が事故現場を確認していたからです。
つまり、政府も日航も最初から墜落場所は正確に把握していたのです。
敢えて正しい情報を表に出さず、放射能による二次被害を想定し、「医療法アイソトープを積んでいた」などの偽情報を流してなるべくメディア関係者や消防などの入山を阻んだ。
特殊装備の自衛隊は夜間のうち、百里基地などから飛び立ち、現場に降りようと試みていた。
④享年49歳の男性で骨年齢がしっかりしていると推定出来る元航空自衛隊出身のベテランパイロットであった高濱雅己機長のご遺体は、お気の毒なことに顎の骨と歯しかみつからなかったそうなのですが、通常火葬場などで骨を残すために設定されている火炎の温度は800度から1300℃なのだそうです。
一方、航空燃料はケロシン系と言って、灯油のような成分で、自己発火温度は210度、最高燃焼温度でも920度程度だそうです。
航空機の墜落による犠牲者が、航空燃料によってえんえんと炭化するほど燃え続けることなど通常ならあり得ないし、最高燃焼温度920度程度の航空燃料で火炎が発生して燃え続けたとしても、最高920度の温度で骨が殆ど残らないほど燃えるなども状況的に起こり得ない。
つまり、墜落時に発生した熱エネルギーは摂氏1300℃以上の熱だったということを意味している。
⑤最後は「御巣鷹山の尾根」に激突しているが、その時の123便は目撃証言から既に低空飛行をしており、墜落直前のボイスレコーダーの記録では操縦不能(アンコントロール)に陥っており、エンジンパワーなども全開もできず、機体がバラバラになるほどの時速650キロの猛スピード(推定)は、物理的に(機体の速度+重力加速度×落下時間)通常航空機の墜落現象では墜落状況(第4エンジンが粉々、機体がバラバラ、犠牲者遺体の凄まじい状況など)とうてい説明ができない。
⑥事故調査委員会が出した結論は原因について「推定」した内容であり、断定ではないと国会答弁されています。資料はマイクロフィルム化され、事案の重要性に鑑み、出来るだけ長期に保存する、と。
その中身は「特定機密保護法」という厚い壁によって守られてはいますが、いつか開示される日がくるのでしょうか。
⑦刑事裁判は不起訴となっている。つまり、誰ひとり刑事責任を追及されておらず、特捜部長の山口悠介検事正がご遺族に「本当の原因を追究すれば戦争になる」と語っていたといわれています。
事故当時の日米関係、日米安保条約やUNの「敵国条項」の解釈、その翌月の9月2日の「プラザ合意」をきっかけとして日本が辿った今日に至るまでの状況から歴史的文脈で検証しても、米軍による属国日本への「武力を用いた脅迫」であった可能性は高そうです。
米軍による属国日本の「(TRON開発潰しなどの目的も含め、全員を56すため)効果が高く、「日本に対して熱核爆弾である中性子爆弾という戦術核兵器での武力攻撃でプラザ合意を日本側に迫るための脅迫行ったもの」という仮説は、事故当時日航職員だった佐宗邦皇氏による「仮説」ではあります。
戦術核中性子爆弾の威力
- 爆心から約130m以内:全ての建物や車両が破壊され、人員は即死。
- 約800m以内:人員は即時に能力を喪失し、ほぼ100%が死亡するが、物理的な破壊は起こらない。
- 約1600m以内:死亡者と放射線障害患者が発生。
- 約2000m以遠:ほとんど効果がなくなる。
日本に取り決定的な歴史的ターニングポイントと思われるので、私はこの事件については、他の情報などもいろいろ調べる気になり、故佐宗邦皇氏の「仮説」に辿り着き、その合理的説明から信憑性において支持しており、なので去年、拙ブログでまとめの記事にしました。
■4名の生存者がいた奇跡
墜落場所からの尾根から300メトール離れた「すげのさわ」に滑落して、機体の残骸の下にいた4名が奇跡的に生存できたのは、墜落場所から中性子爆弾の「核」威力の圏外になる300メートルも離れていた場所に投げ出されたことが幸いしたからなのではないでしょうか。
1985年の日航機墜落事件の真相? | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
ブッシュJr.大統領は、イランに対してイスラエルとの戦争に中性子爆弾を使ったら、とこっそり耳打ちしてすすめたそうです。イスラエルと米国は一枚岩ではないということを意味します。
表の情報では戦術核の実戦使用を否定していますが、湾岸戦争での「劣化ウラン弾という汚い核」の使用で自国軍が被曝した反省からなのか、爆心から離れれば自軍の放射能被曝や残留被曝の少ない中性子爆弾は、現在、米国やイスラエルなどの核保有国のみならず、核保有国以外の国もが、中東戦争などで使っているようです。
中性子爆弾についてまとめてある日本語動画がありますので貼っておきます
強化放射線爆弾とも呼ばれる中性子爆弾は、熱核兵器の一種である。強化放射線爆弾とは、核融合を利用して通常の原子爆弾よりも放射線の発生を強化した兵器のことである。
中性子爆弾では、核融合反応によって発生した中性子のバーストを、X線ミラーとクロムやニッケルなどの原子的に不活性な外殻を使って意図的に逃がす。
中性子爆弾のエネルギー収量は、放射線の出力はわずかに劣るものの、従来の装置の半分程度である。中性子爆弾は「小型」爆弾と考えられているが、それでも数十キロトンから数百キロトンの収量がある。中性子爆弾は、半減期が比較的短い(12.32年)トリチウムを大量に必要とするため、製造と維持にコストがかかる。中性子爆弾の製造には、トリチウムを常時供給する必要がある。
■米国初の中性子爆弾
原爆と水爆: 主な違い
(アン・マリー・ヘルメンスティン博士著)
米国の中性子爆弾研究は1958年、エドワード・テラーの指導の下、カリフォルニア大学ローレンス放射線研究所で始まった。
中性子爆弾が開発中であるというニュースは1960年代初めに公に発表された。最初の中性子爆弾は1963年にローレンス放射線研究所の科学者によって製造され、同じく1963年にラスベガスの北70マイルの地下で実験されたと考えられている。
最初の中性子爆弾は1974年に米国の兵器庫に加えられた。この爆弾はサミュエル・コーエンによって設計され、ローレンス・リバモア国立研究所で製造された。
■中性子爆弾の用途とその効果
中性子爆弾の主な戦略的用途は、対ミサイル装置として、装甲で守られた兵士を殺すため、装甲目標を一時的または永久的に無力化するため、あるいは友軍のかなり近くにある目標を破壊するためである。
中性子爆弾が建物やその他の構造物を無傷のまま残すというのは事実ではない。なぜなら、爆風と熱効果は放射線よりもはるかに遠くまでダメージを与えるからである。軍事目標は要塞化されているかもしれないが、民間の建造物は比較的穏やかな爆風で破壊される。
一方、装甲は爆心地のごく近くを除き、熱影響や爆風による影響を受けない。しかし、装甲とそれを指揮する人員は、中性子爆弾の強烈な放射線の影響を受ける。装甲標的の場合、中性子爆弾の致死範囲は他の兵器を大きく上回る。
また、中性子は装甲と相互作用し、装甲目標を放射性物質で汚染し、使用不可能にすることができる(通常24~48時間)。例えば、M-1戦車の装甲には劣化ウランが含まれているが、これは高速核分裂を起こすことができ、中性子を浴びせると放射性物質にすることができる。対ミサイル兵器としての強化放射線兵器は、爆発時に発生する強烈な中性子束で、飛んでくる弾頭の電子部品を妨害し、損傷させることができる。
What Is a Neutron Bomb? (thoughtco.com)
それから注目すべきこととして、1987年から「横田空域」についてのそれまでの解釈から180℃変わってしまい、日本の領空は米軍がやりたい放題出来る状態になっていると指摘されています。「米軍は日本上空に8つも低空飛行訓練ルートを勝手に設定して、ダムや発電所を標的に見立てた訓練飛行をしている。東京上空にもヘリの訓練エリアを設定、人口密集地域の上に超低空でヘリを飛ばしている。」と。
日本領空なのに米軍が管制「横田空域」の理不尽 民間機の効率的かつ安全な運航の妨げに | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
まともな日本の政治家や日本の官僚がこれに抗議しないというのは明らかにおかしいですよね・・恐らくその背景は、1987年の直前に名実ともに「第二の敗戦」があったということを意味しており、それは表向きは「プラザ合意」といわれますが、裏歴史では、無辜の520名の方々の命を奪った「日航機墜落事件」のことだったようです。
藤井聡教授による「日米合同委員会」についての解説動画~「日本政府は在日米軍のいわれるまま」 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)
再投稿「日本帝国政府情報公開法」に基づき2000年に情報公開されたCIAファイル | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)