カホフカダムと水力発電所が崩壊して、大規模な洪水が起こっているそうです。先日拙ブログの記事中でご紹介したダムです。

 

 

この辺りは、ロシアが既に掌握していた地域で、ダム周辺には80の集落があり、へルソンは既にロシアが任命した知事がおり、ウクライナのゼレンスキーが「反転攻勢をかけて取り返す」と主張していた地域です。

 

 

 

 

洪水によって、もたらされる荒廃はこの戦争での敗北が濃厚となったウクライナが、奪還出来ない土地をロシアにとってもやっかいな状態に陥らせ、ロシア軍を追い出すために起こした破壊攻撃のようです。しかし、

 

ウクライナのゼレンスキー大統領はダム破壊を受けて「ウクライナの土地からロシア軍を完全に追放しなければならないことを全世界に知らしめた」とメッセージアプリ「テレグラム」に投稿。

 

彼はロシアが既に支配しているこの地域への破壊的攻撃をロシア軍がやったと主張していますが、ロシアがそのようなことを行うメリット、合理的理由が果たしてあるでしょうか?

 

ウクライナの敗北=DSの敗北です。これは既に認めざるをえない状況になっているようですが、DSの操り人形であるゼレンスキーにとって、彼の敗北は彼自身の利用価値がゼロになることであり、認めることが出来ないのでしょう。

 

「ウクライナが勝利する可能性はない」西側が考え始める時期 元イスラエル秘密組織長官が見解 | 東スポWEB (nordot.app)

 

ロシア軍が遊牧民型の戦法で著しい戦果、ウクライナ軍壊滅は間近か 東部ドンバスの戦況と動き出した停戦交渉(9/9) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

 

ハイヒールを履いて踊るゼレンスキー大統領の動画、パペットメーカーの正体は? | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

勝利がほぼ確定しており、ダム周辺の集落にはロシア系住民の集落があり、ロシアが任命した知事が治めているこの地域をロシア軍がわざわざ洪水にするでしょうか?

 

ロシア軍が任命した南部ヘルソンの当局者は、ウクライナがダムを数回にわたって攻撃したと主張。

 

水力発電所の水圧弁が破壊されたが、ダムが完全に破壊されたわけではないと説明した。

 

高さ30メートル、長さ3.2キロのこのダムは、カホフカ水力発電所の一部としてソ連時代の1956年にドニエプル川に建設された。 

 

18立法キロメートルの貯水池を持ち、2014年にロシアに併合されたクリミア半島や、同じくロシアの支配下にあるザポロジエ原子力発電所にも水を供給している。 

 

ロシア国営タス通信によると、今のところ同原発に「重大な危険」はない。ダム周辺の約80集落が破壊の影響を受ける可能性があるという。

 

国際原子力機関(IAEA)は、同原発に安全上のリスクは当面ないが状況を注意深く監視していると表明した。同発電所の責任者も現時点で原発に対する脅威はないとした。

 

ヘルソン州のプロクジン知事によると、ダム周辺地域で住民の避難が始まっている。

ザポロジエ原発に水供給のダム破壊、ロシアとウクライナが互いを非難(ロイター) - Yahoo!ニュース

 

元FOXニュースのアンカータッカー・カールソン氏はTwitterで以下の様に主張なさっておられます。

 

「これは軍事作戦ではなく、ゼレンスキーによるテロ行為である」と。

 

 

 

 

 

注:サポリージャ原発のことです

 

 

注:ジュネーブ条約上も戦時であってもダム破壊は違法なテロ行為となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「去年の12月にワシントンポスト紙が、ウクライナ軍の将軍の言葉を引用して、ウクライナ軍が米国製のミサイルでダムを破壊する予行演習でダムの水門を攻撃したと発言したという事実がある」のだと。

 

 

欧州最大のザポリージャ原発はダムから冷却水を取水しており、カホフカダムの水位低下はこの原発が脅威にさらされていることを示唆しているようです。

 

サポリージャ原発は軍事作戦開始後にロシアが管理下においており、実は以前にもウクライナ軍が米国製の武器で攻撃をしかけています。

 

稼働中のザポリージャ原発への攻撃は米国製武器でのウクライナ軍による危険な攻撃だった | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

 

ロシア外務省の公式発表。

ウクライナ軍によるカホフカ水力発電所の破壊に関するロシア外務省の声明。

昨日19:41|公式

 

ザハロワ氏による音声解説

我々は、大規模な人道的・環境的災害をもたらしたウクライナ軍によるカホフカ水力発電所の破壊を断固非難する。
 

ダムの爆破により、ドニエプル川の下流で水位が大幅に上昇した。集落は浸水し、何千人もの人々が避難を必要とし、避難はすでに始まっています。キエフ政権によるこの転用による巨大な損害は、この地域の農業とドニエプル河口の生態系に及んでいる。

カホフカ貯水池の浅瀬化が迫った結果、クリミアへの水の供給が妨げられ、ケルソン地方の農地の開墾が中断されることになる。

この事件は、純粋に民間のインフラに対するテロ行為である。ウクライナ軍によるいわゆる「反攻」の一環として、キエフ政権が軍事目的で事前に計画し、意図的に行ったものである。

 

キエフ政権は、カホフカ水力発電所を大規模な砲撃にさらしただけでなく、ドニプロペトロフスク水力発電所の閘門を開くことによって、カホフカ貯水池の水位を意図的に臨界レベルまで下げた。

ロシア調査委員会は、重大な物的損害やその他の重大な結果をもたらしたテロ行為について、刑事事件を起こした。


ロシア側は、キエフ政権によるこの犯罪について、国連安全保障理事会、OSCEおよびその他の国際機関の法定・意思決定機関において審査を開始するとしている。

我々は、国際社会に対し、非人道的となりつつあるウクライナ当局の犯罪行為を非難し、地域と世界の安全保障に深刻な脅威をもたらすよう呼びかける

Заявление МИД России в связи с разрушением украинскими вооруженными силами Каховской ГЭС - Лента новостей Крыма (crimea-news.com)


カホフカダムが破壊され、ドニエプル川が氾濫しました:これはロシアとウクライナの軍事紛争にどのように影響しますか?— RTロシアと旧ソ連

 

今回のウクライナ戦争の実像がわかっている方々ならば、民間の犠牲者を拡大するだけのこんな愚かな戦争犯罪が(ジュネーブ条約でダムなどのインフラへの攻撃は戦争犯罪と規定されている)何者の仕業であり、どのような意図で行われたことなのか、察しがつくと思います。

 

 

ゼレンスキーの指示でウクライナ軍が米国製ミサイルで破壊したということは、この破壊的テロ行為を計画したのは、ノルドストリームパイプライン破壊行為を行ったのと同じ「あの勢力」でまちがいなさそうです。

 

 

因みに、良質で安価なロシア製の天然ガスをEUに安定供給するためにドイツとロシアの共同事業で二国間に作られたノルドストリームパイプラインの破壊テロを行った犯人を国連が検証することをロシアが求めた調査決議案を棄却させたのも「あの国」なのだそうです。

 

【図説】国連安保理、「ノルドストリーム」爆破の調査求めるロシアの決議案を否決 - 2023年3月29日, Sputnik 日本 (sputniknews.jp)

 

「ノルドストリーム」の爆破工作 - 。今日の最新ニュースと主な出来事。 - Sputnik 日本 (sputniknews.jp)

 

 

ブッシュファミリーが代表ですが、共和党のネオコンの一人であるリンゼー・グラム上院議員はゼレンスキーとの対談で「最高のお金儲けが出来る、ありがとう」と述べていたそうです。

まさにこの図式ですね。↓

1分45秒でわかるウクライナ紛争 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

 

参考:

ご自身がコロワクの被害者となられた原口一博議員(立民、元総務大臣)が”破壊工作”や”分断工作”といった「DSのワンパターンの手口」と邪悪さについて率直に語っておられる動画です。(「国名」はお立場上明言を避けられておられますが)

 

元々骨の難病で闘病中であった原口議員は、海外に出張するため3回目のコロワクを接種後に悪性リンパ腫を発症し、抗がん剤治療を受けられたため、頭髪が抜け落ちてしまったのだそうですが、精力的にご自身のYouTubeチャンネルで情報発信を行っておられます。

 

ウクライナのNATO加盟への動きはNATOの東方拡大という(ロシアにとっての)危機であった様に、日本にNATOの事務所が出来るならば、それはNATOの極東拡大に他ならない。(日本は2018年にNATO本部に連絡事務所を開設しているのだそうなのですが・・)

 

それを敢えて進めようとしている岸田政権というのは、つまり、ウクライナにおける亡国傀儡政府のゼレンスキーと同じ立場であるということになりませんか。

 

「歴史は繰り返される」といいますが、構図の中のロシアがCCPに代わるだけであり,

国際平和協力の拡大への道では決してなく、体よく言えば軍事的協力関係拡大への道、実態としては日本が戦争当事国となる道、戦火への道です。

 

 

参考:

ノルドストリーム1と2の4本のパイプラインの内3本が何者かによって破壊 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

ノルドストリーム破壊工作はロシアの軍事作戦より数か月前に米国国家安全保障チームが決定を下していた | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

ブチャでの民間人虐殺の法医学調査の結果を報じない日本メディア、不都合な真実 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

ウクライナはオタワ条約に批准しながら対人地雷を備蓄していたことが判明、目的は偽旗作戦での使用? | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

「劣化ウラン弾」をHPから一時削除(?)した広島、英国から供与され、使用を辞さなかったウクライナ | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

 

ウクライナ戦争の原因はロシア系住民へのヘイト、現ウクライナ政府への支援は人命被害を拡大させるだけ | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)