伊予灘、海鮮料理の宿へ~忽那諸島・津和地島 その1 美しき桂浜 | 風のように 雲のように

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オープンカー、カヤック、ヨット、パラグライダー!
陸に、海に、空に、風を感じるひとときを^^


さーて、次はどこへ行こうか^^

毎晩のように海図を眺め、気になった島をネットで調べていたときのことである。

ビビッときたこのHP!

忽那(くつな)諸島は津和地(つわじ)島にある2軒の宿のうちのひとつ、亀川旅館さんのHPである。

津和地島は、広島県最南部、倉橋島の南約10キロに並ぶ、愛媛県・忽那諸島のひとつ。



ご覧のとおり、広島の斎灘(いつきなだ)がおわり、忽那諸島から南には、伊予灘が広がる。

未知の海、伊予灘への憧れと、美しいホームページ、おいしそうな海鮮料理に惹かれ、今回の行き先は亀川旅館さんのある津和地島に決定!

今回のコースは。。。

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広島の最南部、倉橋島南海岸の美しい海水浴場、桂浜(かつらがはま)でカヤックを組み立てて出艇。
横島という無人島を経て、津和地島を目指すことにした。

約12キロの海路であるが、目標地点、津和地島から、出艇地の桂浜へ戻る定期船はない。

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津和地島からの定期船はすべて松山(高浜港)行きなので、松山(松山観光港)から広島へ直接戻ることになる。
すると、桂浜には戻れないから、桂浜に車を置いて出艇するわけにはいかない。

そこで、今回は車を使わず、電車、バス、定期船のみとすることにして。。。

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音戸ノ瀬戸でクロスする、の字型の、こんなコースを計画してみた。

自宅直近の電停から路面電車で広島駅
広島駅から呉駅までJR
呉駅から桂浜まで呉市営バス
桂浜から津和地島までカヤック
津和地島から松山港まで高速艇
松山港から広島港までフェリー
広島港から自宅直近の電停まで路面電車

である^^
フォールディング(折りたたむことのできる)カヤック、クルーソー460の機動力をフル活用である。

もう一つの問題、それは、前回の瀬戸内海縦断に引き続き、潮流である。
12月4日と5日は大潮
月に2度、瀬戸内海の潮流が大暴れする日である。
津和地島と隣の怒和島(ぬわしま)の間、怒和島水道は、大潮の日の最強潮流は5ノット(時速9キロ)
あちきのカヤックの最大速度(約4ノット)を超えている。
もし、最強の時間帯に怒和島水道に突入し、針路と反対の北東流だったら、大変なことになる^^;

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こんな潮流に巻き込まれたら。。。ぞっとしますな^^;

海上保安庁の潮流情報によれば、津和地島に一番近い釣島水道(つるしますいどう・松山と対岸の釣島の間の海峡)の12月4日の潮流予報は

午前8時  北東流最強
午前11時 北東流停止、南西流へ
午後2時  南西流最強
午後5時  南西流停止

さらに、海図を見ると、津和地島付近の潮流は釣島水道より1時間半早い、とある。
すると、津和地島と怒和島の間、怒和島水道の潮流は。。。

午前6時半  北東流最強、5ノット
午前9時半  北東流停止、南西流へ
午後零時半  南西流最強5ノット
午後3時半  南西流停止、北東流へ

という予想になる。
午後3時ころに津和地島に到着すれば、潮流の心配なし、という結論に至った。


12月4日、午前7時前。。。

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自宅最寄りの電停から路面電車に乗り。。。

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JR呉線で呉を目指し。。。

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呉市営バスで倉橋島、桂浜を目指し。。。

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音戸ノ瀬戸に架かる音戸大橋。今回の8の字コースがクロスする場所




午前9時過ぎ、雲ひとつない倉橋島、桂浜に到着した^^

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ああ、桂浜!

なんと、なんと美しい^^

(つづく)


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