メルセデスベンツCLS400(W218後期)。
コーディングとエアサス調整、ナビゲーションシステムSSD化の依頼を頂きました。
まずはナビSSD化の作業、NTG5.1です。
振動や熱変化の大きい車載HDDは高耐久の物が使われていますが、それでも物理ディスクは寿命を迎え、故障してしまうと修理には数十万円の出費を強いられます。
正常動作しているうちにSSDに換装して元のHDDを保管しておけば、万が一SSDが壊れた時には元のHDDからまたSSDへデータ移行して修理可能となります。
モニターを外す。
パネルを外してCOMANDユニットを引き出す。
純正HDDを外します。
NTG5.1はセキュリティーがかかっているので、そのままコピーしても起動しません。
手順を踏みセキュティー突破してSSDへデータを移す。
元のHDDは車台番号をメモ書きしてユーザーへ返却しています。
無くさないように安全な所で保管してください。
無事に爆速起動を確認してから組立てて完成です。
コーディングは定番のDRLとISラストモード、内気固定。
それにトルクリミッター解除とスピードリミット変更、安全運転でお願いします。
マル秘ツールでエアサス調整、ノーマルから2,3cm下げたいとのご要望だったので25mmダウン設定、実測では20mmと少しくらいかな。
PCを繋いで設定するだけでロワリングキットとかいりません。
ありがとうございました。
県内の中古車販売店からの依頼はBMW。
電話で右後エアサスが下がり左右差が出ると相談があったので、エアサスが漏れてると思うので点検をと伝えましたが、漏れていないとの事でお預り。
通常車高から数時間でローダウン、いや明らかに漏れとるやろこれ。
点検するためにエアサスを外すので、スキャンツールでエアーを抜く。
外して洗剤をかけてからエアー注入、最低でも3か所から抜けている。
エアサス交換ですね、いうて連絡をすると市販の楽〇とかアマ〇ンとかで売ってる安いやつで交換を希望との事。
BMW純正部品だと片側69,800円(税別)なんですが、その十分の一くらいの値段で売ってるのがあるんですね、知りませんでした。
うちでは走行安定性に直結する部品にそんなの使えませんので引き取ってそっちで交換してください、と伝えるとユーザー相談の結果お任せいただける事に。
そうはいっても純正部品は高いので、社外品を手配。
ザックスなので間違いないでしょう。
脱着はすごく簡単です、ザックスのロゴ入りかっこいい。
組立後はエアを充填してから試走、一晩おいて車高変化無しを確認して完成です。
ありがとうございました。
気が付けば12月も半ばになりました、あと1回書けるかなぁ。