カツサンドBOX

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これといって趣味がないのですが、ポップミュージック聞いたり、映画・ドラマ・舞台そしてAVまで、『いいな』と思うモノや人に『外野アルプススタンド的』感想文を書いてます。
(ブログ内容はちょくちょくマイチェンしております)

20代の頃にカッコいいPOPミュージックに出会ってそれをずっと探してた。


当時はミュージシャンの名前もわからず、繰り返される歌詞だけを覚えていたものの、その歌詞がはたして合ってるかどうかもわからない。


その程度の手掛かりだけであっちゅう間に40年たった。


時代は変わり、楽曲の姿・カタチもかわった。


誰かに聞いてみたいが、ひょっとしたら自分はかなりマニアックな音楽が好きになってるのではないか?

そう思うと誰かには聞けない。

そして40年。


それが昨今の『AI』を使って

ついに、そのミュージシャンを探し当てられた。


そのミュージシャンは

スワンプ・ドッグス。

アルバムはデビューアルバムという事までわかった。

(ちなみにサブスクには2枚のアルバムで表記されデビューアルバムの

Total Destruction to Your Mind

 と

2ndアルバムの Rat On が一つになっていた)


そのまますぐにスブスクに行き、検索窓にミュージシャン名を入力するとすぐにヒット。






思わず

「おー、おー、コレコレ❗️この声❗️」

『この曲だー❗️』

『このスカスカ』

『エコーかかってない❗️間違いない❗️』


などとまるで気分は20代。


そのデビューアルバムを繰り返し聞くこと二時間。


すると、サブスクの紹介テロップに同時期に活躍したと思われるソウルグループがアルバム単位で紹介されていた。


そのうちの一枚目がベストアルバムだったので、クリックしてズラーッと並べられた曲名を見ていたが、はたと目が止まった。


僕はふいに I'll take you there と口ずさんだ。

こんな歌詞だった気がするが、曲違いもあるし……

そう思いながら直感でその曲をクリックしてみた。

思わず

『うわっ‼️』

当たり。

まさにコレ。


なんとこのグループも40年探してたミュージシャンの一組で、グループ名をステイプル・シンガーズと言う。






しかも先に書いたスワンプドッグスはステイプルシンガーズのアルバをプロデュースしていた事も判明。


しかもスワンプドッグスはそのアルバムは2ndアルバムをプロデュースしていたところまでわかった。

すぐにお気に入りにした。

その時間わずか2分ぐらい。


40年探しても見つからず、そういったミュージシャンを探し当てられないまま死ぬんだなと思ってたが。


トータル30分少々。


AIに『あーだこーだ』と入力しただけで探し当てたられた。

この悶々とした40年はなんだったんだろう。

AIって凄ぇーな。


今は探し当てたスワンプドッグスのデビューアルバムとステイプルシンガーズの2ndアルバムを1日一回聞いている。


探し当てたPOPミュージックを聞けるなんて、俺は超ラッキーな幸せ者だ。


感激‼️



 

  友人の良いところを10個あげられる?

土日に楽しませてもらってるアナウンススクールMNEのラジオ番組にて

先頃卒業したパーソナリティーがいる。

その人は武田静香さん。

今日はそのパーソナリティーの思い出を書いてみる。


【武田静香さんのいいところ10選】

  1. CHAGE&ASKAをこよなく愛している

  2. 猫好き(保護猫活動にも熱心!)

  3. K-POPに造詣が深い

  4. 音楽に国境を持たない(洋楽・邦楽どちらも!)

  5. AM放送のような理路整然とした、フレンドリーな語り

  6. 笑顔が素敵(会ったことはないけど)

  7. ラジオ向きの、特徴ある魅力的な声

  8. 後輩思い(リードと思いやりの塊です)

  9. 恩師・丸山観月先生の前では、一歩引いて聞く姿勢

  10. **「おもてなし」**の心が素晴らしい

…どう? 簡単に10個出せた。エッヘン😁

  リスナーへの最高のおもてなし

この10個の中で、僕が最も素晴らしいと思うのが 「人をもてなす」という点です。

僕は、その「おもてなし」に何度も救われた一人。 会ったことはありません。 彼女はパーソナリティー、僕は一人のリスナーです。

僕が彼女を知ったのは3年前。 ラジオ番組『スターライトシャワー』でのことでした。

当時のテーマは「踊れる曲」。 僕はマイケル・ジャクソンをリクエストしたのですが、番組のクライマックス、静香さんが取り上げたアーティストに仰天。


【マクファーデン&ホワイトヘッド】


現在65歳の僕が高校3年生の頃、ディスコブームで流行った「一発屋」です。 知っている人は相当な洋楽マニア。

「えっ、今それ出す!? 知ってる人いるかな?」

思わず歓喜してツイートすると、彼女はこう答えてくれました。 「YouTubeで調べていて、カッコいいと思ったので紹介しました!」

なんというセンス。なんというアンテナ。 彼女は現役世代ではない「後追い」なのに、そのリサーチ力で僕ら世代の心を震わせる名曲を掘り当ててくるのです。

  斜め45度の選曲センス


彼女の選曲は常に「斜め45度」を行く。

ある時、ハーブ・アルパートの「ビタースウィート・サンバ」のカバーをリクエストしたのですが、残念ながら音源が用意できませんでした。

普通なら「ごめんなさい」で終わるところ。 しかし、彼女は違いました。

代わりに流してくれたのは、 トニー・ベネット&レディ・ガガ「Cheek to Cheek」


「異色の組み合わせ」という僕のリクエストの意図を汲み取り、僕の好きな洋楽でバッチリ代替えしてくれた。

まさに、武田静香流のおもてなし。 この「初物」の体験は、今でも忘れられない。


  2026年に響く「オージェイズ」


今年、妻の病気でしばらくラジオから離れていた時期がありました。 久しぶりにPCで『リスンラジオ』を起動すると、流れてきたのは静香さんと相方HAGIⅢの声。

番組が進行してゆくにつれ、静香さんが最近はまってる事を語り始めた。

彼女が紹介していたのは、なんと「オージェイズ」。 


マクファデン&ホワイトヘッドが手掛けた、これまた70年代のファンクグループ。


「2026年にオージェイズの名前を聞くなんて!」


いやいや驚いた。

彼女は彼らの最新にしてラストアルバム『THE LAST WORD』を絶賛していました。 日常の発見を自分の言葉で、AMラジオのように熱く語る。 音楽よりも「話」に引き込まれる、稀有なパーソナリティー。

僕は思わずサブスクでオージェイズを探し『THE LAST WORD』を聞いた。

これが実に良い出来。

一曲目からラストナンバーまで一気に聞き終える事ができる秀逸なアルバムだった。

まったくノーマークだった。

このアルバム、とってもいいです❗️

 

 

  「K-POPは洋楽じゃないの?」という鋭い問い


彼女が番組で卒業を告げた時は、本当にショックだった。 代わりのいない、唯一無二の存在だったからです。

特に印象に残っているのが、彼女がリスナーに投げかけた「ある疑問」だった。


「K-POPって、なんで洋楽と呼ばれないんでしょうね?」


ハッとしました。 確かに、海を渡ってきた異国の音楽という意味では、K-POPだって「洋楽」のはず。

でも、僕らの中ではどこか区別されている。 そこで僕は、番組にこんなコメントを送りました。

「洋楽」とは本来、英語圏(欧米)を中心とした音楽を指す言葉。 韓国は「洋(西欧)」ではなく「亜(アジア)」だから、いわば『亜楽』。

K-POPは、輸入した洋楽をベースに自国のエッセンスを加え、ダンスミュージックとして完成させて世界へ逆輸入した**『エポック(新時代)ミュージック』**という位置づけではないでしょうか?


こんな風に、リスナーに「お題」を投げて、本気で考えさせてくれるパーソナリティーは彼女しかいなかった。


音楽をただ流す「添え物」にするのではなく、自分の言葉で、時にはリスナーを巻き込んで完結させる。 まさに、プロ顔負けの「AM的」な喋りの真骨頂でした。


  いつかまた、その声を。


彼女が番組を卒業すると聞いた時は、本当にショックだった。

 「K-POPはなぜ洋楽と呼ばれないのか?」なんていう鋭い問いをリスナーに投げかける、唯一無二の存在。


武田静香は今どこで何をしているのだろうか?


地域猫の活動で忙しいのかもしれないか🤔

でも、いちリスナーとして、いつかまた元気に語りかける彼女の声を聴きたいと思ってる😲

あの「おもてなし」の心に満ちた放送を、心から待ち望んでいます。


THANK YOU SO MUCH 

SHIZUKA







 

  危機

 

前回迄のブログ、京都旅行記である【ハローにっこりMNE①~④】の書き直しを済ませて少し心がスッキリしたので、次に取りかかる事にした。

 

朗読会ではMNEのパーソナリティーさん達も含めて感動できる内容のイベントだったので、あとはその時の内容や感動をREWINDしながら、暴飲暴食を楽しむつもりでいた。

 

朗読会が終わり旧三井別邸を後にして、バスに乗り京都駅に向かった。で、あとは町中華に入ってビール・餃子・レバニラ炒め・チャーハン&ラーメンあたりを喰おうと思って京都駅に着いたのだが。

 

大観光都市〈京都〉なのだから町中華の一つや二つゴロゴロ点在してるだろうと思っていたが、どっこいこれが無い。

 

適当にフラフラ歩いてたのに、次第に『孤独のグルメ』並みに一生懸命町中華を探した。

 

京都駅周辺には町中華が………無い😱

 

それなりに高い店はある。

いかにも旨そうでキラキラした料理屋や寿司店、郷土料理店は簡単に見つかる。でも今の俺の腹を満たすものはそれではない。

冬の最中17時00分を過ぎるとすっかり暗い。

何で感動の後に疲労困憊しなきゃならんのだ?

 

危機だ。

俺の腹が泣いている。

 

困り果て、僕は、プライドを捨て、「この人なら可愛そうな子犬(ここでは僕)を助けてくれるのではないか」と連絡を取った。

 

 

 

 
アナウンススクールMNEのパーソナリティーの押山BABYこと押山優美(おしやままさみ)さんだ。
事情をメールしてみると、なんとフードコートのラーメン屋があると教えてくれたのだ。
十分だー❗️
 
押山BABYに熱く感謝して、暴飲暴食を楽しむ事にした。
 

  地下街で鳴り響く50'S

 

行ってみると、ちゃんとしたフードコートで、ラーメン屋だけではなく、ケーキ屋から、寿司屋、牛丼屋、焼肉屋と狭いスペースながらしっかり店が密集していた。外国人観光客もいっぱいいた。そりゃそうだ。みんながみんなお金持ちの観光客ばかりではない。食費を安く済ませたい人達だっていると思う。

 
とりあえず、それらの店を一周した。中華以外にもあったが僕の腹は中華腹。雑念を捨てササッとラーメン屋へ。先にオーダーしてカネは先払いのシステム。構わん。早く暴飲暴食に取りかかりたい。とにかくまずはビールをジョッキで3杯と油淋鶏。ホントに押山BABYに感謝❗️
 
朗読会での熱狂と感動。
それを脳内REWINDしながら一人ほくそ笑みながらの回想。お一人様の至福のひととき。
 
そして神様からのささやかなプレゼントが🙄
 
BGMは50'S。
OH~サプラ~イズ😆
 
心の準備も出来まして、いただきますって事で、喉の渇きを打ち消すビールを一気飲み。
「………あ~………幸せ、感動、カ・イ・カ・ン😋💗」
 
いいじゃないか・いいじゃないか😍
🎵ミスターロンリー(by ボビー・ビントン)🎵がかかってるじゃないの~💗
 
油淋鶏を一切れ口に放り込み、二杯目のジョッキビールを半分ほど。
……うまい😋
そしてつい、ミスターロンリーの終わり部分を声高らかに歌ってしまった。
 
怒られるのかな~?と思いながら歌いきってしまった。
……名作だね~💗
そして半分残ったビールを一気に飲み干す。……最高😊
と思いながら至福の時を過ごしていると僕と同じようにミスターロンリーを歌ってる人達がいたのだ。同じカウンターの席で、僕が真ん中で、左と右に四席~五席離したところに観光客のカップル。
気持ちよ~く三杯目のビールにとりかかり、最後の人節。
 

 

🎵I wish that I could 

          a go back ho~me 🎵を何故か五人で大合唱。顔見合わせてYeah~❗️パチパチパチパチ👏👏👏👏👏

 

そして三杯目のジョッキを手にグビッと飲みながら油淋鶏三切れ目。

OK👍

結構いい加減で固い衣が嬉しい。バリバリが半端ない👍。飲んでる時のバリバリの衣の歯応えがいいのよ~👍これ副産物。

 

そうするとまたまた名曲が流れてきた。

カスケーズの『悲しき雨音( Rhyme of the rain )』

 

あ?50'Sだけじゃないんだ?

(このナンバーは60'S)

ま、細かい事は気にしない。このシンプルな名曲がビールと油淋鶏への素晴らしい調味料になるのだから。

 

あ~たまらん。

ビール三杯目を飲みながらまたまたこの名曲のサビの部分からラストあたりまで歌ってると~~……

そしたらやはり両隣の若いカップルも歌ってるの。

 

ささやかな一体感🤣🤣🤣

 

またまた両隣と目を会わして笑いながらYeah~😆👍パチパチパチパチ🙌🙌🙌🙌🙌🙌🙌🙌❗️

 

そしてなんとなくだけど、五人が暖まってきた感じがわかってきた。

そこにかかってきたのが

 

🎵ダ·ダ·ダ·ダ·ダ~ン…🎵

とギターのシンプルな音階。

再び

 

🎵ダ·ダ·ダ·ダ·ダ~ン…🎵

 

ここで音が流せないのが残念なのだが、ロイ・オービソンの『Oh Pretty Woman』

なぜだか我々五人はウォー❗️と声を荒げて片手や両手を持ち上げて🎵プリティ ウーマン🎵と頭から大合唱した。なんたる連帯感。そして歌いきった後の満足感😍

Oh yeah~~~❗️

3杯目のビールを片付けました~😆

 

 

  懐メロ

 

 

そこまでくると、ただこれで終わりってのも味気なくなって、ダメとは思いつつ僕は両隣のカップルに話しかけた。

その時は英語が通じるかどうかなんてわからなかったけど、話したくてしょうがなかった。

出川英語(『世界の果てまで行ってQ』の出川哲朗の適当な英単語スピーク)とグーグルを使い、彼らに話しかけたのだ。

彼等もそれなりにわかってくれた。

何を言いたいかお互いに探り合い、理解しあった。

そこで僕が彼等と話した会話を芝居的に書いてみる。実際は大変だった。それをストーリー的に編集したのが下記。

↓↓↓↓↓

 

 

  ストーリー (with AI)

 

 

 

左右に座ったカップルに「どこから来たの?」と声をかけてみた。

左はカリフォルニア、右はシドニー。どっちも観光で日本を楽しんでる真っ最中だ。

「宿や観光にお金を使いたいから、食事は安く済ませてるんだ」なんて言うけど、悲壮感はゼロ。「日本のメシは安くても最高!」と大絶賛で、特にコンビニのサンドイッチには感激してた。東京五輪の時も海外から同じような声が上がってたけど、あれは本当だった。

 

​ふと気になって「君たち、いくつ?」と聞くと、みんな28歳から32歳くらい。

「その若さで、さっき流れてた50's(フィフティーズ)をよく歌えたね!」と驚いたら、「え、超有名だよ?」と笑われてしまった。

ヒット曲ならバーで普通に流れるし、みんな自然に覚えちゃうらしい。

 

​「日本では古い曲を『懐メロ』って呼ぶんだけど、そっちにはそういう言葉ないの?」

そう聞くと、彼らはキョトンとして「そんなカテゴリー、ないよ」と言う。それどころか、「なんで大ヒット曲をわざわざ分けて呼ぶの?」と不思議がられてしまった。

 

​さあ、ここからが説明の本番だ。

身振り手振り、グーグルを使いながらの話になる。

 

​そもそも日本には『演歌・歌謡曲』という独特の世界がある。

戦後、娯楽に飢えていた時代の歌は、復興や生活苦、集団就職、報われない恋……なんて、男目線の重めなテーマが多かった。

メロディはどこか哀愁漂うマイナー調。それが当時の日本人の心に寄り添う、ささやかな娯楽だったんだ。

​メディアの主役がラジオからテレビへ移る頃、世界ではプレスリーがロックンロールを爆発させていた。

それでも日本の主流はまだ演歌だったけど、そこへ黒船のようにビートルズがやってくる。

 

これで一気に流れが変わった。

 

​「等身大の若者の歌を!」と始まったのが、日本版ロックの夜明け『GS(グループサウンズ)』ブーム。

ただ、当時はまだ演歌の力が強くてね。GSといってもメロディは歌謡曲寄りだったし、それ以外は「色物」扱いされるような時代だった。

​当時、子供は自由に歌番組を見せてもらえなかったんだ。

テレビのチャンネル権を持つお父さんにとって、GSは「不良の音楽」。画面に彼らが出てくると、すぐにチャンネルを変えられちゃう。お父さんが仕事で遅い夜や、日曜出勤の時だけが、僕らがGSに触れられる貴重なチャンスだった。

​そんな熱狂も3年ほどで落ち着き、時代は70年代へ。

すると70年代後半、大晦日の紅白歌合戦の裏番組として、ある特番が始まった。

それが『懐かしのメロディ』。

​かつてのスターたちが一堂に会するこの番組は、僕より20歳上の世代、今のおじいちゃん・おばあちゃんたちに大ウケした。

いつしか番組タイトルの「懐かしのメロディ」が略され、古いヒット曲を指して「懐メロ」と呼ぶようになったんだ。

単なる古い曲じゃなく、ある種の「時代錯誤な音楽」というニュアンスを含んでね。

​……そんな話をしたら、彼らも少しは納得してくれたかな。

 

 

 

、、、そう話した。

 

(ここまでwith AI)

 

 

  スタンダード・ナンバー

 

彼等は驚いていた。

シドニーからの女の子が、「その『懐メロ』を今の若い人達は歌わないの?」という質問を受けた。

 

そもそも、そんな古い歌がかからない。日本は特定の若い人達向けの音楽番組しかないから、ボップミュージック=若者だけの音楽なのだと説明した。

 

カリフォルニアの男の子が、

「それでもサウンドの新しいものだってあるでしょ?」とか、

「みんなが口づさんだ曲ぐらいあるでしょ?」と質問を続けた。

 

もちろん有る。

でもそれも階層分けされていると答えた。

70年代歌謡曲・歌謡ポップス

80年代の歌謡ロック・アイドル歌謡

90年代に入ってからの歌謡曲の下火、台頭してきたニューサウンド。

このように、歌が『年代別のモノ』として分けられた。

だからそれぞれの年代別の歌はその年代の若者達のモノだからとやかく言わないでね、荒らしに来ないでねという形が続いてるのが日本の歌なんだよ。

そう言った。

 

海外ドラマでよく見られる「信じられない」リアクションが起き、何度も首振りながら驚いていた。

 

カリフォルニアの女の子が

「じゃ私の祖父はビーチ・ボーイズが好きだけど祖父はビーチ・ボーイズの音楽は俺達の音楽だから聞くなとは言わないよ。私はビーチ・ボーイズ普通に聞くよ」と言ってきた。シドニーのカップルも同様だった。

 

さらにシドニーのカップルは

「じゃ日本の若い世代はその頃のシンガーの大ヒット曲とか歌わないの?」と聞いてきたので、そもそもそれを知らないしメディアで流さない。それが日本の『歌現状』なのさと答えた。

 

彼等は驚きを隠せない。

 

僕は戦争の傷痕が消えない頃の音楽は聞いてて悲しいし、辛いし、生きて行くのがそれこそ大変な時期の音楽だったから、作品が暗い。でもそこに共感を持ったから流行った歌だった。でもリスナーが歌い継ぐ事はなかった。

歌うのはその階層の人達だけだった。

今は今の時代に沿う歌がある。だから『懐メロ』として片付け追いやられた音楽になった。

そう付け加えた。

彼等は納得した。

 

そこで彼等は僕に衝撃の一発を食らわすのだ。

「でも名曲だってあるでしょ?」

僕はもちろん有るよと答えた。

「歌える?」と言われたので口づさんだ。

 

『丘を越えて』だ。

 

🎵丘を越えて行こうよ

     真澄の空は朗らかに

     晴れて楽しい心

     鳴るは胸の血潮よ

     歌えよわが青春(はる)を

     いざ行け遥か希望の

     丘を越えて🎵

 

       By  藤山 一郎

 

これを聞いた彼等は単純に

「ナイス、ナイス」と言ってた。

しかもだ。

「これはジャズでしょ?」と言ってきた。

そう。この戦後に流行った『丘を越えて』は洋楽。それを日本人が歌いやすいように、ジャズを歌謡曲に落とし込んだナンバーだ。

30年後にトヨタの名車『スターレットターボ』のBGMとして使われる。キャッチコピーは【韋駄天ターボ】だった。めっちゃいいコマーシャルだったんだ。そこでついでに歌を覚えちゃったって訳。

 

カリフォルニアの男の子が

「僕らの場所ではいい音楽は残る音楽だと思ってるよ。今のナンバーいいね。テレビやラジオでかかる古いナンバーはじいちゃんや父親が教えてくれるんだ。その中には特番で復活ライヴも見れる。ラジオでも特集される。それを古いからという理由でカテゴリー分けしない。それらの大ヒット曲はスタンダードナンバーと言われてリスペクトされるんだ。今 歌ったのだってそうでしょ?」

 

ガッツーン‼️とやられた。

それだよ、それ。

なんで『懐メロ』はスタンダードナンバーと言われなかったのか?

 

スタンダードナンバーという言葉があるじゃないか❗️

 

カテゴリー分け。

酷くなれば区分けや差別になる。

 

『懐メロ』という言葉に何か違和感を感じていたのに、それはそれでしょうがないんじゃない?と思ってた僕に鉄槌が落とされた瞬間だった。

 

残る音楽=スタンダード・ナンバー。

 

そうだよ、これだよ。

凄い的を得た『当たり前で完璧』な言葉。

時代を彩った音楽を日本人は歌わない。歌い継ごうとも思わない。ましてやバーや居酒屋で『丘を越えて』や『東京ブギ』『カスバの女』『ゴンドラの唄』等々の名曲はかからない。

 

僕は彼等に教えられた。

海外はヒット曲をリスペクトする文化がある。それを歌ってみたくなるという感覚がある。

なんて羨ましい文化。

 

少し真面目な話になったが、彼らとの対話は最高に愉快だった。

「僕らだって今の音楽に飽きて、古いナンバーに救われることがあるよ」とカリフォルニアの彼が言えば、隣の彼女も「ビヨンセよりシュープリームスに共感することだってある」と笑う。 シドニーの二人も「リスナーにターニングポイントは付きものだし、古い音楽をなぞって新しいものを生むことだってあるよね」と頷いた。

その辺の評論家の話より、ずっと腑に落ちる。「君らすごいよ、勉強になった」と僕が言うと、彼らは照れくさそうに笑った。

そこで年齢を聞かれ「64歳だよ」と答えると、場が凍りついた。彼らの祖父母と同い年だというのだ。 「えっ、僕らおじいちゃんと話してたの!?」 「そうだよ、れっきとしたグランパだ!」 免許証を見せるとさらに驚かれた。どうやら古い音楽好きの30代だと思われていたらしい。なんてお世辞のうまい子たちだ。

このままお開きにするのも惜しくて、「まだ飲めるか?」と4人にビールを奢った。

シドニーの女の子が「あれ、音楽鳴ってない?」と気づいたが、彼氏が「会話に夢中で聞こえなかっただけだよ」と返した。 最高の夜に、全員で乾杯しようということになった。もちろん、音頭は僕だ。

 

 

そこでイントロが鳴った。

なんと申し合わせのいい名曲が鳴った。

 

テンプテーションの『マイガール』みんなでワーオ❗️と叫んだ🎵

 

さあ、これに合わせてやるぞ。

もちろん音頭はこうだ。

 

STANDARD NUMBER に……

KAMMPAAAI‼️(カンパ~イ‼️)