「須田国太郎の芸術」を見た後は、庭園の散策をしました。
生垣に椿。
壁ぎわに鮮やかなハナズオウ。
元永定正(1922~2011)作《あかからだんだん(2002)》。雑草の刈られ方も良い感じです。
雑草にまみれてシャガが咲いていました。
水琴窟
井戸、どちらも使われていないようです。
茶室の裏を歩きました。
私が見た今春初の桜はこれです。
美術館の窓から見えたハナズオウ。満開だともっと華やかでしょう。
石のコレクションが充実しています。
一段上がった所に休憩所。
美術館の庭が見渡せるようになっています。
しゃがむと水のせせらぎの音が聞こえました。
オウゴンカシワの花。金平糖のような花を咲かせるそう。
こんこんと湧き出る井戸の水。
水辺に葦が茂っていて、それに囲まれるように、山口牧夫(1927~2001)の彫刻《いとけなきものの舟(2001)》がありました。
ここはかつて、元昭和電極(現SECカーボン)の会長、大谷竹次郎(1895~1971)氏の邸宅だったそう。
家族の像があり、あたかも在りし日の庭を再現したかのようです。
足元に兎の像。
たくさん飼っていたようで点在していました。
ツルニチニチソウがお庭に彩りを添えています。
講堂は閉鎖中。
その前に、元永定正の彫刻作品《くるくるぐりーん(2002)》がありました。
井戸の水は自然に湧き出た水でなく、水道水だったよう。
足元に石の彫刻。
奥まった所に石燈籠。
ボケの花が満開です。
道向かいに鷲の彫刻。
その奥に津高和一(1911~1995)の彫刻《作品3と2》。
さらに奥まった所に《作品1と4》がありました。
山口牧夫の彫刻《作品(1992)》は、木の切り株と間違えそう。
西日が当たり、山口牧夫の彫刻《作品三点組(1987)》から影が伸びていました。
元永定正の彫刻《しろからだんだん(2002)》。関テレのキャラクター「ハチエモン」に似ています。
美術館裏に、岡本太郎(1911~1996)の彫刻《午後の日(1967)》がありました。
門側に大谷竹次郎の肖像。
足元に咲くピンクの花。名前は分かりません。(ブロ友さんのコメントにより、後にヒマラヤユキノシタと確認できました。)
門のそばの石組。前日の雨で、凹んだ所に水が溜まっています。
美術館の玄関前で庭園散策は終わり。庭師さんも仕事を終えたようです。
時刻は午後5時前。西宮市大谷記念美術館を出て、香櫨園駅に向かいました。
おわり