12月3日(日)東福寺拝観の続きです。
ここは通天橋の脇にあるお庭。真っ赤な紅葉がとても綺麗です。
隙間に見える殿鐘楼。室町時代後期の建物で、重要文化財の銅鐘は平安初期を下らない鋳造。もと西寺の遺物と伝わります。
谷底に洗玉澗。落葉が目立ちます。
紅葉の向こうに、通天橋が見えました。
橋の上は紅葉を撮る人でいっぱいです。
愛染明王を祀る愛染堂は、室町時代の建築。
お庭の紅葉を一旦見納め。
開山堂への道を歩きました。
入口につくばい。紅葉は誰かが写真を撮るために浮かべたのでしょう。
進行方向右手に庭。江戸中期の名園だそう。
普門院の縁側に座ると、通路を隔ててですがお庭全体を見ることができます。
奥に開山堂。弘安3年(1280)に78歳で入定した聖一国師を祀っています。
お参りの後は、通天橋を歩きました。
黄金色に染まる三ッ葉楓は聖一国師が宋から伝えた唐楓との事ですが…。どれがその木かは分からず。
方丈も庭園拝観の人たちでいっぱい。
通天橋の張り出した所から、洗玉澗の紅葉を撮影しました。
ぎりぎり見頃といったところでしょうか。もう少し鮮やかな赤が欲しいところです。
如空(1262~1321)は、通天橋から見た月がとても清らかで澄んでいた事を歌にしたよう。
通天橋脇の庭には、高松宮宣仁親王殿下や秩父宮勢津子妃殿下など、皇室が植樹した木もありました。
紅葉と落葉、両方見れて良かったです。
通天橋を出ました。
今回、方丈庭園はパス。
境内には出店がずらり。
お土産に伊織のもみじを購入。
偃月橋を渡って、次の目的地に向かいました。
つづく