京都駅ビル221019 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

美術館「えき」を出て、4階の室町小路広場へGO!お目当ては清水九兵衛(1922~2006)の彫刻作品。人が座っていて残念。

 

 

気づかれないようにネームプレートを撮影。《朱甲舞(1994)》という題で、平安遷都1200年を記念して設置された作品だそう。

 

 

時刻は午後5時40分。薄暮の大階段もなかなかいい感じ。

 

 

このイルミネーションは《モダン花札》。

 

 

年間レギュラーのイルミネーションで季節によって違うそうですが、今回その違いは分からず。

 

 

お待ちかね、《ハロウィン》のイルミネーションが始まりました。

 

 

ハロウィンは本来、仮装した子供たちが近所の家を一軒ずつ訪ね歩き、「TRICKトリック ORオア TREATトリート!(お菓子をくれないならいたずらするぞ!)」と脅しながらお菓子をねだる行事。

 

 

それが今や、若者が仮装して繁華街を練り歩く行事になっているよう。それにしても、先日、韓国ソウルの繁華街、梨泰院イテウォンで起きた事故には驚きました。

 

 

新型コロナウイルスの規制緩和を受けて、3年ぶりに大勢の若者が繰り出し、10万人以上が訪れたということですが…。

 

 

事故が起きた時、現場やその周辺には数万人が集まっていたらしく、突然、坂の上の方から次々と折り重なるように人々が倒れていったとの事。「押さないで!」という声が悲鳴に変わり、現場は大混乱。

 

 

これまでに10代と20代の日本人女性を含む156人の死亡が確認されました。そのほとんどが窒息死で、救命活動に当たった医師は心臓マッサージをしても蘇生できなかったと言っています。

 

 

日本人女性は2人とも留学中で、志半ばにして亡くなってしまった事、とても残念に思います。

 

 

それから、韓国の若手俳優イ・ジハン(24)さんもこの事故で亡くなったとネット記事で見ました。ご冥福をお祈りします。

 

 

ネオングラデーションをはさんで、

 

 

京都駅ビルキャラクター《テッド&スカーラ》。

 

 

このイルミネーションが始まると立ち去る人が多いので、いつも最初の部分は撮れません。

 

 

隣で動画を撮影していた人は、人が前を通るたびに「もう!邪魔になるな!」と怒っていました。

 

 

暗くなるにつれて撮影する人が増え、2mを保つのが難しくなります。

 

 

京都駅はいつも人が多いですね。特に今回は3年ぶりのインバウンド解禁で、外国人観光客が増えたような気がしました。

 

 

KYOTO(京都)

 

 

KYOTO STATION(京都駅)。どちらも英語なのは、外国人観光客への配慮でしょう。

 

 

次は《旅する京都》京友禅。

 

 

京友禅もいろいろな柄がありますね。

 

 

京都の観光地は和装すると無料になる所が多いのですが…。

 

 

和装はいろいろ面倒な事が多くて、私には無理です。

 

 

《旅する京都》舞妓さん

 

 

《旅する京都》鳥居

 

 

《旅する京都》伏見の酒

 

 

《旅する京都》竹林

 

 

《旅する京都》枯山水庭園

 

 

《旅する京都》京友禅

 

 

《旅する京都》おこしやす

 

 

《旅する京都》「Have a nice trip(素敵な旅を!)」

 

 

最後に京都駅ビルのロゴ。外国人観光客へのおもてなしがどこまでも行き届いていました。

 

 

そして時代祭。今年は3年ぶりにあったそう。

 

 

時代行列の先頭をきって、鳴り物入りで登場する維新勤王隊。明治維新の際、幕府の遺臣が東北地方で反抗した時、丹波国北桑田郡京北町(現在の京都市右京区京北)から、朝廷の力になろうと官軍としていち早く駆け付けた山国隊です。

 

 

江戸時代婦人列より和宮かずのみや。和宮(1846~1877)は平安神宮の祭神・孝明天皇の妹君で、公武合体のため14代将軍家茂に降嫁された人物。行列では輿入前16歳頃の近世女房装束で宮廷内の姿を表しています。

 

 

楠公上洛列より楠木くすのき正成まさしげ。元弘3年(1333)5月、第96代後醍醐天皇が隠岐より還幸する際、楠木正成(1294~1336)は一族郎党を率いて兵庫に迎え、先導して京へ上洛。これは楠公一代の盛事でした。

 

 

神幸しんこう列は御鳳輦ごほうれん(祭神が乗る神輿)を中心にした神幸の本列です。先に進む御鳳輦が孝明天皇(1831~1867)、後の御鳳輦が桓武天皇(737~806)で、宮司以下神職が前後を供奉します。

 

 

維新志士列より坂本龍馬。徳川幕政の末期は開港・攘夷など内政外交とも問題が山積していましたが、幕府にその処置をとる力がなくなっていたため、憂国の志士達が身を挺して国事に奔走していました。坂本龍馬(1836~1867)もそのうちの一人です。

 

 

江戸時代婦人列より出雲阿国いずものおくに。出雲阿国(1572~没年不明)は出雲大社の巫女で、京都四条河原で「やや子猫」や「かぶき猫」を演じ、歌舞伎の創始者とされています。

 

 

12分ほどで一巡。秋は日が暮れだすとあっという間に暗くなりますね。「秋のつるべ落とし」とはよく言ったものです。

 

 

エスカレーターを降りて1階へ。

 

 

暗闇に輝く京都タワー。

 

 

ライトアップの色が数分毎に変わります。

 

 

外国人観光客が増えないうちに京都観光をと思いましたが、行きたい展覧会が多すぎてなかなか手が回りません。期限がないとどうしても後回しになりますね。もう来年はアウトかな。