夙川公園の桜② | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

当初、撮り鉄の後は苦楽園口橋まで戻り、そこから広田山公園へ向かう予定でした。

 

 

ところが!阪急線沿いを歩いているうちに気が変わったのです。

 

 

行きがけよりも桜を間近に見れて、このように水辺に滴る桜も撮れました。

 

 

しばらく歩いていると、濃いピンク色に染まった木を発見!早速近づいてみます。

 

 

おそらく関山かんざん。葉っぱまで紅色がかっているとは!個性的。

 

 

他にも里桜が植えられているようですが、それを探していると時間がかかりそうで断念。

 

 

夙川駅が近づくにつれ、桜の数が減ってきました。

 

 

駅前にも里桜を発見!花びらが八重なので普賢象ふげんぞうでしょうか?

 

 

今度は阪急夙川駅の南側に出ました。

 

 

公民館付近に西宮市オリジナルの桜が植えられています。

 

 

西宮権現にしのみやごんげん平桜たいらざくらは満開。通りすがりの人の話によると、咲き始めは白色で、次第に赤くなっていくとか。

 

 

夙川しゅくがわ舞桜まいざくらはほぼ終わり。西宮権現平桜の隣にあるのにだいぶ探しました。

 

 

夙川さくら道は人の往来が多く、立ち止まると事故りそう。人ごみを逃れるため、自転車置き場から遊歩道に入りました。

 

 

メイン会場から外れていて桜の本数も少なめですが、ここにも結構人がいます。

 

 

枝っぷりの良い桜があり、それに近づこうと川べりに降りました。

 

 

ソメイヨシノは花株が多くて華やか。さすが美人で誉れ高い品種です。

 

 

不意打ちに来てあっという間に去るJRの列車。阪急とは比べものにならないぐらい速く、撮り鉄に難儀しました。

 

 

夙川橋を渡り、対岸を歩きました。

 

 

撮り鉄をしていた時、気になっていた建物。日切ひぎり地蔵尊のお堂です。

 

 

日切地蔵尊とは、日を限って祈願すると願いが叶えられるという地蔵菩薩。欲張ってはいけません。

 

 

そばにあるのは、安政年間(1855-60)に彫られた夙川不動明王。もともと剣谷にあり、昭和12年(1937)の風水害で苦楽園の橋下に埋没したのを移したとか。

 

 

それから、昭和13年(1938)7月の阪神大水害で、子供たちを救ったという夙川延命地蔵。

 

 

長年その事に感謝した親の私仏であったが、平成9年(1997)西宮市に寄贈され、この地に安置されたそう。

 

 

こうして花見を楽しめるのも、お地蔵さんに守られているからでしょう。

 

 

夙川公園桜巡りはこれで終わりです。夙川さくら道を歩き、阪急の駅に向かいました。

 

 

つづく