先日の続き。
当初、撮り鉄の後は苦楽園口橋まで戻り、そこから広田山公園へ向かう予定でした。
ところが!阪急線沿いを歩いているうちに気が変わったのです。
行きがけよりも桜を間近に見れて、このように水辺に滴る桜も撮れました。
しばらく歩いていると、濃いピンク色に染まった木を発見!早速近づいてみます。
おそらく関山。葉っぱまで紅色がかっているとは!個性的。
他にも里桜が植えられているようですが、それを探していると時間がかかりそうで断念。
夙川駅が近づくにつれ、桜の数が減ってきました。
駅前にも里桜を発見!花びらが八重なので普賢象でしょうか?
今度は阪急夙川駅の南側に出ました。
公民館付近に西宮市オリジナルの桜が植えられています。
西宮権現平桜は満開。通りすがりの人の話によると、咲き始めは白色で、次第に赤くなっていくとか。
夙川舞桜はほぼ終わり。西宮権現平桜の隣にあるのにだいぶ探しました。
夙川さくら道は人の往来が多く、立ち止まると事故りそう。人ごみを逃れるため、自転車置き場から遊歩道に入りました。
メイン会場から外れていて桜の本数も少なめですが、ここにも結構人がいます。
枝っぷりの良い桜があり、それに近づこうと川べりに降りました。
ソメイヨシノは花株が多くて華やか。さすが美人で誉れ高い品種です。
不意打ちに来てあっという間に去るJRの列車。阪急とは比べものにならないぐらい速く、撮り鉄に難儀しました。
夙川橋を渡り、対岸を歩きました。
撮り鉄をしていた時、気になっていた建物。日切地蔵尊のお堂です。
日切地蔵尊とは、日を限って祈願すると願いが叶えられるという地蔵菩薩。欲張ってはいけません。
そばにあるのは、安政年間(1855-60)に彫られた夙川不動明王。もともと剣谷にあり、昭和12年(1937)の風水害で苦楽園の橋下に埋没したのを移したとか。
それから、昭和13年(1938)7月の阪神大水害で、子供たちを救ったという夙川延命地蔵。
長年その事に感謝した親の私仏であったが、平成9年(1997)西宮市に寄贈され、この地に安置されたそう。
こうして花見を楽しめるのも、お地蔵さんに守られているからでしょう。
夙川公園桜巡りはこれで終わりです。夙川さくら道を歩き、阪急の駅に向かいました。
つづく