8月7日(金)新世界散策記
午後2時半、てんしばからスタート。
大阪市立美術館前から見下ろした新世界ゲート。
階段を降り、西日が眩しい道を歩きました。
ゲート裏は天王寺動物園のエントランスになっています。
「おおきに、また来てや〜」と、コテコテの関西弁で見送られました。
新世界も今、コロナ禍で閑散としています。
ビリケンさんもマスク姿。
マスクが下がりすぎて、コロナに負けてしまったよう。
大正9年(1920)創業のづぼらやが、閉店したのもショッキングな話。
どの店も目立つが勝ちと言わんばかりに主張し合っています。
今回の勝者は派手なマスクをつけたビリケン像。
街じゅうビジネスの匂いが充満していました。
ここは知る人ぞ知るパワースポット。この残念石は大願成就の石だとか。
今回展望台はパス。散策を続けました。
王将碑は、昭和30年(1955)日本将棋連盟から名人・王将の称号を得た阪田三吉を称えた碑。
堺筋には路面電車が走っています。
恵美須駅は阪堺電鉄の出発駅。
静かな商店街を歩きました。
途中、新世界稲荷神社を参拝。
商売繁盛の神様が祀られています。
通天閣が真正面に見える道を歩きました。
通天閣はエッフェル塔を模した建物。結構土台が広く、しっかりしています。
展望台の入口は二ヶ所ありました。
なんだか怪しげな映画館
そして謎の劇場。
まるで戦前に戻ったような街並みです。
ビリケンさんは家内和合・商売繁盛の神様。
明治41年(1908)アメリカのとある芸術家が制作し、日本に広まったそう。
ビリケン神社は、平成24年(2012)新世界誕生100周年を記念して建てられた新しい神社。
ビリケンには、足の裏を撫でると幸運が訪れるという言い伝えがあります。
この道はスパワールドで行き止まり。
隣の建物は工事中。大阪相撲が隆盛だった大正期、国技館があったそう。
三味線をジャンジャン鳴らして客引きしていたというジャンジャン横丁。今はその面影も無く、シャッター街になっていました。
新世界を出たのが夕方4時半過ぎ。
天王寺動物園のゲートは閉まったばかり。
大阪市立美術館への階段を昇り、
てんしばに戻り、この日の散策は終わりました。