六甲ミーツ・アート2018⑥ | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 芸術散歩は無料の会場だけ周りました。最後はガーデンテラスです。

 

 日が陰り、見晴らしのデッキに立つと、薄手のカーディガンでは寒く感じられました。

 

 ここの景色は夕暮れ時や夜景のほうが良いかもしれません。

 

  私が初めて六甲山の施設を歩いた昨年の春、単独の外出を快く思っていなかった家族ですが、最近ではお土産を楽しみにしているようで、何も買わずに帰るとがっかりした顔をします。

 

 神戸土産は六甲山チーズケーキとフレンチトースト風味のラングドシャがお勧めです。大井肉店のビーフカレーは辛すぎて私の口には合いませんでした。

 

 夕方5時から見晴らしの塔のライトアップがあるらしく、周辺にそのような装置がありました。

 

 塔に上り、先程歩いた道を振り返りました。

 

 ガーデンテラスといえばこの景色。アンティークな建物が並び、中世ヨーロッパの油絵になりそうです。

 

 眼下には六甲アイランドや大阪湾、六甲山系の山、見晴らしのテラスの全貌が見えました。

 

 見晴らしのテラスには、鉾井喬(1984-)氏の「風の痕跡」が展示されていました。

 

 風が吹くと中の円盤が回る装置です。

 

 作者は石に刻まれる風の痕跡に注目して欲しいとのことでした。

 

 次第に暗くなり、海がピンクがかってきました。ススキが色づき秋の深まりを感じられます。

 

 急に冷え込んだため、夕方5時のライトアップまで待てず、ガーデンテラスを出ました。

 

 六甲山上駅に戻りました。

 

 駅舎の天井や壁に取り付けられたインコのぬいぐるみは、川上和歌子(1962-)氏の作品です。今年の夏は、燕の雛が巣立った後、インコの群れが駅舎にやって来たそうで、その様子を再現しました。

 

 ケーブルカーで六甲山を下りました。

 

 夕方5時を過ぎ、六甲ケーブル下駅のライトアップが綺麗でした。

 

 帰りのバスは満員で、途中から神大や松蔭の学生さんも乗り、鮨詰めでした。また秋が深まったら、夜景を見に行こうと思います。