仁和寺はとても賑わっていました。
本殿の拝観、御室桜(おむろざくら)の拝観、どちらも長蛇の列だったため、今回は御室桜に絞りました。
御室桜は遅咲きの品種で、この桜が満開になると京都の花見は終わりだと言われています。
一斉に咲いて2~3日で散る、とても寿命の短い桜です。
花が目線と同じ高さで、しかも大ぶり。とてもインスタ映えする花です。
江戸時代初期には既に200本がこの地に植えられていて、江戸時中期には花見の名所として知られるようになりました。
八重紅枝垂れとコバナノミツバツツジが一緒に咲いていて、とても華やかでした。
八重紅枝垂れは遅咲きの桜。
コバナノミツバツツジは早咲きのツツジ。渉成園もこの組み合わせでした。
里桜の園芸品種がいろいろ咲いていました。こちらは大沢桜。
こちらは有明。
こちらは関山(かんざん)。牡丹と間違えそうな品種です。
急に雲行きが怪しくなってきました。
近くに龍安寺がありますが、この日の散策はここで切り上げました。