男山展望台に着きました。谷崎潤一郎(1886-1965)もここを訪れたことがあるようで、彼の文学碑が建っています。
文学碑に刻まれた小説「蘆刈(あしかり)」の一節。「わたしの乗った船が洲に漕ぎ寄せたとき男山はあだかもその絵にあるようにまんまるな月を背にして鬱蒼とした木々の繁みがびろうどのようなつやを含み、まだどこかに夕ばえの色が残っている中空に暗く濃く黒ずみわたっていた。」彼が見た男山はとても幻想的だったようです。
背割提の桜の向こうには、京都市西部の街や愛宕山が見えます。
京滋バイパスの向こうには、京都市東部の街や、醍醐山地の山々が見えます。
流れ橋や下水処理センターの向こうには、京都市南部の街、比叡山が見えました。
木津川の向こうには、宇治の市街地や鷲峯山が見えました。
ここは「八幡竹くらぶ」というNPO法人の活動拠点になっているようです。竹で作った作品を販売していました。
2年前の正月に石清水八幡宮を参拝した時、このような物は無かったと思います。
この後、参道を歩いて石清水八幡宮に向かいました。