寺田町界隈 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 寺田町界隈を歩きました。

 

 寺田町界隈には寺社が集まっていて、鬼瓦が様々な所に置かれていました。古くなった寺院のもので、魔除けや邪気払いのために置かれたそうです。

 

 浄土宗念仏寺。1539年の創建で、太閤の正室である「ねねの別邸跡」と伝えられています。また、念仏寺に祀られている寿老人は、不老長寿の神で神戸七福神の一人です。

 

 浄土宗極楽寺。594年に聖徳太子によって創建されました。1996年に庫裏再建のため解体した時、豊臣秀吉の湯山御殿跡の遺構が発掘されたそうです。

 

 太閤秀吉の湯殿跡資料館は閉まっていました。

 

 豊太閤の塔がありました。

 

 黄檗宗温泉寺。本尊は薬師如来。奈良時代、温泉で人々を病から救おうと行基上人が724年に建立しました。行基上人と有馬温泉中興の祖である仁西(にんさい)上人の像が祀られています。

 

 ねがいの庭に、行基菩薩像があります。

 

 行基菩薩像の隣に神戸市水道局が設置した水飲み場がありました。葉をイメージしたデザインでとても爽やかなのですが、蛇口が高くて飲みにくいのがネックでした。

 

 ねがい坂を下ると、御所泉源がありました。煙が濛々と立っていて近寄れませんでした。泉質は金泉で、塩分濃度は日本一、鉄分も多く含まれているそうです。

 

 御所泉源の近くに、金の湯がありました。

 

 金の湯で足湯ができるそうです。またいつか湯めぐりをしようと思います。