六甲ミーツ・アート2020④ | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

 カンツリーハウスは大人気。行列に並び、入場しました。

 

 

 残暑厳しく、ビニールテントはマストアイテム。

 

 

 ペダルボートの出も多く、とても賑やか。

 

 

 この池には鯉も生息しているよう。

 

 

 あまりの暑さにソフトクリームをオーダー。

 

 

 休憩の後はアート鑑賞。小高い丘を登りました。

 

 

 秋晴れの空に100枚のTシャツ。白から青へのグラデーションで海を表現したとの事。

 

 

 「大空の海」は、大阪府立天王寺高校美術部による作品です。

 

 

 丘の頂上には、ギリースーツ(カモフラージュのための軍用服)を着た人形が並んでいました。

 

 

 作品名は「green on green」。人と自然の一体化を実現した作品です。

 

 

 作者のKIMU KIMU(1990-)氏は、韓国出身のアーティスト。現在は東京都在住との事ですが、恐らく兵役の経験があるのでしょう。

 

 

 兵役義務のある韓国人男性ならでは作品で、神戸市長賞を受賞しました。

 

 

 丘の上からの眺めはとてものどか。皆それぞれの遊びに興じていました。

 

 

 散策路を歩いてアートギャラリーへ。

 

 

 ギャラリーの一室に、パフォーマンスアーティスト、宮木亜菜(1993-)氏の作品「机とおなかの歩き方」があります。

 

 

 六甲山を巡るピクニックで集めて来たオブジェがずらりと並んだ作業台。

 

 

 奨励賞受賞作ですが、作者不在でそのパフォーマンスを見ていないので、作品の良さが分からず、残念ショボーン

 

 

 別室には、早崎真奈美(1980-)氏の作品「白い山」がありました。

 

 

 六甲山の植物を取材した切り絵に、六甲山の石切場から運ばれた御影石。切り絵が精密で、リアル感があります。

 

 

 カンツリーハウスはこれでおしまい。

 

 

 六甲山頂駅への道を歩きました。

 

 

 ロープウェイの駅は意外に近く、10分ほどで到着。

 

 

 外からミーツ・アートの作品が見えました。

 

 

 竹内みか氏の作品で「センチメンタルパーク駅―追憶のなかの楽園―」です。

 

 

 これらのメロディペットは、遊園地で使われなくなったものを1年がかりで集めたそう。

 

 

 ペットはレトロ感満点でノスタルジック。

 

 

 ゴンドラの中の馬を見て、遊園地へ行った時の記憶が蘇りました。

 

 

 今春デビューしたゴンドラは3代目で、約12分で有馬に着くという優れモノ。

 

 

 片道運賃が1,030円とお高いのがネック。駅舎の窓から発車を見届けました。

 

 

 ガーデンテラスへの道を歩きました。

 

 

 こちらは大野光一(1987-)氏の作品「あなたを見つける、かなたが見つめる」。FM802賞受賞作です。

 

 

 仕事や家庭で、役割に応じて複数の仮面を被っている現代人。素の自分はどんな人間か、見つめ直す手立てになったらという思いで制作したのだそう。

 

 

 少し歩くと、六甲枝垂れが見えてきました。今日はここまで。次に続きますバイバイ