六甲ミーツ・アート2020⑤ | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

六甲ミーツ・アート第1弾最終回。

 

 六甲枝垂れに入りました。

 

 

 早速、今年のメインビジュアルに使われた旗を発見。旗が開くまで風が吹くのを待ちました。

 

 

 待った甲斐あって撮れた一枚。

 

 

 しかし!外のはレプリカで、本物は自然体感展望台の陽室にえー

 

 

 この旗は史枝(1991-)氏のパッチワーク作品で「わたしが縫う景色」。六甲山の開祖、A.H.グルーム氏を初めとする神戸の居留外国人をイメージしたとか。

 

 

 風穴に今年のグランプリ作品、上坂直(1991-)氏の「六甲景鏡」がありました。

 

 

 六甲山上にある様々な施設の中から空間を5ヶ所選んで、精巧に縮小、再現した立体作品。

 

 

 たぶん六甲ガーデンテラスのグラニットカフェ。

 

 

 六甲ガーデンテラス、見晴らしのデッキ。

 

 

 六甲山サイレンスリゾートのロビー。

 

 

 この和風の部屋は、六甲スカイヴィラの一室でしょうか?

 

 

 おそらく天覧カフェ。六甲山でのイベントにふさわしい、気合の入った作品です。

 

 

 風室に入りました。

 

 

 天井は吹き抜け。

 

 

 中央の水盤に氷室からの融氷水が流れ込み、空気を下から上へと排出。肘掛けから冷たい風が出て、納涼効果満点100点

 

 

 今年の六甲ハッシュタグはカラフル。青空によく映えます。

 

 

 レプリカの旗を持つ姿がお似合いで、後ろから撮らせてもらいました。

 

 

 六甲枝垂れを出て、おみやげ館に入りました。

 

 

 今回のお土産はチーズケーキ。たまには違うものをと思いますが、これに勝るものはありません。

 

 

 おみやげ館の奥には見晴らしのデッキ。

 

 

 大阪方面と神戸方面の景色を眺めました。

 

 

 神戸方面はポートアイランドや三宮まで。それより西は掬星台からでないと見えません。

 

 

 車道を歩き、ガーデンテラスへ移動。

 

 

 見晴らしの塔の内部に、コリー・フラー(1976-)氏のインスタレーション作品「Lighthouse」があります。

 

 

 塔を霧信号所に見立て、その内部に光を放ったとの事。低く微かに鳴り響く霧笛の音が不気味。夜間はちょっと怖いかも。

 

 

 塔の上からの展望。北東には六甲枝垂れや現在閉館中の天文通信館が。

 

 

 南西にはガーデンテラスのカフェや売店、そしてカンツリーハウスが。

 

 

 南東には大阪湾が見えました。見晴らしのテラスに一際目立つピンクの物体があります。

 

 

 その作品は、灰野ゆう(1999-)氏の「あめふらし」でした。

 

 

 アメフラシは海に住む軟体動物。名前の由来は諸説ありますが、海の中で紫色の液を出すとそれが雨雲のように広がるからという説が有力なのだそう。

 

 

 花の無いガーデンテラスは寂しいものです。

 

 

 ガーデンテラスの出口付近に、田岡和也(1983-)氏作品で、六甲山牧場や高山植物園を連想させる「六甲景」がありました。

 

 

 後で知ったのですが、展示の中心は六甲山の風景を描いた100枚の絵画で、店内に飾ってあるのだそうガーン

 

 

 第1弾芸術散歩はここでおしまい。ガーデンテラスからバスを使い、六甲山上駅に向かいました。