光明寺から15分ほど歩き、長法寺(ちょうほうじ)に着きました。
長法寺は天台宗延暦寺の末寺です。大津市の三井寺で修業した千観和上(せんかんわじょう)が910年に開創した寺で、京都西山の大寺であったと伝えられています。
千観和上の供養塔。鎌倉時代に造られたそうです。それが現在まで残っているとはすごいことですね。
曇り空に落葉。冬が刻々と近づいているのを感じました。
岩窟から湧き出る水は、昔から枯れたことが無いそうで、「溺泉(おぼろのいずみ)」と呼ばれています。山号である「清巌山」はこの泉から名付けられたそうです。
長法寺を出ました。境内よりも入口の紅葉が綺麗でした。