日本盛と寶娘 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

東川を境に今津郷と西宮郷に分かれます。

 酒蔵通りをまっすぐ15分ほど歩き、日本盛酒蔵通り煉瓦館に着きました。

 

日本盛のホームページから引用した文章。

 

 1888年に約50名の青年により、南摂青年協力会が結成されました。
 その中から「産業の興隆に資し、西宮の発展に役立つ事業を企てよう」とする有志たちが青年有為会をつくり、翌年に「西宮酒造株式会社」を設立し、酒造業を始めました。

 

 1989年に創業100周年を迎え、「健康」「自然」「新鮮」をキーワードに、自然派化粧品「米ぬか美人」という新しいジャンルの商品開発や健康を切り口にしたお酒「健醸」という日本酒へのトライはこのコンセプトを明確化したものです。そして全く新しい試みとして、日本酒情報発信基地「酒蔵通り煉瓦館」を本社の一角にオープンしました。

 

 そして2000年。清酒一筋に歩んできた「西宮酒造株式会社」から、「日本盛株式会社」に社名を変更しました。

 

 ショップに利き酒コーナーがありました。定員さんに勧められましたが、散歩の最中に酒を飲むと、酔いが回りそうだったので断りました。

 

 その代わり「西宮の粕漬け」を買いました。

 

 南へ15分ほど歩き、大澤本家酒造に寄りました。以下、大澤本家酒造のホームページから引用です。

 

 大澤本家酒造は、1770年に堺・宿院で創業。1954年に灘・西宮の地に移転しました。創業からの歴史を記した家系図があり、現在の当主は九代目になります。

 

 「寳娘」の名前は大澤本家酒造初代・華屋清助が見た、めでたい夢から命名されました。その夢には、宝船に乗った美しい女性が現れ、その女性が美味しそうにお酒を飲んで、ほほえみかけたそうです。宝船に乗っている美しい女性と言えば、七福神のなかの紅一点、弁財天。弁財天の本名は「サラスヴァティ」です。
 インドの言葉で「サラス」は水を意味し、「バティー」は富むという意味で、水を神格化したものだとされています。まさに、水が大切な酒づくりにぴったりの神様と言えます。

 

商品は全て現地販売です。入りにくかったので、商品の写真だけ撮りました。