久寿川駅と国道43号線が交わった所で曲がり、新川に沿って歩きました。
20分ほど歩くと、今津灯台が見えました。
灯台は、大関醸造元の長部家5代目長兵衛によって、今津港に出入りする樽廻船や漁船の安全を願い、1810年に建てられました。
灯台の周りに、今津港開港200年記念碑や航海の安全を祈る石碑が立っていました。
樽廻船の石碑。西宮で作られた下り酒は江戸まで搬送していました。江戸中期に大坂の廻船問屋が樽廻船を使って搬送を始め、その廻船は、明治中期まで用いられました。
今津灯台は今津港の近くに立っています。
ここが終点で、あとは来た道を引き返しました。所々海上に船が泊まっています。
道沿いに大関の酒造工場が建っていました。
酒蔵通りを曲がり、少し入った所に「今津六角堂」があります。
1862年に今津小学校の校舎として建築されました。
5分ほど歩くと、関寿庵に着きました。
酒まんじゅうをミキサーで汁状にして北海道の牛乳に混ぜた、という「酒まんソフト」を食べました。クリームがさっと溶け、あっさりとした甘さであっという間に無くなりました。
関寿庵の近くに「大関静和館」があります。民家で普段は公開されていません。
酒蔵通りを歩き続けました。