三十三間堂 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

智積院の近くに三十三間堂があります。



門


拝観券を購入しました。


普門関


三十三間堂の中は、以下のものが展示されていました。


・千手観音坐像(国宝)

  真ん中にある巨像(中尊)。大仏師湛慶(運慶の長男。たんけいと読む。)82才の時の作品。


・千体千手観音立像(重要文化財)

  中尊の左右に500体ずつ配置されています。11の顔と40種の手で表現。


・風神・雷神像(国宝)

  風神と雷神は、五穀豊穣をもたらす神々として信仰されました。


・二十八部衆(国宝)

  中尊の四方と観音立像の前方にある28体の仏像。

  千手観音とその信者を守るという神々でインド起源のものが多い。



仏像を見た後、境内を回りました。



● 蓮華王院(国宝)

 1164年、後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進しました。

 長さ約120m、正面の柱間が33あることから、「三十三間堂」と通称されています。


蓮華王院


裏庭は通し矢射場で、毎年1月中旬に弓道大会が開催されます。



通し矢道場



● 久勢稲荷大明神


久勢稲荷大明神



● 太閣塀(たいこうべい)


太閤塀


● 鐘楼


鐘楼


● 池泉


池泉


● 夜泣地蔵

 水の湧き出す音が人のすすり泣きに似ていたことから「夜泣腺」と呼ばれるようになり、

 そこから、お地蔵さんによだれかけを奉納祈願し、一週間後よだれかけを祈願主が持って帰り、子どもの枕の下に敷くと「夜泣き」が治るといわれるようになりました。


夜泣地蔵