北大路バスターミナルから鷹峯源光庵行きの乗り場は、最前列が見えないほど長い行列が出来ていました。人が多すぎて乗れず、1本見送ることに。このシーズンの京都はどこも混雑するそうです。
小1時間ほどで源光庵前のバス停に着きました。源光庵は人がいっぱいだったので、先に300mほど離れた常照寺へ。
常照寺は1616年、本阿弥光悦の土地寄進と、光瑳(光悦の子)の発願によって、寂照院日乾上人(身延山第21世日蓮宗中興の祖)を招いて開創され、鷹峰檀林(学寮)と呼ばれました。
吉野太夫(六条三筋町の遊女)が寄付した門(吉野門)から境内に入りました。
帯塚。作庭は中根金作。石を帯状に並べ、苔で鷹峰三山(鷲ヶ峯、鷹ヶ峯、天ヶ峯)を表現。
本堂。常照寺について説明したビデオを見ました。短く分かりやすくまとめられています。
本堂から見た茶席。
本堂の奥に進みました。
● 吉野太夫と紹益の「比翼塚」と歌碑
● 開山(日乾上人)廟
● 吉野太夫の墓地
● 聚楽亭
● 遺芳庵茶席
階段を降りました。この先には池があります。
池の前の銅像は「白馬観音」です。
本堂に戻り、反対側へ。
● 鎮守社
日善上人に姿を見られた白狐(智湧という常人離れした学僧)が、檀林首座宛に書いた2通の証文が保存されています。智湧は摂津能勢妙見山に登って修行を重ね、常富大菩薩になりました。
● 鬼子母尊神堂 子育て、子授けの神様を祀っています。