二条城3(清流園) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

休憩所から見た内堀と西橋





上から見た西橋






 この西橋を渡り、北中仕切門へ。門のそばに珍しい物が飛び込んできました。


 「加茂七石」です。鴨川の上流の賀茂川や高野川の水系で採石された銘石のことで、庭園に使われています。


 手前から「八瀬真黒石」「鞍馬石」「畑石」「糸掛石」「畚下(ふぐろ)石」「紫貴船石」「紅加茂石」。


 後ろの建物は茶室「和楽庵」。





加茂七石






 ここは「清流園」の一角です。


 清流園は、江戸初期の豪商、角倉了以の屋敷から、建物の一部と庭石約800個を譲り受け、


全国から集めた300個の銘石と茶室「和楽庵」を加え、1965年に完成しました。


茶室は、市民大茶会や国賓公賓の接待の場として利用されています。




 清流園の面積は16500㎡で、2種類の庭園があります。


 池泉回遊式の和風庭園。後ろの建物は「香雲亭」。





香雲亭






 洋風庭園





洋風庭園






収蔵館で築城400年記念の展示物を見て、東大手門を出ました。





東大手門






二条城の外壁。ここだけ見ると小さく見えるのですが、とても広いお城でした。





外壁






5分ほどで地下鉄「二条城前」に着きました。


近くに「神泉苑(しんせんえん)」があるのですが、充分歩いたので、帰路に向かいました。


また桜の季節に行こうと考えています。