むすめ子と寅子をつれて帰ってきました。
ドアが開いて「ただいまー！！」と元気な声がして
まけずに、おかえりー！と叫んで玄関へ走って行くと
むすめ子がきれいな紙袋を持っていました。
あら、どうしたの？と言う前に
袋の中から箱を取り出して
「はい、これホワイトデー！」
とわたしに差し出した。
わあすてき、誰かにお返しもらったの？
…ん？むすめ子、まだ誰にもあげてないわよね。
ていうか「ばれんたいんでー」の何たるかも知らないよね。
でもまあ誰かがくれたのかしら？
なんて、のんきににこにこしていたら
むすめ子たちのうしろで「オレからだよ…」ってだんなくん。
そうか！わたしへのお返しか！
ちっとも気がつかなくってごめん。忘れてたー(笑)。
その後、寅子がわたしにまとわりつき
ねえ、ほわいとでー、かして！
ほわいとでー、ちょうだい！
と、箱を奪って逃走！
まだよまだまだ、おてて洗ってからよー
と言って洗面所へ連れて行くと
寅子、洗面台の横にそおっと箱を置き
「これ寅ちゃんのほわいとでーだからね、さわらないで！」
どうやらこの箱が「ほわいとでー」というものだと思っているみたい(笑)
と言って、手を洗う間もずーっと横目で見続け
ちょっと水がかかって濡れたら
「あああ、ほわいとでーぬれちゃった！」
とタオルで拭き、ずいぶん気に入った様子の寅子。
箱がかわいいからかな…？と見ていると
そのうち大事そうに抱えて持ってきて
「ねえ、ほわいとでーあけて！たべる！」
…何も言ってないのに、食べ物だってわかってた！
食いしん坊の寅子の嗅覚、鋭いのです(笑)。
まだむすめたちにチョコレートは食べさせていないので
これはとーちゃんがくれた、大切なものなの。
だから今はしまっておこうね…
とごまかしてなんとなく没収。
ビターなチョコレートに、ナッツやピールがのせられた
とってもきれいでおいしいお菓子でした。
だんなくん、ありがとう。
すこしずつたいせつにいただきます^^