ひよどりのにっきちょう -22ページ目

強風

暑くて、風の強い日。こういう気候が私は苦手で、偏頭痛がおこる。

論文は今一歩、詰めの部分が進まない。


潔い人

教会で、今日はオルガン当番。ギデオン協会の方がいらして、聖書をくばった。


夕刻。明日が夫の誕生日なので、一日早くお祝い。近所の評判の店にうなぎを食べに行く。

それから、1時間ばかり夜の散歩。古本屋で、乙武洋匡さんの「ほんね。」を衝動買い。


乙武さんという人は、「五体不満足」で一躍有名になって、「バリアフリー社会の旗手」みたいなイメージでさんざん取りざたされた。あれだけマスコミの集中砲火をあびながら、「不満足」な体で、イメージ以上にいつもがんばり続けなければならないのだから、どんなに大変な人生だろう、と思っていた。


しかし、その後の彼のライターとしての活動ぶりを漏れ聞くにつれ、想像を絶するたくましい人なのだと知らされた。そのたくましさは、自分の肉体的・精神的弱さを熟知しているゆえのたくましさ。そして、自分を含めた世界をみつめるのとのできる、キャパシティの大きなたくましさだ。自分自身をよく見ている人だから、自分の能力もわかっていて、自信もある。そんな彼の行動には潔さがただよう。

そして彼は、他人をみつめるのも好きのようだ。生まれてこの方潜り抜けてきた彼の人生が、彼の目を曇りなきものにしているのか、他人をみつめるそのスタンスには邪念が感じられず、これまた潔い。


論文

午前中は論文の準備に集中。

午後、Kちゃんとひさしぶりにランチ。いろいろ楽しくおしゃべり。

オープンキャンパスのワークショップについてアドミッションセンターとうちあわせ。

27日の式典について、司会のA先生とメールでうちあわせ。

そしてまた論文・・・おもしろくなってきた!


夜、母と私が洗礼を受けたU牧師の訃報がとどく。


本を購入。

井野瀬久美恵『大英帝国はミュージック・ホールから』 朝日選書

暗記もしてね

午前中、27日の記念式典について打ち合わせ。

オープンキャンパスのワークショップについて、また学生の音楽鑑賞会について、あれこれ打ち合わせ。

4限、音楽学。教え方が悪いのかなあ・・・。でもでも、ドイツ音名くらいは暗記してもらわないと。平行調、同主調、属調、下属調、こんな名称も憶えて頂戴!努力しないで出来る魔法はないよ。たのむよ~。

5限、礼拝。そのあと聖歌隊の練習。25日の創立記念礼拝と27日の式典に向けて、賛美歌と"Holy city"を。


あした、あさっては論文書きます!う、うれしい、集中して時間がとれそう・・・。

いろいろ

大学の創立60周年記念行事の打ち合わせいろいろ。

来週は聖歌隊の出番も含め、大忙しになりそう。新しいチャペルの着工式、スイスから招くオルガンビルダーとの会食、そして記念式典などなどに、クリスマス時期の電車内ポスター撮影まで。


3限ゼミは中世の社会と音楽、その1。

4限オルガン。女子のほうが男子より器用な感じ・・・単なる練習不足か?がんばれ、男子。

新しいチャペルもできるし、よいオルガンも入るし、その上練習用オルガンを入れてもらうよう要請もしたし・・・。本格的にオルガンに取り組む学生が出てくるといいなあ。


5限専修会議。いやいや、ほんとにいろいろ。

長引いて7時過ぎまで。

ピアノのA先生、声楽のH先生と三人でドイツ料理の店に行く。ビールが美味しかった!

再び歩く

母の逝去でなんだか力が抜けて、日々を綴る気持ちになれないでいたが、またゆっくり始めてみよう。

日々の記録は、自分の心覚えのためと考えて。


夕べは楽しい夢を見た。大きな教会に二台のオルガンがあって、私はそのうちの大きいほうを弾いている。

弾き終わって、夫と一緒に教会を出ようとすると、その教会のオルガニストがやってきて弾き始めた。デュルフレの「トッカータ」だった。やがて外国人のお客さんらしい人が入ってくる。オルガニストはその人をもう一台のオルガンの方へ案内した。お客さんはバッハの曲をえらくゆっくりしたテンポで弾き始めた。


私と夫は教会を出る。なんだか明るくてきれいな町。すこし散策したいなあ、と思いながら歩いていたら夫とはぐれてしまった。急な坂道を降りていくと、下は観光客でにぎわっている。教会は見上げるような断崖の上に建っているのだ。

夫はのんびり坂道を歩いていた。一緒に、もう一度教会へ戻る。すると教会の石のテラスから、真っ青な海が見えた。とてもとてもきれいだった。

そこへ、私の両親が現れる。父と会うのは久しぶりだ。長い間病気で会えなかったのだ。父は元気に走ったりしていた。

不思議な、幸福な夢だった。ひょっとして、両親は今頃天国で仲良く暮らしているのだろうか。


今日は大学で、設備の拡充を交渉。そして、少しだけ論文を進めた。

Requiem aeternam dona eis Domine

きのうの昼間はニコニコしていた母だったが、夜の12時過ぎに病院から電話で、突然呼吸困難になったと。

とるものもとりあえず、夫とタクシーで駆けつけたが、間に合わなかった。

まるで微笑んでいるかのような、安らかで、しかもきりっとした美しい顔で、母は永遠の眠りについた。



う~む・・・

母親の具合がよくならないのだ。

もう一週間、熱は39度以上。ときおり7度台にまで下がるが、また上がってしまう。

食事も水も摂れない状態。だが意識ははっきりとしている。笑ったりもする。


3月2日から私はスイス、ドイツへ出張なのだが・・・落ち着かない。

お母さん、なんとかまたご飯が食べられるようになるといいねえ。

イエス様がそばにいらっしゃるからね、と言ったら、ニコニコした。


さて・・・今回の出張は、大学の新しいチャペルに入れるオルガンを選定するためのもの。

試奏用に何曲か用意していかねばならない。

で、S教会のオルガンを拝借して、このところ真面目に練習している。


もって行く曲は、

J.S.Bach  Orgelbuechlein 全曲

        Fantasia G-Dur

        Fantasie und Fuge g-moll

        Pastorale F Dur


選定する上でのチェック・ポイントを絞ったら、このような選曲になった。

私好みのやわらかく、よく溶け合うオルガノ・プレノ、表情豊かなソロ・ストップ、まろやかなフルート系ストップ、などなどをチェックしたい。


Amazonから注文してあったCDが届く。

中で秀逸な一枚は、

"Jubilate―― Music for the Kings and Queens England"

というもの。

オルランド・ギボンズからサミュエル・S・ウェズリーまで、イギリスの宮廷音楽が収められているが、ほんとうにきれい!美しい!!ロンドン・チャペル・ロイヤル・クワイヤーのコーラスが素晴らしい。

合唱の声について、私の好む傾向はオルガンの音色の好みと一致していることに最近気づいた。

硬い音色のコーラス、高音が分離して聞こえるコーラス、「なま」な音色のコーラスは聴きたくない。

オルガンも同じ。特に「高音が分離して聞こえる」楽器だと、私はリラックスして弾けないのだ。


今回――またとない機会を与えられ、ジルバーマン・コンセプトの美しい響きを持つ楽器を選ぼう、と心に誓う。

抵抗

「人間は抵抗、つまりレジスタンスが大切ですよ、みなさん。人間が美しくあるために抵抗の精神をわすれてはなりません」(灰谷健次郎『兎の目』)

最近、さまざまな場面で、この言葉が思い出される。


負けるもんか、と歯をくいしばる。

楽と忙

昨日は大学聖歌隊の学生たちと富士急ハイランドへ。車を4台連ねて、総勢17人で行った。

昔はジェットコースター大好きだったのに、何年前か、ディズニーランドのスペースマウンテンで

怖くて泣いてしまって以来、乗れなくなった。

夫は「フジヤマ」その他のおそろしげな乗り物をはしごしてワクワクしている。

普段はかわいい系のUちゃんが、「フジヤマたのし~い!もう一度乗ろうっと。ドドンパ?あんなの

速いだけ~。♪」・・・人は見かけによらない。

私はコーヒーカップに乗ったり、Sちゃんと回転木馬したり、とっとこハム太郎ランドに行ったり、

おとなしく遊ぶ。

スケート初挑戦もした。意外とうまく立てるものだ。

帰りはみんなで「ほうとう」を食べて暖まった。


さて、今日は朝から卒業判定会議の準備に追われる。

わがゼミの4年生4人は、全員優秀な成績で卒業!おめでとさん。


さらに教務委員会、そして時間割の検討と、今日はめいっぱいだった。


母の主治医から電話。熱はずいぶん下がったが、やはり肺炎・・・。

明日の夜は訪ねてみよう。