やりたいことが分からない | サポートライター みけ の独り言

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電子書籍のはなし、文章のはなし、ことばのはなし、書く事、話すこと、ゆめのたねで喋っていることなど、言葉にまつわるいろいろなことを中心に、書いてみたいと思っています。

 

前回は「やりたいことが見つからない」という内容で、どう考えて何をすればよいか考えてみました。今回はその続きです。

「やりたいこと」の問題では、「やりたいことが分からない」という人もいましたよね。この悩みもまた、ご本人にとっては深刻なものでしょう。捉え方を少し変えてみてはどうでしょうか。なぜなら、これは「自分の可能性を広げるチャンス」と見ることも出来るからです。この場合もまた同じように、今の自分の「価値観」や「過去の経験」を振り返ってみて、小さな行動から「好き・嫌い」を分析していくことが、結構有効な方法ですよ。 

何をやりたいのかが自分でも分からないと、自分がどのようにすれば良いのかが全然分かりません。ですから、どうにも動けなくなると思います。ただ、単に自分の中で自問自答を繰り返していても、答えに辿り着くことが出来るでしょうか。辿り着けないと言い切ってしまうには抵抗がありますが、でも実際のところ、とても難しいと思います。

やりたいことがどうしても分からないなら、先ず自分を知ることから始めてみてはどうでしょうか。焦らずに自己分析を行なって「自分はどんなことをしている時に楽しいと感じるのか、退屈に感じるのか」といったことを観察してみてはどうでしょう。そして、興味がありそうなことに少しずつ触れていって「これは面白い、好き」、「これは難なく出来る、得意」、そして自分の「価値観」を模索するといった方法で自分の傾向や新たな自分の姿を見つけるという方法を考えてみるのは、有効だと思います。

一般論になりますが、外の力を借りて考えてみるという方法もありますよ。例えば、専門家に相談したりするという方法があります。今は選択肢がとても多くある時代ですので、自分が単に選びきれないで迷っている状態なのかもしれません。とにかく、どこに向かって進めばよいのかを知るためにも、自分のホンネで考えてみる事が大切です。見栄を張って考えたり、他の誰かと比較して悩んだりせずに、むしろ「やりたいことが無くても大丈夫」くらいの気持ちでゆとりをもって自分の現状を受け入れる事が大切です。毎日の生活の中から小さな「楽しい」や「得意なこと」「出来る事」をヒントに自分から行動しながら見つけていくのが、結局のところ近道なようですね。

それにしても、「やりたいことが分からない」という理由は何でしょうか。主な原因を考えてみるといくつか出て来ます。

 

理由の一つ目は「選択肢が多すぎる」という事のようですね。今の時代はとにかく数多くの選択肢がありますので、よく言えば「選び放題」で自由度が高いので良いことなのですが、そのために逆に何でも選べるからこそ迷ってしまう時代でもあります。

理由の二つ目として、ちょっと考えてみてください。自分で「やりたいこと」のハードルを上げていませんか。ひょっとして、「(自分がやりたいことは)特別な夢や目標でなければならない」と思っていませんか? ハッキリ言って、やりたいことや自分の夢、目標が特別なものである必要はありません。ですから、この思い込みは全くの「誤解」です。おそらく、自分が一生付き合ることになる事になるでしょうから、ホンネで考えてみた方がいいんじゃないかな。

三つ目、失敗やリスクを恐れているという事はありませんか。どんな人であっても、失敗はしたくありませんし、リスクはなるべく低くしておきたいものです。ですから、失敗して自分が傷つくことを避けたい気持ちは分かります。しかし、試行錯誤しなければ答えは何も得られないのも事実です。

あともう一つ、四つ目の理由として、経験にまつわる部分での問題を抱えているという事はありませんか。先に挙げた三つの理由にも関わってきますが、自ら動いて考えた、挑戦してみたといった経験が少ないと、どうしても足がすくむというか、一歩を踏み出すのに躊躇してしまう傾向が強くなります。また、それと関係しているかもしれませんが、自分のことよりも他人の考えを優先にして自分を後回しにしてしまう傾向も出て来ると思います。
 
まぁ、理由が分かっただけでは何も前に進める事が出来ませんので、実際に「やりたいことを見つける」ために何を考えればよいか、そのヒントになりそうなことも書いておきます。

一番大事な事は「何をしている時に時間を忘れて没頭できるか」、「自分が好きなことは何か」、「興味があることは何か」を知る事ですね。今までの経験を振返ってみて、楽しかったことなどを思い出してみましょう。子供の頃の出来事は大きなヒントになるかもしれませんよ。

その反対に、今度は「やりたくないこと」を書き出してみるのも一つの方法です。「これはやりたくない、イヤだ」というものがハッキリしている場合は、何もそれに取り組む必要はありません。それらは「しない」として消去法で考えることで、自分の価値観が分かります。つまり、「やりたくないこと」から「やりたいこと」を逆算して考えるという事です。

また、実際に何か具体的に自分が興味や魅力を感じたことがあれば、それを実際にかじってみる、触れてみる、関連する本を1冊読んでみるといった行動を行うのも、自分を知るうえで重要な事ですね。

他にも何にやりがいを感じるか、という事を考えてみるのも役に立つと思います。特に「それによって誰かに感謝されたこと」を思い出してみてはどうでしょう。誰かの役に立つことから、何に自分はやりがいを感じるかが見つかるかもしれませんよ。

「やりたいことが分からない」という場合は、それは単に「やりたい事が無い」という事ではありません。ただ、「まだ見つかっていない」だけだと捉える事も出来ます。「何がしたいか」で考えて分かりにくいのであれば、「自分はどうありたいか」を考えてみるのも、一つの方法ですね。自分の価値観は何を基準にしているのか等を書き出してみるという事もお勧めです。いずれにしても、自分自身を責めたりせずに、興味の湧く小さなことに触れる時間を作ってみることから始めて見てはどうでしょうか。