行動 13
自分の名前を言ってしまい、兄にまで迷惑をかけないだろうかちょっと不安になる。
「宮本君かぁ、知ってる?」
「知らなぁい。」
学年が違うのか、生徒が多いのかわからないがどうやら知らなかったらしい。
その方がレコにとっては都合がいいようだが。
そうこうしているうちにレコの、そして女子高生達の目的の駅に着いた。
「レコ君、これあげる。」
「???」
紙切れを手渡された。
『メグ』と名前と電話番号が書かれていた。
「何かあったら電話してねー。」
「おいおいメグ、小学生にも渡しちゃうの!?」
「お兄ちゃんカッコイイかもだし。じゃーねレコ君バイバーイ。」
レコ「・・・。」
バイバイと言う間もなく。
2人はハイテンションのまま去っていった。
今から学校に行きます、といった雰囲気ではまったくなかったが。
電車の中のヒマつぶしにはなったなぁ、と思いながらレコも電車を降りて歩き出す。
駅内の看板を頼りに『新幹線乗り場』へ。
「宮本君かぁ、知ってる?」
「知らなぁい。」
学年が違うのか、生徒が多いのかわからないがどうやら知らなかったらしい。
その方がレコにとっては都合がいいようだが。
そうこうしているうちにレコの、そして女子高生達の目的の駅に着いた。
「レコ君、これあげる。」
「???」
紙切れを手渡された。
『メグ』と名前と電話番号が書かれていた。
「何かあったら電話してねー。」
「おいおいメグ、小学生にも渡しちゃうの!?」
「お兄ちゃんカッコイイかもだし。じゃーねレコ君バイバーイ。」
レコ「・・・。」
バイバイと言う間もなく。
2人はハイテンションのまま去っていった。
今から学校に行きます、といった雰囲気ではまったくなかったが。
電車の中のヒマつぶしにはなったなぁ、と思いながらレコも電車を降りて歩き出す。
駅内の看板を頼りに『新幹線乗り場』へ。
行動12
うつむいたままのレコに女子高生はおかまいなしに話しかけてくる。
「お兄ちゃんとかいないのー?」
「・・・いる。」
「うそー!?紹介してよー。」
「キャハハ!」
「お兄ちゃんいくつ?」
「15・・・かな。」
「じゃー同じ高校生ジャン!マジで紹介してしてー!」
「キャハハ!」
「この子の兄弟だったら絶対カッコイイよねー?」
「うん、絶対いけてるよ。」
「ねーねー、お兄ちゃんどこの高校?」
「益田之庭高校。」
「えー!?マジで?」 「同じじゃん!!」
(えっ!?)
これにはレコもさすがに驚いたようだ。
「おい少年! そういえば名前聞いてなかったね。」
「レコ。」
「へー、カワイイ名前ー。」
「違う違う、名字だよ。」
「宮本・・・。」
これから家出をしようとしているレコ、兄と同じ高校に通う女子高生の勢いにのまれてつい答えてしまう。
「お兄ちゃんとかいないのー?」
「・・・いる。」
「うそー!?紹介してよー。」
「キャハハ!」
「お兄ちゃんいくつ?」
「15・・・かな。」
「じゃー同じ高校生ジャン!マジで紹介してしてー!」
「キャハハ!」
「この子の兄弟だったら絶対カッコイイよねー?」
「うん、絶対いけてるよ。」
「ねーねー、お兄ちゃんどこの高校?」
「益田之庭高校。」
「えー!?マジで?」 「同じじゃん!!」
(えっ!?)
これにはレコもさすがに驚いたようだ。
「おい少年! そういえば名前聞いてなかったね。」
「レコ。」
「へー、カワイイ名前ー。」
「違う違う、名字だよ。」
「宮本・・・。」
これから家出をしようとしているレコ、兄と同じ高校に通う女子高生の勢いにのまれてつい答えてしまう。
行動11
レコはすでに電車の中、どれだけ教師達が探し回っても見つかるはずも無い。
その中の教師の一人、担任の三浦先生と歳も近く普段から親しい佐藤という女の教師が昨日の三浦先生との会話を思い出した。
(そういえば、レコ君のお家に家庭訪問に行くって・・・。そして今日2人がいなくなった、何かあったのかな・・・??)
すぐに他の教師に事情を説明し、佐藤先生のクラスも自習にし、佐藤先生は三浦先生の家に、他の教師が一人レコの家にそれぞれ向かうことにした。
佐藤先生は向かう途中も何度も三浦先生の携帯電話を鳴らしたが、一度も出なかった。
(やっぱり何かあったのかな・・・?)
そして電車の中、各駅停車のため目的地まで何度か止まるレコの乗った電車。
ある駅で隣のおばさんとおじさんは降りていき、向かいには2人組みの制服を着た女子高生が乗ってきた。
2人とも髪の毛は茶色っぽく、スカートは短め、今風といった感じだろうか。
ずっと楽しそうにキャッキャッと話している。
しかしレコは別に気にしない、どうでもいいといった様子。
2人も会話にもまったく気にもとめていなかった。
そんなことより(新幹線ってどうやって乗るんだろう。)と、先のことばかり考えていたら、急にドサッ!っとレコの両脇に人が座ってきた。
見ると向かいに座っていたはずの女子高生だ。
レコを真ん中に挟むように座ってくるなりジロジロとレコの顔を見てくる2人。
「ほんとだ~、かわいい顔してる~。」
「ね、キレイな顔してるでしょ~。」
いきなりの出来事にキョトンとするレコ。
「ねぇねぇ、君キスしたことある?」
「キャハハ、なに言ってんのメグ~!?」
勝手に盛り上がる女子高生達。
レコは確かにキレイな顔をしていて、学校の女子達にもなかなか人気があるよう少年だった。しかし性格が内気、内向的でほとんど女子と会話したことがなく、しかも今回は接した事など一度も無い『女子高生』で、顔すらまともに見れないでいた。
その中の教師の一人、担任の三浦先生と歳も近く普段から親しい佐藤という女の教師が昨日の三浦先生との会話を思い出した。
(そういえば、レコ君のお家に家庭訪問に行くって・・・。そして今日2人がいなくなった、何かあったのかな・・・??)
すぐに他の教師に事情を説明し、佐藤先生のクラスも自習にし、佐藤先生は三浦先生の家に、他の教師が一人レコの家にそれぞれ向かうことにした。
佐藤先生は向かう途中も何度も三浦先生の携帯電話を鳴らしたが、一度も出なかった。
(やっぱり何かあったのかな・・・?)
そして電車の中、各駅停車のため目的地まで何度か止まるレコの乗った電車。
ある駅で隣のおばさんとおじさんは降りていき、向かいには2人組みの制服を着た女子高生が乗ってきた。
2人とも髪の毛は茶色っぽく、スカートは短め、今風といった感じだろうか。
ずっと楽しそうにキャッキャッと話している。
しかしレコは別に気にしない、どうでもいいといった様子。
2人も会話にもまったく気にもとめていなかった。
そんなことより(新幹線ってどうやって乗るんだろう。)と、先のことばかり考えていたら、急にドサッ!っとレコの両脇に人が座ってきた。
見ると向かいに座っていたはずの女子高生だ。
レコを真ん中に挟むように座ってくるなりジロジロとレコの顔を見てくる2人。
「ほんとだ~、かわいい顔してる~。」
「ね、キレイな顔してるでしょ~。」
いきなりの出来事にキョトンとするレコ。
「ねぇねぇ、君キスしたことある?」
「キャハハ、なに言ってんのメグ~!?」
勝手に盛り上がる女子高生達。
レコは確かにキレイな顔をしていて、学校の女子達にもなかなか人気があるよう少年だった。しかし性格が内気、内向的でほとんど女子と会話したことがなく、しかも今回は接した事など一度も無い『女子高生』で、顔すらまともに見れないでいた。
