ピコピコ…
延々と終わりのないようなゲームの画面を私は見つめてる。
とくに楽しいわけではない。
ただの暇つぶし。
このままではいけない。とは思う。
でも、何をキッカケに外へと出たらいいのかがわからないのだ。
別に引きこもりなわけじゃない。
用があれば、コンビニくらいは行く。
人と話すのも別に嫌いじゃない。
めんどくさいけど。
あぁ。明日。明日こそは。
と思いながら、ゲーム画面を見つめる。
私が描く「明日」はたぶん、明日ではない。
明日の今頃、また同じようなことを考えながら私はゲーム画面を見つめているだろう。
お金がない。
働かなくては、いけないのだ。
けれど私の体は動かない。
どうしてこうなった?
いつからこうなった?
自分以外の誰かのせいにできないかと探してみるが、もちろんそんなことに該当するような人はいない。
友人から久しぶりに連絡がくる。
「久しぶり!今なにしてんの?」
「とくに、なにも。」
「仕事は?」
「あー。今探してるとこ。」
「そっかぁ。大変だね。今、就職難だしね。」
「うん。まぁ、大変かな。」
「仕事決まったら教えてよ。就職祝いしてあげる!」
「あぁ。うん。わかった。」
「じゃあ、頑張ってね。」
嘘をついた。
めんどくさい。
私はようやく重い腰をあげて、履歴書を書いた。
次に友人に会うときに、
「なかなか決まらなくて大変だったよー」
とか
「やっと決まって、本当嬉しい!頑張った甲斐があったわ。」
とか。
そんなことを言わなくては格好がつかないから。
私は働くのだ。