真備ふるさと歴史館・横溝正史疎開宅 | モリよしのブログ

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写真撮影が趣味で、岡山・倉敷の観光地、ギャラリー巡りをしてブログとインスタグラムで紹介しています。

倉敷市真備町岡田にある 「真備ふるさと歴史館」 です。

 

歴史館は、岡田藩支配時代の古文書を公開し、当時の村の支配や村人の暮らし、産業興しの工夫、災害を防ぐ努力など、私たちの祖先に触れることが出来る施設です。

 

真備地区ゆかりの推理作家、横溝正史氏の遺品を展示する 「横溝正史コーナー」 も設けられていて、自筆原稿や実際に使っていた座机、筆記具などが展示されています。

 

横溝作品の数々

 

”本陣殺人事件”

 

真備ふるさと歴史館の近くにjは、「横溝正史疎開宅」 があります。横溝氏が太平洋戦争末期の昭和20年、両親の出身地に近い吉備郡岡田村(当時)へ疎開して3年余りを過ごしています。

 

この時期に、岡山の山村や離島に残る様々な因習や言い伝えを見聞し、それが後の作品世界を生む土壌になりました。

 

名探偵・金田一耕助が登場してきそうです。

 

疎開宅の手前には、濃茶の祠という小さな祠がありますが、小説 『八つ墓村』 に登場する 「濃茶の尼」 の名前は、ここから取られたようです。