倉敷市真備町箭田にある 「まきび記念館」 は、吉備真備の業績をたたえ、資料などを収集展示するとともに、地域の文化拠点となるべく、まきび公園内に昭和63年に開館しました。
四隅がぐんと反り上がった屋根を、朱塗りの柱が支える中国情緒の漂う建物です。
展示室には、岡山県内外に残されているものや、言い伝えられている資料を写真やパネルなどで展示されています。入り口には、遣唐使船模型が飾られています。
吉備真備は、717年に唐に渡り、約18年間の留学生活を送っています。751年にも遣唐使として再び唐に渡りました。日本出港の図です。
”玄宗皇帝と会見図”
”吉備真備公像”
吉備真備は、「カタカナ」 を考案したといわれています。
まきび公園入口には、まきび記念館とよく似た建物の 「たけのこ茶屋」 があります。庭園をのんびり眺めながら休憩したり、軽食も食べることができます。