地球に生まれて 49-8 繋がり | meginvegasのブログ

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ラスベガスの日常生活と、スピリチュアルなお話し。

マケイラのチャネリングによって イーサンに届けられたメッセージの情報には、興味深い内容が多々あった。

イーサンのように、特別なヒーリングの力を持って、この地球上に現在生まれてきている人物は、10人程で、そのうち半数は、本来持っている自分の力にまだ気付いていない人達。残りの半数のうち3人はまだ子供。もう1人は男性で、実際イーサンと同じようにエナジーヒーリングを行なっているが、自分の周りの小さなコミュニティの人々に限って、その力を使っているという。

そして、イーサンの持つヒーリングエナジーの凄さについて、違う観点からそれを教えてくれた人物が居た。

バーバラという女性。

バーバラは、1940年代に生まれた、もうすぐ80歳になるおばあちゃん。

バーバラは7ヶ月の未熟児で生まれた。1940年代の当時は、未熟児の生存率は非常に低かった。医学の進歩がまだ乏しい時代だったので、ほとんどが亡くなるか、運良く生存できても、多くが失明していた。理由は、保育器にあった。その当時の保育器は現在の保育器よりも、もちろん性能が低く、更に、高濃度の酸素を供給する事が赤ちゃんにとって良い事だと信じられていた。それによって視力を失う結果になっていたらしい。
バーバラを担当した医者は、過去の未熟児の経験から、バーバラを取り上げた際、視力を失わないような処置をしたお陰で、命も救われ、失明も逃れた。
バーバラはとても賢く、小さい頃から大人と対等に会話が出来る程、色んな単語を覚えるのが早かった。本を読むのも とても上手だった。バーバラが6歳の頃には、周りの大人たちに “ 小さな大人” と呼ばれた。理由は、自分の下に生まれた兄弟の面倒をみなければならなかったが、6歳なのにきちんと面倒がみれた事でそう呼ばれた。あの時代は生活も厳しく、長女・長男という役割は、とても責任ある立場だった時代だったからだった。

ハロウィンで近所を周ってキャンディ集めをした際は、自分の集めた分のキャンディは、そのまま全て両親に渡して、両親はバーバラの集めたキャンディを、近所の子供達がキャンディをもらいに来た時に配った。少しでも家の経済を支えるため、自分は長女だから、そうする役割なんだと疑問には思わなかった。もちろん親に口ごたえなどはしない時代。自分を押さえて親には従うのが当たり前だと思っていた。

それから大人になったバーバラは、ある時カウンセラーを訪ねた。アメリカでカウンセラーはとてもポピュラーで、友達に言えない悩み等も、カウンセラーになら話せるという人も多く、バーバラも軽い気持ちで、カウンセラーを訪れた。カウンセラーの先生と会って話しをし始めた時、先生の周りにキラキラ光り動く物が見えた。
とても綺麗で、場所によっては形を変えたり、色を変えたりしている。ふっと見た部分が、何故か小さなネズミが跳ねた様に見えて、バーバラはちょっと笑ってしまった。
するとカウンセラーの先生は、
「何に笑っているの?」と聞いて来たので、今見えた事を話すと、
「バーバラはオーラが見えるのね。」
と言われた。
バーバラにとって、 “ オーラ ” という単語はこの時生まれて初めて聞く言葉だった。
実は、オーラという呼び方は知らなかったが、人の周りに見える色々な光の事は物心ついた時から見えていた。しかし、それはみんな誰もが見えるものだと思い込んでいた。
光や色が見える事は、当たり前だと思っていたから、もちろん両親にその事を話したことなど一度も無かったし、両親も子供の意見にいちいち耳を傾けるという雰囲気はなく、親の威厳に圧力があった。

バーバラは、カウンセラーから聞いたオーラという言葉について、もっと知りたいと思った。


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続く