地球に生まれて 49-9 繋がり | meginvegasのブログ

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ラスベガスの日常生活と、スピリチュアルなお話し。

オーラ という言葉を知ってから、バーバラは、そのオーラについて、もっと情報が欲しかった。物心ついた時から、普通に見えていたオーラって、本当はなんなのか?どうして私は見えるのか?オーラにはどういう意味があるのか?疑問はドンドン出てきた。

しかしバーバラが若い頃の時代には、今のように情報が溢れてはいなかった。オーラについての本などは、全く手に入らなかったし、スピリチュアリティーに対しての考え方も、現在に比べると本当に乏しかった。

オーラについての情報を模索していた時、オーラについての勉強会がある事を知った。なんでもカリフォルニアの方から先生を招いて行うらしく、バーバラはそこへ参加する事を決めた。当時のバーバラはまだ若く、とても恥ずかしがり屋の性格だった。育った環境も影響しているかも知れないが、人の前に立つよりも、人の後ろに隠れていたいタイプの性格だった。だから勉強会でも、一番後ろの席の先生から遠い所に座った。
勉強会が始まって数分後のこと、先生がイキナリ大きな声で背伸びをしながら指をさした。一番後ろの遠くの席に座っているバーバラを指差した。
 
「そこ!!あなた!見えるわね!」

自分の前に座る人の体に半分顔を隠していたバーバラだったが、先生には顔は見えなくても、オーラでその人物がどんな人かわかるらしい…

「あなた、オーラが見えるでしょう」

恥ずかしがり屋のバーバラだったが、先生から前に来るように促され、その日の勉強会では先生と一緒に、オーラについて実際どの様に見えるかなど、助手の様に手伝いながら、結果としては他の生徒に自分の意見と経験などを話して、教える側に回ることになった。
それからはオーラについて色んな事を学んだ。色の違いの意味や、それぞれの見え方でどの様な状態かなどだった。

バーバラは郵便局員として定年まで働いた。バーバラがまだ若く、私書箱担当をしていた時のこと、同じく郵便局員のある男性が、私書箱の部署を横切って、トイレに行った。その男性を何気に見たバーバラは、とても不思議に思い、さらに不安に感じた。
理由は、その人には何一つ、オーラが無かったからだ。
バーバラは慌ててその男性の後をついて行った。男性はトイレに入って行ったが、バーバラも御構い無しについて入っていくと、男性は手洗い場の床に倒れて、すでに亡くなっていた。心臓発作と思われるが、その時バーバラは新しい発見をした。
 
オーラの見えない人は亡くなる前だ…

と。

またある時、家のすぐ目の前の道で男性が倒れていた。意識不明だった。バーバラの隣の家の人も数人駆けつけて救急車を呼ぼうと家に走って入って行った。バーバラの三軒隣には、消防士が住んでいて、その日は午前3時まで働いて家に帰ってきていた。バーバラはその消防士の家の玄関を叩いて彼を起こすとこう言った。
「早くCPR(救命処置)をしてあげて!オーラがあるうちに!救急車より早くCPR出来るのはあんたでしょう!」

男性は消防士の敏速な対応で一命を取り留め、その後救急車で病院へ運ばれ無事だった。

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続く