男子用トイレの便器にハエの絵 | 未現一想 二食満全

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男子用トイレの便器にハエの絵が描かれている理由は、ナッジ理論に基づいています。この理論は、人々の行動を予測できる範囲に修正する仕掛けを指します。具体的には、オランダのアムステルダムのハブ空港で実施された事例が有名です。

  1. スキポール空港の男子トイレ: 男性用トイレの便器内にハエの絵が描かれています。この絵は、便器内の中央よりも少し下に描かれています。なぜハエの絵を描いたのでしょうか?実は、ハエがいると思うと、男性はその部分を目指して用を足す傾向があります。無意識にそう行動することで、飛沫が少なくなり、便器周辺の汚れが減少しました。実際に掃除の労力が80%削減されたと言われています

このような「ナッジ」は、強制せずに行動に影響を与える方法であり、人々の行動を改善するために広く活用されています。

なお、このハエの絵はオランダのスキポール空港が元祖であり、他の場所でも同様のアプローチが取られています。

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ヨーロッパのトイレでは、よく見かけました。

女性は「どこかをねらって・・・」という意識はないと思いますから、上記の説明も

ピンとこないと思います。

 

さらに説明を加えますと、オランダ人のような大柄の男に合わせた便器は、日本人男性には

全体的な位置が高く、「便器内の中央よりも少し下に」と配慮していただいても、かなり

高めになります。

もうひとつ付け加えますと、「便器内の中央に」描くよりも1~2cm左右にずれているのが

理想的です。実際にずれている便器がありました。

蛇足ですが、この「ずれ」は、入射角と反射角との関係で、飛び散り具合に大きく影響

します。

特に元気のよい子供は、真面目にハエをねらうと頭からかぶってしまうことにもなりかね

ません。