いよいよ
米を作らなくなった田んぼ所有者を
振り落とすような動きが出てきました
今までの7、8倍の大きい田んぼにして
生産性を上げていくようです
その土地改良費用は、田んぼ所有者に掛かってくるようで
規模によりますが我が家で10年で200万ぐらいです
今ですら飯米をもらって差し引かれて入る金額は微々たるもの
いや、現状の田んぼ保全費用や税金でトントンぐらい
このままだと単純計算で持ち出しになります
誰が10年間持ち出しで維持するのでしょうか
生産性が上がって得をするのは
いくつかある生産組合だけ
かといって
田んぼが売れるような場所じゃなし
自分で米作るのも
一度やめてしまった農業は機械が高いので
再度始められません
米の買取価格も年々下がって
全盛期の半分ぐらい
昭和に頑張って増やしていった田んぼは価値を失い
成すすべなく、放棄地になるところもたくさん出てきそうです
案の段階で決まったわけではないですが
我が家に限らず小規模農家は、
早かれ遅かれその運命をたどる気がします