<<終了いたしました>>

池袋西武コミュニティカレッジ内のルリユール工房は、日本での手製本の講座では最大、中心的存在です。栃折久美子ルリユール工房として始まりましたが、栃折さんは健在ですが、引退しています。

毎年恒例のルリユール工房生徒作品展2014が、今年は今、開催中です。
6月23日まで。
いつもは、3月末にルリユール工房内で開催ですが、今年は8階のギャラリーで6月開催となりました。
8階の展示です。
17日(火)と21日(土)には、9階の工房見学、かがり体験などもあります。



私の製本の「ふるさと」なので、毎年楽しみにしています。
私がルリユール工房の製本「入門コース」に入ったのは1986年でした!
全体の指導は栃折久美子さん、直接の講師は岡本幸治さんでした。
初めて支持体を綴じに使用した(かがり綴じ)
カロリング製本を作る。
(特定の本の再現という訳ではない)
(追って、ロマネスク製本についても若干触れる)

 8,9世紀から行われたと思われる。本文はパーチメント、木の板が「表紙」になり、革で装幀されていた。現存最古の遺物は Codex Bonifatius 1 (別名を Codex Victor と言う、2019年4月の東京製本倶楽部展に、綴じの再現を出展いたしました)
このブログでご覧下さい。

(今回、樫の板と朴の板で試みた。どちらも5mm厚で、東急ハンズにて「ハガキ」として販売しているもの。)

穴の開け方


背綴じ紐使用

 麻紐を使うのが初期の姿であったと推定される。(Szirmai の記述などによる。参考文献は追って掲載する)




 まず樫の板を用いた。実際には樺などが使われたようである。樫も固いため、船舶の建造に使われたようなので可能性はある。
 固くて重い。ドリルで穴を開ける際は、固いため、際(きわ)ぎりぎりまで開けやすい。ノド側に出てくる際は背綴じ紐を2本通すので、大きめの穴が必要になる。
 彫刻刀などでの細工は難しい。








手順
a. 目打ち、キリなどで見当のために小さい穴を開ける。
b. 斜めに穴を開ける場合も、1mmの深さくらいは垂直に開ける。
c. そこから30度ほど傾けて開けていく。
d. 細工用やすりで調整する。

ロマネスク製本
テープ状の革を使用

 トーイング革(alum tawed skin)を使用する。Szirmaiによる。
革の使用は12世紀以降とのことである。後述のサンプル(忠実なレプリカ)も1300年頃の書写とされていて、大体一致する。
 この時代に、かがり台の使用も始まったようである。(写本の挿絵による)

 日本で木版画に良く使われる朴の板を使用してみた。実際は異なると思われるが、柔らかいため、彫刻刀での細工が容易。ただし、ドリルを使うと穴の周辺が壊れやすい。

平穴拡大
平穴
1300年製本


手順(基本は同じだが、異なる点のみ書く)
e. 平の表側から迎えるように穴を2mmほど開けておく。(複数)
f. スリット状の穴を開けるため、ノド側から線にそって、まず垂直に1mmほどの穴を複数開ける。3,4ヶ。
g. 斜めに開けて行く。
h. 彫刻刀、小さなノミなどで削って、穴をつなげ、やすりで形を整える。



<<終了いたしました>>



galerie Malle
渋谷区恵比寿にある、美術と工芸のギャラリー。
銀とシャツ展
Shirt_silver
galerie Malle
2014年4月8日(火)~4月13日(日)
12時~19時 最終日16時まで

石坂草子(6期生) 青木りつ子

銀とシャツ展はアクセサリーと布です。
それは身を飾るもの、身に纏うもの、
人の身体に近いものであると感じています。
身に着けて気持ちのよいものでありたい = 銀とシャツ

http://galeriemalle.jp/map-contact-form

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-8-3 神原ビル1階
Tel&Fax.03-5475-5054
Open:12:00~19:00
月曜休廊
「松尾 春海・一朝 二人展」

<大雪の中でしたが、無事、好評のうちに終了いたしました>

松尾春海さんの雛人形と
自由の森学園高校11期生の松尾一朝さんのガラス工芸の二人展です。
http://itchou.web.fc2.com/news.html

本日17時までです!


日時 2014年 2月13日(木)~18日(火)

会場 ギャラリー坂

11:00~19:00(初日は13時から/最終日は17時まで)


〒162-0818
東京都新宿区築地町2
tel 03-3269-8330
URL http://www.gallery-saka.com

毎年神楽坂のギャラリー「ギャラリー坂」で行なっている母との二人展です。
親子でこうして展覧会ができる事をいつも幸せに思っておます。
関東方面の方は是非足をお運びください。(松尾一朝)





森の踊り衆25周年記念公演
<無事終了いたしました。元踊り衆花岡亨さん、エイサーのタコライスさん、自由の森学園生徒有志のゲスト参加もあり、楽しい舞台となりました>





1988年3月に自由の森学園高校1期生が卒業、その後も、有志が学校に集まり、民舞、和太鼓の練習を続けてきました。後輩たちも加わり、「森の踊り衆」と名乗って活動を続けています。

1月13日(月:成人の日)開場14時 開演14:30
なかのZERO 小ホール 入場無料

ゲスト 花岡亨、タコライス、自由の森学園有志(予定)



「いつつ星」展と製本ワークショップ
ひらく つどう かたらう

<<無事終了いたしました>>




12月19日(木)~25日(水)
神田神保町 STUDIO LIVRE (スタディオリーブル:室長 伊藤篤)にて
製本、絵画、書の展示。

伊藤篤(製本家)
内山涼湖(画家)
小熊麻紗子(画家)
宮野玄妙(書家)
柴田桃子(アートコーディネーター)


伊藤篤によるオリジナルノート作りワークショップ
12月22日(日)23日(月・祝)両日とも14時から16時
参加費 2000円

$製本 y のブログ
19日まで、関美穂子 つけ衿展開催中
<無事終了いたしました>

LINNET CO.,LTD.
〒604-8102
京都市中京区姉小路通富小路西入
菊屋町562 森口ビル1F
TEL 075-257-1128 FAX 075-257-1129

http://www.lin-net.com/linnet_garasje64.html製本 y のブログ
製本 y のブログ

関美穂子さんは自由の森学園高等学校12期生。

DMから
レトロで少女っぽい型染めで人気の型染め作家、関美穂子さんの「染めおろし」つけ衿の展覧会です。
その他、オリジナルの柄のリネン布で仕立てたワンピースやスカートも。



関美穂子さんのブログから
http://sekimihoko.exblog.jp/18359550
関典子 國井ゆかり 製本工芸展

<<終了いたしました>>

9月29日まで 11:00から20:00 
(最終日 17:00まで)

ルリユール工房出身の二人による製本工芸展。
関典子、國井ゆかり 共に、池袋コミュニティカレッジ内の
ルリユール工房のエコルプログラム修了者。
(ルリユール工房のエコルプログラムは、2年間、多数の講座を受講して、
専門学校に匹敵する内容を学ぶもの、優秀な生徒でないと受講できません)

http://www.as-antiques-gallery.com/access/
製本 y のブログ-DM

後輩というには、当方の力量がない、新鋭作家の二人展
どうやって装飾したのか分からない本があった。
代官山駅近くのセブンイレブンの2階で、わかりやすい。
恵比寿駅からは、駅前の三井住友銀行向かいの、サンマルクとKFCの間の道を
道なりに5分強、やや上り坂を行けば、セブンイレブンに到着。

『東西における冊子と印刷術の発生』
講演:森縣(もり わたる)氏 (元宮内庁書陵部勤務)

<<終了いたしました>>

1993年から2002年まで開催された「書物史研究会」での連続講演の後も書物史研究を続けておられる森先生の最新の成果を発表していただきます。
参加希望の方はインターネットサイト「書物の歴史」を参考にしてください。
http://www.geocities.jp/shomotsushi/
書物(不特定の人に向けて書かれた、一続きの内容を持つものを言う)と文書(もんじょ:領収書綴りや、手紙、特定の相手に書かれている、一般に一部しか存在しない)を区別するのも特長の一つです。

東西を通底して、書物の発展を語れる方は、森縣氏以外にはいません。
私も1994年から参加、後半は世話人を務めてお手伝いいたしました。

参加費:500円(資料代として) 申し込みは event☆bookbinding.jp (岡本宛て)へ、9月23日(月)までにお願いします。(☆を@に変えてください)
申し込み多数の場合はお断りする場合もあります。

日時:2013年9月30日18時30分
場所:京橋区民館1号室 東京都中央区京橋2丁目6番7号
http://chuo7kuminkan.com/about/kyobashi.html
アクセス:東京メトロ銀座線京橋駅 6番出口 山形屋海苔店角入る徒歩2分 都営地下鉄浅草線宝町駅 A5・A6番出口 徒歩2分
これは、ロバーツとスキートによる「コデックスの誕生」の第10章の仮訳です。

 もちろん、確かではないが、もしパピルスのコデックスがパーチメントのノートブックの発展だとしたら、まずパーチメントのノートブック自体がどうやってできたかを考えねばならない。
 ここまで(本書)に、ノートブックはローマ起源と考える強力な理由がある事を見てきた。

 マルチアリスが触れているコデックス、知られている限り最初のパーチメントのコデックスはローマの物であり、またコデックス(codex)という言葉はラテン語であって、ギリシア語に同義語がないという事がローマ起源の有力な証拠となる。

 パーチメントのノートブックが文学のために使われた遺物は、東方のエジプトにしか見つからない。
 パピルスのコデックスの究極な起源と、キリスト教徒による採用は、ローマを見るしかない。
 これらはどのように起こったのだろうか。

 一般的な仮説のように、いくつかの福音書の中でマルコの福音書が最初に書かれたというのであれば、一つの説明が成り立つ。教会初期の経典外の伝説では、マルコは彼自身の見聞によって福音書を書いたか、あるいはペテロの残したものによって書くしかなかった。これはペテロの生前に説教を聞いていた人々の気持ちに合わせるためであり、ペテロの死の直後には、何らかの権威に頼るしかなかったのである。

 ペテロの説教を聞いた人々は、ユダヤ人であれ、他の国の人であれ、蝋板(ワックスタブレット)かパーチメントのノートブックに、勘定書や取り決めや取引の記録を書き、おそらく手紙にも使っていた。
 マルコにとっても、パーチメントのノートブックを使う事は自然だった。限られた読者が、同じ形で写しをとるためにも。しかし、古代社会においての「出版」という意味でも、これは出版どは言えないものである。

 マルコの原本あるいは初期の写本がコデックス(冊子)形式であった事は、福音書のテキスト自体からも、類推できる。
 古代から残っている福音書には、末尾が欠落している事が多く、これこそはコデックスの外側の葉が痛みやすいからである。一方、巻物の形式のものは最後の欄(コラム)は残っている。巻物の末尾は、巻いた形では通常、一番内側となって、保護されてきたからである。

(続く)(すみません、2018年1月現在、続きが書けていません)