2024年8月18日。
はいたい、こんばんはー
いつもありがとうございます
思い掛けず昨日一昨日が忙しくなりまして、すぐに続きが書けずすみませんでした
10年以上前の私とフウカさんの思い出話の続きです。
当時の私は41歳結婚5年目。
フウカさんは34歳で、お付き合いしている超年上男性の既婚者疑惑を否定できなくなってきて
「たまさんは旦那様のどこが良くて結婚したのですか?結婚の決め手は何だったのですか?結婚相手に必要なものってなんだと思いますか?」
と私に聞いてきた……という状況です。
とりあえず
前回の話はこちら→→→
お付き合いしている男性が浮気しているか既婚者かもしれない……そんな疑惑を持った時に
『結婚の決め手』『結婚相手に必要なもの』
を聞いてくるなんて、フウカさんはよっぽど結婚がしたいのだな……
相手に対してショックや怒りを感じるよりも結婚できないかもというショックの方が大きそうだな……と当時の私は感じました。
そして
「彼のことをどう思いますか?」
といったストレートな質問ではなく『結婚』に絡めた漠然とした質問をしてきたことに、なんとなく違和感というか不快感というか……
『素直じゃないな』
と思いました
なので質問に答える前につい
「それで、結局オーストラリアには誰と行ってたの?」
と聞き返しました。
するとフウカさんは「聞いていません」
私「なんで?」
フウカさん「そんなの聞けないですよ、話変えられたし『聞くなよオーラ』すごかったですもん」
私「そんなこと聞けないような人と結婚したかったの?」
私のこういうところ、本当にキツいな〜と思います
あとで考えたら、もっと言い方あったやろーと思うのですが、その時は問題解決や疑問解消に重点を置いてしまって、相手の心情まで配慮できないのですよ
案の定フウカさんはフリーズ
フウカさんはそういう直球なことを言われたくなくて質問をずらしてきたのにね。
そして今までは何のアドバイスもせず聞き役に徹していた私がこんなキツいこと言うなんて思ってなかったでしょうしね。
お察しします
でも私はこういう時に止まれずばーっと話してしまいます
「結婚相手に必要なものって人によって違うと思うからこれ!とは言えないけど……」
「世間では必要って言われる『お金』や『しっかり働いている』とか、私の夫には無かったし。でもそれは私にとってはそんなに問題ではなかったよ」
「ただ、結婚してから『ちゃんと話し合いができる』ってことが大事だってすごく思うよ」
「ケンカした時に話し合えなくても、少し時間を置いて落ち着いたらケンカの原因解明と解決策について話し合える相手なら、何かあっても乗り越えていけるなぁーと今実感してるよ」
と、フウカさんの質問に対して自分なりの考えを伝えてみました。
フウカさんは自分が期待していた答えとは違ったからか不満気でした
そして
「たまさんみたいに、気が強くて何でも言える人は良いですよね、私は言えないんですよ。相手が嫌がっていたら話し合いとか無理ですよ付き合っている相手が嫌がることってできなくないですか?」
と。
なんか論点ずれてない?
「いやー、単に相手が嫌がることじゃなくて、自分たちにとって大切なことで問題解決しなきゃいけないことなんだったら話し合わなきゃいけないんじゃない?」
と私が言うと
「こっちが間違ってるかもしれないじゃないですか?それなのに責めるようなこと言えないです」
とフウカさん。
なるほどなー
フウカさんは、相手から怒られたり相手に嫌われたりしたくなくて話し合いから逃げるのか。
こっちが間違ってたら気づいた時にごめんでいいじゃん。
でも間違ってるかどうかも話し合わなきゃわからんじゃん。
そんなことを考えていると
「でも確かに、話し合いをしてくれない相手とは結婚しない方が良いかもですね……」
とフウカさんがたぶん超年上男性を思い浮かべながら言いました。
そこでまた私のいらない一言。
「いや、相手のことだけじゃなくて、話し合う勇気を持てないフウカさんもまだ適齢期じゃないんじゃない?」
と言ってからちょっとしまったと気づいて
「まぁ相手が違えばもっと話し合えるかもだけどね!」
と言ってみましたが後の祭り
その後フウカさんが私に話しかけることはなくなりました
挨拶とかは普通にしてくれましたけど
私は決して既婚者としてマウント取るつもりも説教するつもりもなかったのですが、フウカさんにそう取られても仕方ないな……と思いました。
自分の中に
『自分の結婚は上手くいってる』
なんて思いが1ミリもないから謙遜不要という前提でフウカさんと話していたのですが、フウカさんからしたら
『ちょっと5年保ったからってエラそうに』
でしたよね、きっと
結局特にフォローもできないまましばらくしてフウカさんが地元に帰ってしまったので、超年上男性とどうなったのかもわからず。
2〜3年経ってから風の噂で超年上男性とは別の人と結婚したけどすぐに離婚した……という話を聞きました。
そして先日、久々にラインがきたのです。
グループラインではフウカさんの離婚や再婚の話はノータッチで、ただ他のメンバーに返信しあっているだけの関係でした。
そこからいきなり私個人にラインを送ってくるのはちょっと勇気が必要だったと思うのですが、ラインの中でフウカさんが
『昔たまさんが「結婚相手は話し合いができる人」って言ってたのを今すごく実感しています』
と書いてくれていて、今のフウカさんが幸せそうで本当に嬉しく思いました
その当時、私自身が夫とケンカしたら感情的になって話し合いができないことも多々あったのにエラそうにごめんね
でも今幸せそうで良かった!
私も自分が言ったことをちゃんと覚えておいて、今後の結婚生活も頑張るわ〜
なんてやり取りをしてフウカさんとのラインを終えました。
フウカさんからラインが来るまで自分の発言のことはちょっと忘れてしまっていましたが、結婚において『話し合いができる』って大事だという実感は年々増しています。
結婚は『話し合いができる人同士で』というのは必要最低絶対条件なのじゃないかなーなんて思う今日この頃です。