2020年8月3日。
大変遅ればせながら、『鬼滅の刃』のアニメを見て、そのままの勢いでコミックを20巻まで読みました~
ネタバレ的なことは書けませんが、本当におもしろかったです
まだ最後の最後は知らないのですが
面白い漫画って悪役が魅力的ってよく言われますが、『鬼滅の刃』の場合も強い敵それぞれに興味深い過去があって、それについ感情移入してしまうこともあり、主人公サイドだけではない物語の深さが感じられますね
一昔前の人気漫画は、情報量が多すぎるし話が間延びするし、途中ちょっと飽きちゃう…ってこともあったのですが、『鬼滅の刃』はサクサク話が進む。
ちょっと物足りないぐらいに
今の時代にとても合ってるなぁと思いました。
これからはメインの物語は最初のプロット通り終わらせて、人気が出たら外伝的な物語を加えていくほうが、ひとつひとつを集中して読めていいのかも~と思いました
というわけで私もサクッとY氏の話を終わらせなきゃ
昨日の続きです→→→
Y氏がダイエットのストレスでモラハラ行為がひどくなっていた頃、私は久しぶりにY氏と一緒のフライトとなってしまいました。
しかも悪い条件が重なっていました。
大型台風が九州・屋久島の上空にあり、多数のフライトがキャンセルになる中、中部国際空港までの臨時便が設定され、そのフライトに当日呼び出しアサインされたのです。
ちなみに、台風などのイレギュラーでオリジナルの乗務便がキャンセルになった時は、台風の規模や進行具合によって、オフになったりスタンバイ(在宅待機)になったりします。
スタンバイの場合、会社が必要となった時に出勤要請され、当日どの便にアサインされるかはわかりません。
その日スタンバイとなった私に会社から出勤指示があり、出社して初めて『Y氏と一緒のフライト』ということがわかりました。
すっごく嫌な予感がしました・・・
天気が悪くて、神経質なY氏が思い切りテンパリそう
オリジナルのフライトならそれなりの心構えができますが、当日の臨時便なのでキャプテンは出勤してから天候チェックをして航路などのプランを立てなければいけません。
大型の台風なので、沖縄はフライトできない天気ではないけど時折強風が吹くような状態、航路上も揺れが予想され、台風から離れている本州南部も台風から延びる前線の影響で気流が不安定になりそうでした。
その頃のY氏は、天気が悪い日のフライトでは最悪のケースばかりを想定してベルトサインをなかなかオフにせず、お客様からクレームがくるような対応をする上に、CAだけではなく航路を決めたディスパッチャーという地上職員や整備士にまでイライラと八つ当たりをするような状態で、CAの間では
ノミの心臓
器がお猪口
と言われていました
そんなY氏が台風を横切るフライトに当日呼び出されてアサインされ、同乗するCAが変に気を遣わないといけない私なんて、平常心でいられるわけがありません…
出社してキャプテンがY氏と知った私は
「体調が悪くなりました」
とでも言って他の人に代わってもらおうか…と一瞬思いましたが、他のCAも最近のY氏との同乗を嫌がっていましたし、何と言っても台風時の地上職員は刻々と変わる天候を見ながらフライトをキャンセルしたり臨時便を出したり、それに合わせて乗務員に連絡したり、食事やタクシーを手配したりホテルを準備したり…本当に大変なのです
そんな地上職員の手をこれ以上煩わせるわけにもいきません
私は覚悟を決めてフライトすることにしました。
当然といえば当然なのですが…
そしてやはりY氏はテンパリまくっていました。
乗務前の打ち合わせを事務所でするのですが、あいさつもなしでいきなり
「今日はベルトサインはオフにできません」
「ずっと揺れます」
「危険です」
と、目も合わせずまくしたてます。
・・・これからフライトするのに「危険」とか言うなよ。
後輩がビビってんじゃん。
機長なら危ないなりに言い方工夫しろよ
誰だよ、
こんな奴キャプテンにしたの・・・
責任者出てこい
次はもう少しサクッと話を進めます…すみません
たまひよこ