2020年7月8日。

昨日はアメブロのトピックスとやらに取り上げて頂いたようで、アクセス数が爆上がりしていてびっくりしました。

『いいね』してくださった方、フォローしてくださった方ありがとうございます照れ



私たまひよこはアラフィフのおばさんで、ネット・SNSのマナーなどに疎いので、何かしらご無礼がございましたら申し訳ございませんm(_ _)m


今後も変わらず1日1~2記事のペースで続けていこうと思っていますので、もしお時間がございましたらよろしくお願いいたします。




あ、このブログでは時々毒舌が入ります・・・

どうぞご容赦くださいあせる

また、ほとんどの話は20年以上前のことです。

現在の航空会社の状況とはかけ離れているかと思います。

その点もご理解くださいませ。




では、昨日の続きです。

昨日の記事はこちら→→→






みなさんは、コネ入社したことありますか?(←ないわっビックリマーク

ではコネ入社っぽい人、見かけたことはありますか?(←結構あるかも)



実際のところ、その人がコネ入社かどうかなんて上層部と人事担当者くらいしかわからないと思いますが(本人は知らない場合が多いんですよね)、私が教官という業務をしていた頃に「これはコネ入社だな・・・」と思われる訓練生がたま~にいらっしゃいました。



初めに言っておきますが、私はコネ入社が絶対ダメだとは思っていません。

会社にとって新規採用という業務はかなりリスキーです。

在職中いろんな社員を見ましたが、社員の質が業績に大きな影響を与えるんだ、ということを度々実感しました。



研修で「ただの人材ではなく人財になれ!人罪になるな!」みたいな訓辞を受けて、その当時は「うまいことゆうなぁ~ニヤリ」ってくらいの感想しかありませんでしたが(こらっ)、自分が後輩の指導育成をしなければならなくなった頃には本当に身に沁みました。

人罪っているんですよ・・・



なので企業ができるだけ良い人材を採用したいと考えると、素性がある程度わかるコネ入社にはメリットがあります。

その上、コネ入社を依頼してきた側から何らかの恩恵が受けられるなら(もちろん違法なものはダメですが)、ウインウインなんだと思います。


ですからコネ入社が一概にダメだとは思わないのですが・・・

それは入社してきた人にある程度の能力があった場合に限ります。

普通に採用試験を受けて、最終試験までは残るくらいの実力がないと、入社後に本人も周りも大変な思いをします。




実際私が訓練を担当した人は、英語が全くできなくて『Fire extinguisher』をずっと『ファイアエクチンガー』とか『Emergency exit』を『エマゲンシーエグット』とか・・・


アナウンスも方言バリバリでほとんど覚えられず、英語になると初っぱなの『Welcome aboard』から言えないので一度も最後まで通して練習できませんでした。

 

 

訓練初日からやばい雰囲気はあったので、訓練課の課長には何度も報告していたのですが、ある日の訓練生スピーチを聞きにきた部長が、その問題訓練生のスピーチを聞いたあと

「なんじゃあれは!?

と大層ご立腹になりまして。。。

 

 

でも「それはこっちのセリフだよ!入社させた奴、誰だよ!!」と教官たちで総ツッコミを入れました。(陰でねニヤ

部長、最終面接で見てるはずなのに、知らないってどういうこと??

 

 

 

一度入社した社員を辞めさせるのは本当に難しく、その訓練生は訓練期間が終わる時点で課題が全くクリアになっていないこと、ペーパーテストの再々テストでも及第点が取れなかったことなどを理由に、課長が退職勧告の面接をおこないました。

 

丁寧に状況を説明し、最後に「わかってもらええましたか?」と聞くと、その子がニッコリ笑顔で「はい」と答え、数秒後に

 

「で、明日は何時に出勤すればいいですか?ニコニコ

 

と聞いてきた時はまるでホラーだったと、課長は青ざめた顔で話していました・・・ゲッソリ

 

 

 

親や企業のお偉いさんなどは、自分の子や目をかけた若者に、良い企業に入らせてあげたいと思ってコネを使うのでしょうが、その子の力がその企業に見合ってないと結局長くは勤められません。

仕事をする上で一番大事なのは適材適所です。

入社した後のことまで考えてあげるのが、本当の愛情だと思います。

コネも使いようです。ほんとに。

 

 

 

さて、次は世にも恐ろしい女の世界について書こうかな(笑)

なんて、大した話はないのですがウインク




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たまひよこヒヨコ

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