母はこのブログの熱心な読者です。

11月13日付けの村上日記「はたを楽にする」を読んだ母からメールが来ました。

「いい話のブログだったね。」


翌日、母との電話でもブログの話題になりました。

「いい生徒と出会えてよかったね。」と母がうれしそうに言います。

「人に親切にしているのを見るとうれしいよね。いい気持ちになるよね。

お母さんも高校生が道で挨拶してくれたら元気が出るもん。」

母は私のブログを読んで、幸せな気持ちになり、

自分の周りにもあるうれしい出来事を思い返したようです。

「そうじゃね。本当にいい経験ができた。」と私。

すると母が「きっと頑張るあなたへのごほうびよ。」と言ってくれました。

思いもよらなかった母の言葉。

人との出会いをそんな風に考えたことはありませんでした。

母の一言で新しい視点を得ることができました。

新たなうれしさで胸が温かくなりました。


毎日、いろんな人と出会います。

私の研修を受講してくださる方、同じ地域に住んでいる方、子どもを通じてのママ友、塾の先生、

買い物にいった時の店員さんなどなど・・・・・・・・

ステキな人だなあ

私もこうなりたいなあ

この人といるとなんだかホッとするなあ

日常生活に彩を添えてくれるうれしい出会いの数々。

そんな出会いをただ「うれしかった。」で終わらせるのではなく、

じっくりと味わい、ブログに書く。

そしてそれを読んでくださった方がうれしい気持ちになる。

またそれを誰かに伝えて喜びがひろがっていく。

ブログにはそんな力もあるんだなあと気づくことができた母との電話でした。


地域のお祭りで焼き鳥を販売しました。
息子が所属しているスポーツ少年団が、毎年参加しています。
ママたちで出店しますが、当日は中学生ボランティアが4名お手伝いに来てくれました。
テントを張ったり、机や椅子を運んだり力仕事は本当に頼りになります。
焼き鳥の販売でも、注文を聞いて、商品を渡して、代金を受け取るといったお客様対応をお任せしました。
彼らは中学生ボランティアとして、様々な地域行事のお手伝いをしているので、慣れたものです。
注文はしっかりメモを取り、受け付け順に商品を準備し、手渡す時は「タレが3本、塩が3本ですね」と確認します。
それに何といっても計算が速い!!
ママたちが
「えっと~~、タレ8本で、塩6本合計14本で千円もらったからお釣りは、えっと~~いくらかいね~?」と考えている間に、もうお釣りを渡しています。
さすが中学生!
体力も計算力もかないません。
ですが、やはりまだまだ中学生。
お手伝いの途中で、自分が食べたい「焼きそば」をふらっと買いに行ったまま帰ってこなかったり、同級生が買いに来てくれたら話に夢中でお客様の事を忘れてしまいます。
そんな中で、最初から最後まで責任を持って働いてくれた生徒がいました。
おまけに彼は気が利くのです。
放送係がアナウンスで「焼き鳥百円で販売しています。」と言ったら、彼は
「『2本で百円です。』と言ってもらった方がいいですよね。」と言うのです。
1本百円だと思ってお金を渡してくれるお客様がいるので、そうした方がいいと思ったそうです。
幼稚園くらいの子供が、買ってもらった焼き鳥を自分で持ちたがりました。
彼はしゃがんで、顔を見て「熱いからね。」と言って渡します。
その子の母親が目を離した時に、焼き鳥を落としそうになりました。彼はすぐに手を差し伸べ、母親に声をかけて渡しました。
彼の目配り、心配りに感心しました。
彼の働きは見ていて気持ちのいいものでした。
中学生ボランティアのおかげで予定より早く焼き鳥を完売できました。
「はたらく」とは、「はたを楽にする」事なんだと改めて思いました。

主人の大好きな料理に「おおひら」というものがあります。
岩国地域の郷土料理らしいのですが、1口大に切ったゴボウ、人参、蓮根、鶏肉、厚揚げ、こんにゃくなどを醤油やみりんで味付けした汁物です。
私も、結婚して初めて食べて「おいしくってヘルシー」なこの料理が大好きになりました。
さっそく義母に作り方を教わりました。
でも「なんかちがう~?」
義母が作るのを見せてもらったり、同じ醤油を使ってみたりしましたが、やっぱり「なんかちがう~?」のです。
料理としては完成するのですが、何かが足りないのです。
義母が作ってくれるのとは、どこかがちがうのです。
しいて言えば、義母のは「深い」のです。
コクやうま味だけではなく味に「深み」があるのです。
何度挑戦してもその「深み」が出せないので、最近ではすっかり諦め、作っていません。

結婚して初めてのお正月に主人の実家に帰省しました。
いいお嫁さんとしてがんばりたい私は
「お料理手伝います!」
義母は
「じゃあ、このゴボウを切ってね。」
そこで私はゴボウではなく、手を切ってしまいました。
恥ずかしくって情けなくって…
義母はすぐにカットバンを出してくれ、
「包丁を研いだばかりだったから切れやすかったんじゃね。ごめんね。」と言ってくれました。
そして
「紀子さんは盛り付けが上手じゃから、こっちの盛り付けをやってくれる?」
盛り付けが終わったら
「やっぱり若い人はセンスがいいね~」
食べる時には
「お父さん、今日は紀子さんが盛り付けしてくれたんよ。上手じゃろ。私も助かったよ。」と言ってくれました。
義母の思いやりあふれる言葉に癒やされ、新しい家族に心から受け入れてもらえている事を実感できました。

きっとこんな義母が作るからこそ、味に「深み」があるのかもしれません。
私も息子にお嫁さんが来てくれたら、義母のようになりたいと思います。
今年の年末に帰省した時には、もう一度おふくろの味を教わってみよう。

高校生の息子の進学に関する個人面談があり、

通っている高校へ向かいました。


高校ともなると、担任の先生にお会いすることも少なく

貴重な時間です。


お世辞にも成績が良いといえない状態ではあるけれど

「やるときゃ、やる」と思っているので

先生からのどんな「きついお言葉」も受け入れるつもりで順番を待ちました。


いよいよ、面談室に入ると

笑顔で迎えてくださり

「彼はスポーツをしているので、部活を例にして受験のことを話したら

ちゃんと理解してくれました。

試合に勝つために、まず自分たちのチームの得意技・不得意技を分析し、

それを強化するために、どうするかを考え

練習し、当日の試合をシミュレーションする。という準備を今からするように言いました。

彼は、日頃の様子を見ていても、仲間を大切にし、また、静かな闘志を周りにふりまくリーダーシップをとるタイプなので、僕との約束は守ります。お母さんも応援してください。」

と言ってくださいました。


もう、何も言うことはありませんでした。


理解してくれる先生がいる。


きっと息子はこの先生との約束を守るだろうと「勘」が働き、安心して学校をでました。


やっと・・・・やっと。「見てくれる」先生と出会えた喜びで一杯になりました。


実は、次男は、小学校からなかなか、「見てくれる」先生と出会うことが出来ていませんでした。


たとえば、小学校3年生のとき。

スポーツ大好き。スポーツ少年団で野球も本気でやっているので、たいがいのスポーツはやりこなす子です。


体育のテーマが「ドッチボール」の時に、息子が家に帰って嬉しそうに

「今、体育はドッチボールなんだけど、俺は野球のとき、しょっちゅうボールを投げよるから、

おとなしくて、あんまりボールに触れん人達に、俺が取ったボールを全部渡して、投げさせたら

ぶち、喜んでくれたんよ。後で、ありがとうと言われたけぇ、嬉しかった」と言ったことがありました。


そして、その学期の通知票の「体育」は「3」でした。

他の勉強教科は「3」でも、体育だけは「5」が通常の息子なので

よほどのことがない限り先生に聞かない私も、ついつい、個人面談で

当時の担任の(50代女性)先生に「どうして体育は3ですか?」と聞きました。


「温品くんは、まじめにドッチボールをやりませんでした。

野球もやっていて、上手なはずなのに、周りのおとなしい子に投げさせてばかり。

そういうずるい所は、私は見逃さないです。お母さんからも注意をして欲しいです。」


そうですか・・・ずるいですか・・・

私は、この先生のもとでの体育は「3」で十分。と思って、そのまま帰りました。


中学3年の進路決定の3者面談の時は、担任(40代女性)から

「リーダーシップを発揮しないところは、一番問題です。高校に入ってもこのままでは

成績も伸びないでしょう。リーダーシップを身につけるようにお母さんからも言ってください。」

と言われました。

先生の言っている意味が良くわからなかったので、確認すると

「彼は、力がある。それなのに体育祭の時は委員長ではなく、副になると言い張り、楽をしようとしました。

また部活でも、キャプテンなどの要職をさけ、楽をすることばかりを考えています。

力があるからこそ、私はそれが納得できません。」

とおっしゃいました。


ただ、私は彼から聞いて知っていました。

「今回、体育祭のリーダーになりたいと言っている子は、強引な部分があり周りと衝突しそうだから

先生達の言うとおり、「なりたいというけど、辞めさせる」よりも、自分が、周りをおさめたら

なんとか、あいつも、成功すると思ったから「副」をする。」

「今年の下級生をまとめるのは、一番自分が適しているから、キャプテンとして全部をまとめるよりも

フリーの立場で、下級生たちを指導したほうが、今のキャプテンが楽になると思った」


そうですか・・・支える立場になることは「楽をする」ことですか・・・


沢山の生徒がいて、全員の様子を見るのは大変でしょう。

心のうちを知ることも無理かも知れません。


でも、それを「見きわめる」のは教師の仕事だと思います。


今回、初めて、「静かな闘志」という言葉で息子のリーダーシップの取り方を理解してくださる

先生に出逢い、心から嬉しかった。


リーダーシップというのが、全面に闘志がむき出しになる

わかりやすいものでしか「見られない」人に、

人の評価は難しいのではないか。


いろいろな指導者・担任の先生に逢うとそう思います。






先日終了した介護スタッフ養成講座での、ビジネスマナーの授業評価が届きました。
これは最後の授業が終わった後、受講者の皆さんがアンケート形式で授業を評価して下さり、集計結果をA4の用紙1枚にまとめたものです。

声が聞きとりやすいか?
教材(テキスト・プリント)は適切に使われたか?
授業の速さは適切か?
集中できる雰囲気だったか?
講師の熱意が感じられるか?
などなど…
さまざまな角度からの評価と率直な感想や要望が書いてあります。
結果を見る前は、ちょっぴりワクワク、かなりドキドキです。
緊張します。


評価の高い項目は
わかりやすさ
講師の熱意
声の聞きとりやすさ
でした。
ありがとうございます。
いつも私が一番力を入れていることは、「わかりやすい」ということです。
わかりにくい説明を長時間聞かなければならないのは苦痛ですから…

逆に評価の低い項目は
授業の速さ
でした。
感想にも、「生徒は社会人経験者が多いので、内容がもう少し上のレベルでもよかった」というのがありました。
ありがとうございます。
「わかりやすさ」を重視しすぎて、そういった要望に対する配慮に欠けていました。
今後、活かしていきます。

仕事の進め方の基本は
PLAN(計画)
↓
DO(実施)
↓
CHECK(検討)
↓
ACTION(対策)
皆様の授業評価のおかげで客観的に検討することができました。
ご協力ありがとうございました。