九州の企業からお声をかけていただき、総会の記念講演をさせていただきました。
新幹線と特急を乗り継ぎ、駅に着くと、若いスタッフの方がわざわざ迎えに来てくださり
会場へと向かいました。
総会ですから、社長挨拶・来賓挨拶・永年勤続表彰などなど数々の要素があり
それにも立ち会わせていただくことができました。
感動しました。
社長挨拶と言っても、社長さんが各支社のことを1つずつ具体的に褒めていかれるのです。
今期の収益・とか、来期に向けての叱咤激励ではなく、
「○○支社のみなさんは、○○リーダーがいるから大丈夫ですね。笑顔が良いもの。」
「○○支社には、全国で表彰された○○さんがいて、みんなが彼女に相談しているから安心ですよ。」
等など。
沢山ある支社について、時にジョークを取り入れながらの紹介・承認なので
会場は常に笑いの渦。
表彰の時も、役員の方がステージで楽しく受賞者にインタビューをして
緊張をほぐしておられました。
そして、その受賞者の方のコメントも、打ち合わせなしだというのに
沢山の感謝の言葉がちりばめられた、本音の喜びの声でした。
スタッフのモチベーションを上げて、それを維持していくことの難しさを
いろんな企業の管理職から聴くのですが
ここに答えがありました。
社長自ら社員の頑張りを認め、言葉にし、名前まで把握している。
役員があえてスタッフの要素のある役割をこなしていく。
それを実行している姿を見ると、
自ずと、「もっと頑張りたい」という気持ちが沸いてくるのだとわかりました。
私のお話しさせていただいた内容は
「おもてなし」についての、私のエピソードと言葉を選ぶときのポイントというものでした。
50分弱という持ち時間だったので、駆け足での話だったにもかかわらず
会場にいる300人の社員の方々が、時に泣きながら、大きな拍手をしながら聴いてくださいました。
最後には、なんと、お礼の花束までステージでいただき、
感激ひとしお。
全てが終わり、沢山の名産品のお土産をいただき、なんと電車で食べてくださいと
豪華お弁当まで持たせてくださいました。
駅まで迎えに来て下さった若い社員の方が、
また、駅まで車で送って下さったので、30分の道中たくさんのお話をすることができました。
「良い会社ですね・・・みなさんのやる気が伝わってきました。
また、私にも細やかな気配りもしてくださって嬉しいです。」
というと、
「はい。入ったばかりなのでわからないことが多いんですけど
できなくて情けない。と思わず、もっとがんばりたい。と
思うんです。先生へのお土産も、自然にみんなから
「遠くから来られるんだから、あれもいるよね。これも渡したいよね」と話が出ただけです。」
と、満面の笑顔で答えてくださいました。
できなくて情けない。ではなく
もっと頑張りたい。
と、新人が思うには、
既存社員の努力と役員の信念が相当必要なはずです。
それを実践できている会社の底力を感じました。
幸せな気持ちのまま、特急に乗り、博多駅へ着くと、
今日はお日柄が良かったのでしょう。
駅のホームには、
お子さんの結婚式の後で、両親への花束を持っているご夫婦。
退職や転勤の送別会の後で、お疲れ様の花束を持っている方々。
沢山の意味合いのある花束を抱えた方々であふれていました。
その中の一人である私は、
素晴らしい会社のスタッフからのおもてなしの花束を
誇らしげに抱えて、新幹線を待つことができました。
