「鬼みち」さんぽと「かわら美術館」 | 神宮の杜から

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…だったのが、最近はほぼ育児日記。ぼちぼち更新。

天気がよくて暖かかった日、ふと高浜の鬼みちを歩きたくなって、息子を連れて2人で名鉄の「あかいでんしゃ」(笑)に乗って行ってきました。




高浜港駅で下車すると、「ニコニコ鬼広場」で巨大な鬼瓦がお出迎え。








猫ちゃんやら新幹線のモニュメントもありました。


持って行ったプラレールの新幹線と「いっしょ!」とはりきって乗るも、お手持ちの新幹線が裏だよ…;








信号を渡ると、鬼道のコースガイドの前に鬼のベンチがたくさんありました。


一個一個違った顔。









瓦の切り通しや、常滑のような土管坂を通って、住宅街の中をてろてろ歩いていくと、10分ほどでかわら美術館に到着。


エントランス前には瓦のポストや瓦の鯱(?)があります。

















「瓦文様とやきものの美」という企画展をやっていました。




事前リサーチ不足で、常設展は見ることができずちょっとへこむorz


どっちかというと常設展の方が見たかった;




大陸や半島の瓦や焼き物に始まり、日本の古代(白鳳ぐらいからだったかな)~近世に至るまでの瓦が展示されていました。




中は誰もいなかったのですが、子供が気になってゆっくりできずパパッと見ただけで終了~^^;


でも、今の私にはこれだけでも満足♪


美術館の前にある公園でお弁当を食べたあと、途中にあった和菓子屋さんでお土産を買ったり、塩前寺~蓮乗院を巡って、コースをショートカットして駅に着きました。




烏天狗の留蓋飾り(塩前寺)↓







竜宮城の世界みたいな飾り瓦たち(蓮乗院)↓






















三州瓦の生産地というだけあって、道の途中には鬼瓦工場や瓦製作所がたくさんありました。




お散歩日和で息子と2人楽しいときを過ごしました(坊は楽しくなかったかもしれんが〈笑〉)




…が、このあと悲惨なことに;




帰りの電車の中で、異様な疲労感に襲われ、「そんなに疲れるほど歩いたか?」と不思議だったのですが、時間が経つに連れて明らかにだるくなってきた!




やばい熱があるかも!と、何とかよろよろと帰宅。


体温を測ると38度くらいありました。




そういえば、朝から少し喉が痛くて、だんだん声が出にくくなっていたんですわ;




あまりにだるかったので、30分ぐらい横になって、少しはマシになった(気がした)ので、荷物や洗濯物の片付け、晩ご飯の準備などをして、もう今日は早めに子どもを寝かせて自分も寝よう!と決意。




旦那も今日は仕事が立て込んでて遅くなると言っていたので、そんなときに早く帰ってきてというのも悪いし、何とか自力で乗り切ろう!と、ご飯を食べさせ、お風呂に入れるまでの間休憩していると、突然手足と顔面が痺れてきた!




そのうちに手が硬直して動かなくなってしまい、呼吸もしんどくなってきたので、「意識があるうちに病院!」と、一瞬119番しようとしてすぐに思いなおし(野次馬とかきたらイヤだ〈笑〉)、とりあえず動かない手をどうにか駆使してタクシーを呼びました。


支度をしている間になんとか手は少しずつ復活して、タクシー到着の連絡があった直後、このタイミングで坊が下痢を発症!


マジか~!と必死にお尻をふいてパンツを換え、そういえば夜中に咳き込むことも多いしついでに診てもらおう!と坊の保険証も用意。




いつもの病院が夜間休診だったので、とりあえず思いついた別の総合病院へ。




私は咽頭炎、坊は胃腸炎という診断。インフルは2人とも陰性でした。


でも熱は39度ぐらいまで上がってましたorz


(痺れは予想通り水分不足、とのこと…でも食欲もないし喉が痛くて飲食が辛いし)




しかし、熱のある体で一人で子どもを連れて知らない(しかも薄暗い)病院をさすらうって、ほんと心細いし辛い;




薬を出してもらって、帰りはバスで帰宅。21時ごろで帰宅ラッシュなのか混んでいたのですが、親切なサラリーマンが席を譲ってくれたので有難く座らせてもらいました(あんなところで子ども抱っこして立っとれん)。




家にいるときも、病院でも、坊はわりとお利口におとなしくしててくれたので、今日は一日振り回してゴメンね、お利口しててくれたから助かったよ、と何度も謝りながら帰宅し、かなり眠そうだったので今さらお風呂に入れるのもかわいそうと思い、体を拭いてパジャマに着替えさせていると、またまた手が攣って硬直~!




そんなときにも坊は動き回るし、こっちは手が動かないわ声は出ないわ寒気はするわ頭痛はするわで、もうどうしようもなくてぼろぼろ泣きながら必死に着替えさせていると、ようやく旦那が帰ってきました。




最初は、駆け寄った坊に「ただいま~♪まだ起きとったか~」と、私など目に入っていない様子でしたがむかっ、泣きながら状況を説明すると驚いて(そうだわな、目の前で私の手が固まってるんだもん)、連絡しなかったことを怒り、あとは何もせんでいいから寝とれ、と言ってくれたので、ようやくちょっとは楽になりました。




翌日もまだ熱は下がりきっていなかったのですが、坊の夜中の咳がまた気になったのと、小児科は原則翌日受診といわれていたので、もういちど病院に連れて行き受診してきました。




昨日は夜間にありがちな若い研修医で、喉は赤くないし大丈夫と言っていたのに、ちゃんとした(?)小児科の先生にもう一度診てもらったところ「喉が赤くなってますね」って…orz




咳止めの粉薬と気管支拡張テープを出してもらってきました。




帰りに、スーパーと薬局(薬をもらいに)に寄ったため、普段なら余裕で徒歩圏内の距離も、微熱のある体には非常~に長い道のりに感じたのでした…




昨年末あたりから、いとも簡単に体調を崩すようになってしまい、健康にはとりわけ自信があったのにすっかり自信喪失してしまいましたorz


(旦那にも、もう年なんだから無理するなとか、栄養不足だとか散々言われましたが、その通りなので言い返せない)






それにしても、発症したのが帰り道で助かった;


行きの電車とかだったらもっと悲惨だったよ…少し迷ったけど、最後のコースをカットして正解だったわ!!


でも、鬼みち自体は、とても楽しいお散歩タイムでした♪