ひとつ目標達成できた! | ゆめのつづき@南由斗(南ゆと)

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元jw、母は現役

健康問題を抱えているので、
動けるうちにできるだけのことをしようと思って一日一日を大切に生きています。

自己満足の世界ですが、そんな日々の思いをここにつぶやかせて下さい。

実家の桜も満開になりました。




 ↓夜にも撮ってみました。


家のあかりがライトアップ

みたいになって、少し幻想的におねがい




父は、
多発性骨髄腫
腸閉塞
胸椎圧迫骨折
という三重苦を患っています。

 

昨年の父は、

自力で寝返りもできず、寝たきりで

褥瘡はできるし、

食事も喉を通らず薬も飲めず

一時期は看取りを覚悟しましたが、

 

今では歩行器を使って歩けるぐらい

ADLが回復しました。

 

 

医療麻薬のおかげだと思います。

 

 

あの時、

疼痛コントロールを優先

(=医療麻薬の選択)

したのが正解だったのか、

 

それとも

無理に生かして苦痛を長引かせて

しまったのだろうか

 

と思うこともあります。

 

 

 

以前にも書きましたが、

頸部の腫瘍が大きくなっていき、

癌の進行が速くなっているんだなぁと

複雑な気持ちになります。

 

ここ2週間で

3倍ぐらいに大きくなっていて、

このままだと

いつか顔より大きくなってしまう

のかという勢いです。

 

そのうち、

喉を圧迫して食べるのが辛くなるん

じゃないか、

声が出なくなるんじゃないか、

呼吸苦になるんじゃないか、

と、ハラハラしてしまいます。

 

 

 

私自身は、死は恐いと思ってないし、

生きることにもあまり執着していません。

 

 

少しでもラクに生きたいから

薬をもらいに病院には通いますが、

苦しみながら生きるのはホント勘弁

という考えです。

 

病院や施設で働いたことのある方だと、

少し分かってもらえるかもしれません。

 

だけど、

どんなに苦しくても、

呼吸器や胃瘻を使ってでも生きたい

っていう人もいると思います。

 

父は、

「もう十分生きたから」

と言う時もあるし、

抗がん治療を希望していた時も

ありました。

 

 

 

 

どちらにせよ、

答えの出ない問題をあれこれ

考えてても仕方ないですね。

 

 

 

昨年2023年の年末あたりは、

 

来年の春まで生きられているか分からないけど

近くの公園まで車椅子をおしながらでも

桜を見に連れてってあげられたら良いなぁ

 

と、漠然と思っていました。

 

両親ともそんな話をして、それを目標に

リハビリ頑張ろうということになりました。

 

 

でも、父本人が、

「もう歩けるようにはならないんじゃないかな」

と言っていたし、

私も難しいだろうなと思っていました。

 

 

が、目標達成したんです!

 

 

結構スパルタなリハビリで、

だんだんと起き上がれるようになり、

座れるようになり、

立てるようになり、

少し歩けるようになり…

 

 

 

   

 

 

 

父が、朝から薬も飲まずご飯も食べず、

ぐったりしながら寝込んでいた4月某日。

 

お昼過ぎになっても起きなかったので、

母と2人で昼食に出かけました。

 

 

自分も外出したいなと思ったのか、

 

15時くらいになって、

公園に桜を見に行こうって誘ったら、

行くと言いました。

 

公園の近くまで車で行き、

あとは歩行器で歩いてもらいました。

 

そう、

父をお花見に連れて行く

という私の目標は達成しました。

 

車椅子どころか、

歩行器を使って自分の足でお花見できた!

 

10分もいなかったけど、

何かこみあげるものがありました。




来年も来れると良いなおねがい