四柱推命では10種類の通変星があり、
その中でも月支元命を重視します。
月支元命とは、日干から生まれ月の地支を
みた時に当てはまる通変星です。
四柱推命を少しご存知の方は、
日干と月支元命だけは知っています！
という方もいらっしゃいますね。
ご自分の命式はこちらから
赤くなっているところが月支元命。
この命式は春生まれの癸みずのと（水の陰）。
月支元命は食神で、優しくておおらかな人。
どういう季節に生まれたかで同じ十干でも
変わってくるため、生まれ月は重要なんです。
命式の中に通変星は多くて7つありますが
月支を重視するのは生まれ月が及ぼす影響が
大きいから。
ここの月支元命に何があるかで、
その人の性格の主な特徴が
次のような感じになります。
比肩ひけん
自分の意見が生かされることが大事
１人時間は絶対に確保したい
「人は人、自分は自分」の個人主義
劫財ごうざい
対等であること、また和を重視する
誘導上手でもあり、自分の意見を
それとなくいつの間にか通す人
表に出さない秘密主義なところもある
食神しょくじん
自分が楽しめることが一番！
食べることが好き
追い込まれること、深刻なことは苦手
おおらかで細かいことは気にしない
傷官しょうかん
自分なりの判断基準がシビア
合わない人には手厳しい
こだわりの強さは人一倍、職人タイプ
偏財へんざい
金銭的な価値が見合うかを重視
損得勘定が十干の中で一番強いかも
人に合わせるのが得意
浅く広い人間関係が得意
正財せいざい
信用に値するかどうかを重視する
人間関係は自分が許した許容範囲
コツコツ物事を進めるのが得意
偏官へんかん(へんがん)
思い立ったら即行動
役に立てることに喜びを感じる
判断が早く、威圧的にみえることもあるが
さっぱりしている
正官せいかん
真面目で仕事人間な人が多い
きちんとしているので信頼される
責任感が強く、信用度はピカイチ
融通が利かないところもある
偏印へんいん
情報強者で新しいものに飛びつく
改革派ではあるけれど飽きっぽい面もある
物怖じはあまりしない
印綬いんじゅ
優しく穏やか
伝統や、昔ながらの古き良きものが好き
知的な人が多いが理屈っぽいところもあり
変化や改革には及び腰
注意してほしいこと。
これがすべてではないのです。
傾向としては強めに出ますが、
こういう面もあるのか〜、ぐらいに
あくまでも参考程度にね
通変星だけでは判断できませんし、
五行を見ないのはキケン
なのです。
たとえば通変星でみたら
変化や新しいことに対しての反応は
偏印へんいん（飛びつくタイプ）
→ワクワクする〜！
印綬いんじゅの人（物怖じするタイプ）
→ユウウツ〜…
って感じ。
（異動する時とか新しく進学する時とか）
ところが命式内に空亡、冲、合などがあると
その通変星の作用（意味）は弱くなることが
あります。
（偏印だけどそこまで飛びつかない人、とか）
だからあくまでも参考までに、です。
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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました
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