四柱推命での十干別の性格について、自分自身をあらわす日柱からざっくりとみています。

 

日干がわからない方は、命式を調べてご自分の日柱を確認してくださいね。
みていただくのは日柱天干部分(上側の漢字)です。

 

今回は、(つちのえ) の方です。

 

 

(つちのえ)というのは土の五行で、山に形容されます。

(つちのえ)の人は落ち着きがあり保守的で口が固いです。

その分頑固であったり、フットワークが軽くはありません。

 

 

  (つちのえ)の季節は??

 

(つちのえ)は木火土金水(もっかどごんすい)の陰陽五行説でいう土の陽で、季節は四季全ての最後の月になります。

2~4月(春)⇒4月の辰月

5~7月(夏)⇒7月の未月

8~10月(秋)⇒10月の戌月

11~1月(冬)⇒1月の丑月

土には特定の季節がないため、四季それぞれ最後の月が土用月となります。

 

季節がないと言いながらも、木火土金水(もっかどごんすい)の陰陽五行説において

「土は火から生まれる」ことになるため、夏が該当する季節の扱いになります。

 

夏(巳午未月)生まれor上記の土用月生まれの場合

 生まれ月の後押しを特に受けていて、強い人です。

  芯が通っていてご自分の意志や価値観をしっかりと持っています。

  夏は特に土が乾いて固くなりますので、頑固になっていないか、慢心していないかを省みることが大事ですね。

 

土用月以外の生まれで、命式内の地支に辰未戌丑がある場合

 一応季節の要素があり、「根(=芯)がある」ことになるので、芯がしっかりしていてご自分の意思・ブレない価値観を持っています。

 また、他にも土の地支がいくつかあると、かなり戊の要素が強くなってくるため、やはり省みることが重要。

  特に未と戌の場合は乾いて固くなりやすいので、頑固になっていないか?をよく考えてみてください。

 

どちらにもあてはまらない場合

・戊(つちのえ)に関しては、春生まれだと活動性、秋冬生まれだと停滞性が出ます。

 

他の干と比べて違うのは

山岳の山ですので「根(=芯)がない」場合でも周りに流されることは少ないと思われます。

ただ「押しに弱い」「自分の意見を言えない」という傾向はあります。

 

  命式内の他の五行にもよる

 

以上ざっくりとお伝えしましたが

命式の日柱以外にどの五行があるか・多いか等によって、日干に及ぼす影響もそれぞれ変わってきます(それを言ったら身も蓋もないのですがびっくり)

 

そのため、上記のことが全てあてはまるわけではありませんが、このような傾向が出やすいとされていますので、参考にしてください。

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます音符

 

 

・関連記事