四柱推命での十干別の性格について、自分自身をあらわす日干からざっくりとみています。
今回は、丁(ひのと) の方です。
丁(ひのと)は、月とか灯火ともしび(ロウソクの火)に形容されます。
月が太陽によって照らされるように、丁(ひのと) の人は自己主張をあまりせず、控えめです。
ロウソクの火のように静か落ち着きがあり、自分の事もあまり話さないため、ミステリアスな人に見られます。
また、丁(ひのと)の女性は美人が多いともいわれます。
丙(ひのえ)と同じく、火の五行があると技術に長けているといわれ、頭が良い人が多いのですが、丁(ひのと)の人は静かな佇まいの職人タイプとなります。
丁(ひのと)の季節は夏
丁(ひのと)は木火土金水(もっかどごんすい)の陰陽五行説でいう火の陰で、季節は夏です。
☆5月(巳)6月(午)7月(未)生まれの方
季節の後押しを特に受けていて、自身が強いです。
性格は、芯が通っていてご自分の意志や価値観をしっかりと持っています。そしてロウソクの火も燃え上がることがあるように、怒らせると怖い一面もあります。
☆夏以外の生まれで、命式内の地支に巳午未がある場合
一応夏の季節の要素はあり、「根(=芯)がある」ことになるので、芯がしっかりしていてご自分の意思・ブレない価値観を持っています。
☆夏以外の生まれで、命式内の地支に巳午未がない場合
・寅か戌が月柱にあれば、蔵干に 丙(ひのえ) が含まれるため、弱いけれど「季節の根(=芯)がある」といえます(年柱・時柱だとさらに弱くなります)。
・命式に土があり、月柱に土グループの辰(4月)・戌(10月)・丑(1月)がある場合、
四柱推命では火と土を同じグループとみることがあるので強いとみますが、どちらかといえば土の性格が出やすいタイプとなります。
☆どれもあてはまらない場合
天干部分に火【丙(ひのえ)または丁(ひのと)】があるかないかで変わります。
・丙(ひのえ)がある場合は、一見丙(ひのえ)のように見られやすくなります。
・火がなく、甲(きのえ)があれば、火を燃やす薪となってくれるので、目上の助けがあるとみます。
・日干以外に火や土がない場合は、丁(ひのと)としての性格は出にくくなります。
元々控えめなので、出にくいというよりは他の干の性格が出てくるといった感じになります。
丁(ひのと)の性格に当てはまらない場合はこの可能性もあります。
「根(=芯)がない」場合というのは、周りに流されやすく、意見がころころ変わることがあります(価値観がぶれやすい)。
命式内の他の五行にもよる
以上ざっくりとお伝えしましたが
命式の日柱以外にどの五行があるか・多いか等によって、日干に及ぼす影響もそれぞれ変わってきます(それを言ったら身も蓋もないのですが)
そのため、上記のことが全てあてはまるわけではありませんが、このような傾向が出やすいとされていますので、参考にしてください。
今回も読んでいただき、ありがとうございます❣️
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