その昔、「少年」という月刊誌を読んでいた。鉄人28号の正太郎(姓は金田)少年がリモコンを操り、活躍する。そうであっても、異議を唱えよう。いつ事件が起こるかわからないだろう。それならば、大人の警察官が常時控えておくというのが正しい対応になるはずだ。普段は敷島博士に教えてもらい、ロボットの整備をしながら技を磨くのが業務になる。正太郎少年は学校で学ぶことがたくさんあるはずなのだ。グリコのおまけのテーマにもなっていた。現在、メルカリ等で数千~1万円台の価格がついている。とっておけばよかった。

 

 もっと、遡れば、少年忍者フジ丸があり、赤胴鈴之助がある。チャンバラの時代でも、大人に勝てるわけはないだろう。少年ジェットやまぼろし探偵、少年探偵団も加えておこう。少年ジェットやまぼろし探偵は勉強をしなければならない。常時、事件に備えるわけにはいかないのだ。また、まぼろし探偵は原作のマンガでは2丁拳銃で悪に立ち向かっている。本来なら、訓練を積んだ警察官が対応すべき事柄である。上記は映画にもなっているが、白黒の画面だった。

 

 少年探偵団もメンバーは普段から観察眼を鍛えておくことが求められる。BDバッジをたくさんポケットに入れて、捕まった時には適当な間隔で落としておく。うまく逃げられれば、それを観ながら帰ることができる。まあ、普段は明智小五郎の補佐が仕事になるだろう。それならば、良しとしよう。

 

 読者に少年が多いのであれば、彼らに受け入れたれる話にするのはよく理解できる。だからと言って、現実から乖離しすぎれば、しらけることもあろう。

 幼いときにケニヤで父とはぐれたが、たくましく成長し、父を探す冒険の旅を続ける少年がワタルである。このストーリーは自然であり、興味深い。原始人の部族から「白い神」と崇められている美少女ケートがいる。これは読者が少年であれば嬉しいだろう。また、少年であれば、言葉の習得もそれほど困難ではなかったに違いない。大蛇のダーナが味方なのも心強い。後半でティラノザウルスが出てくるのはちょっとやりすぎだったかもしれない。上述のお話に比べれば、読者も感情移入が容易になる。大ヒットしたのもうなずける。