10月1日は「しょうゆの日」で新聞に公告が掲載された。毎年内容が異なるが、今年(2025年)はうどんつゆ関連だった。この日はキリがよいので、しょうゆ以外にも、「コーヒー」、「日本酒」「メガネ」「国際音楽」そして、「都民の日」でもある。都民の日は東京都の各種施設が無料になるので、筆者は井の頭公園を散策してきた。

 

 さて、日は進み10月18日になった。この日は「冷凍食品」の日である。アメリカにおいて、ジャム加工用のイチゴが日持ちのしないことが問題だった。1900年代、輸送に適す冷凍にしたのが始まりとされている。1930年(昭和5年)、日本でも冷凍食品が初めて市販された。戸畑冷蔵(現:日本水産)が発売した「イチゴシャーベー」(冷凍いちご)とされる。これはジャムへの加工を目的としたアメリカのものとは違い、イチゴそのものを味わうための商品だった。

 戦後、1964年(昭和39年)の東京オリンピックを機に、冷凍食品に適した解凍・調理法が研究され、外食産業分野で利用が始まった。1970年代以降、冷凍冷蔵庫や電子レンジが普及した。これに関連して、セントラルキッチン方式のファミリーレストランチェーンの拡大などにより、家庭用・業務用ともに冷凍食品は広く普及していった。

 1969 年(昭和44年)、日本冷凍食品協会は社団法人として設立し、冷凍食品の普及啓発、品質・技術の向上等冷凍食品産業の発展のために取り組んできた。協会設立から 50 年以上が経ち、冷凍食品の国内生産量は、設立時より13倍近い年間150万トンを超え、生産金額は35倍の8,000億円超となるなど、冷凍食品産業は大きく成長し、現在も伸び続けている。また、適切な処理を行った冷凍食品に「認定証」マークの添付を認めている。

 

 近年では冷凍技術が進歩しており、食品の品質を保ったまま急速冷凍することが可能になっている。具体的な方法として以下が挙げられる。

①     空気式凍結(エアブラスト方式):食品に冷風を当てて凍らせる。

②     液体式凍結(ブライン方式):低温の液体に食品を漬けて凍らせる。

③     接触式凍結(コンタクト方式):低温の冷凍板に食品を接触させて凍らせる。

④     液化ガス凍結方式:液体窒素や液化炭酸ガスを吹き付けて凍らせる。

 

 家庭における冷凍食品は以下のような利点が挙げられる。

①     時間がない時でも栄養バランスの取れた食事を手軽に準備することができる。

②     無駄なく食材を使い切ることも可能である。

③     通年、安定した価格で入手可能になる(大量に収穫できるときに冷凍)。

④     みずみずしさやシャキシャキ感を失わない野菜を入手できる(切断して湯通し)。

 

 冷凍食品は保存料が不要で、長期保存が可能である。スーパーでは商品ケースが広いスペースで設置されている。わが家でも、チャーハンやドリア、各種総菜(弁当にもそのまま使用)を揃えてある。どこの家庭でもなくてはならない存在になっているのではないだろうか。

 

*マツタケ

  この時期、恒例となっているのが、秋季に関する食べ物(サンマ、シャインマスカット、マツタケ、クリ、秋季ビール)

を摂ることである。このほど、アメ横でマツタケをゲット。残るはクリだけである。