私は宇宙人(エイリアン)諸星ヒカル。都下にある某大学で食品関連の講師をしながら、この惑星を調査している。現場に行くことが大事なので、スーパーでアルバイトを始めた。食品の値上がりが多いので、消費者は商品選択に慎重になっていることがよくわかる。片腕となるモノリスは私を時空に縛られることなく必要な環境に移動させてくれる。
ここでは食品に関するレポートを取り上げている。今回は基本五味のひとつである酸味がテーマである。基本的に、酸味はエネルギーの未熟果実や腐敗のシグナルである。味覚が生じるのは味蕾上の酸味受容体の中心をH+が通過することによる(上図)。
身体が疲れて疲労が溜まっていると、酸っぱい物を食べたくなる傾向がある。疲労には肉体的疲労・精神的疲労・精神的疲労の3つがあり、外的からのストレスを受けて活性酸素や乳酸が体の中に溜まることによって起こる。
具体的な食品として、レモンや梅干しを挙げることができる。レモンと梅干しには、共通してクエン酸といわれる酸味成分が含まれている。クエン酸は、疲労を回復させるだけでなく血液をサラサラにする効果もあり健康維持にも役立つ成分である。料理には冷し中華(上図)や酢豚、サンラータンメン、ピクルス、もずく酢などを挙げることができる。
ドレッシングの多くは酸味を持っている。サラダなどに使用すると味が引き締まり、食欲が向上する。洋風の他に和風や中華風も存在する。加えてある原料も多様であるが、私はゴマが入っているものが好きである。
*シンパロディ: スッパイダーマン
筆者はモノリスを使って、この世界と並行して存在するパラレルワールドに行くことができる。永井豪氏のけっこう仮面に登場する「七エロ仮面」は川内康範氏の「七色仮面」のパロディである。これらに沿った面白い例を紹介しよう。
鳥山明氏のDr.スランプに登場する「梅干食べてスッパマン」は弱すぎるさえない存在である。これに反して、スッパイダーマンはクモにかまれて誕生した正義のヒーローである。ただし、弱点が存在する。酸味に弱いのである。酸がかかると蜘蛛の糸は切れ、特に口内に入った場合、唇をすぼめて負けてしまうのである。この時は「酸っぱいダーマン」になって逃げだすのである。


